【法廷から】「触りたい気持ちが…」 女児にわいせつ行為のドラマー
髪を逆立て、まゆを細くそり、革のジャンパーを羽織っていたというロックミュージシャンの面影は、すっかり影を潜めていた。男性被告は、丸刈りに黒いスーツ姿で、力なくふらふらと入廷した。
東京都杉並区の路上で、通行中の女児=当時(9)=を車に連れ込み、服をまくし上げて写真撮影したなどとして、わいせつ目的略取などの罪に問われた人気ロックバンドのドラマー(29)の初公判が27日、東京地裁で開かれた。
テレビや新聞などで大きく報道されたことから、「傍聴席がすぐに満員になるのでは」という当初の予想は大きくはずれた。
約50人が座れる傍聴席は、やっと半分が埋まる程度。ファンとおぼしき姿は、ほとんど見受けられなかった。
一時はロックバンドのメンバーとしてメジャーデビューを果たし、コンサートの全国ツアーを組むほどの人気だったというのに、なんとも寂しい初公判だった。
検察側の冒頭陳述などによると、4歳と7カ月の2人の娘を持つ被告は昨年9月9日、東京都杉並区の路上で、通行中の女児の腕を取り、無理やり車に連れ込んだという。
被告は、女児の胸の写真を撮るだけでなく、陰部を指で触れるなどのわいせつ行為を行った。
この事件を受け、中学時代から約13年間にわたり、活動を続けてきたバンドは解散。
また、事件のことが自宅の近所にも広く知れ渡ったことから、実家がある愛知県に引っ越す羽目になったという。
情状証人として証言台に立ったのは、被告の妻だった。
今回の事件に大きな衝撃を受けたであろう妻は、感情を押し殺し、淡々と質問に答えていた。
弁護人「今回の事件について、どう思っていますか?」
妻「卑劣きわまりないと思います。人として、やってはいけないことです」
弁護人「今回の事件で、離婚を考えたことはありますか?」
妻「あります」
弁護人「なぜもう一度やり直そうとしたのですか?」
妻「次女がまだ幼いので。あと、上の子が父親になついているので。子供たちのためです」
弁護人「お父さんが家にいないことについて、子供たちには何と言ってあるのですか?」
妻「『ケンカをしたから、別々に暮らしている』と言ってあります」
子供の話が出ると、うつむいたまま妻の証言を聞いていた被告は、顔を紅潮させて、大粒の涙を流し始めた。
弁護人「今後、音楽活動は不可能だと思いますが…」
妻「名古屋で、ごく普通の生活をしてほしいです」
最後まで毅然(きぜん)と質問に答えていた妻に対し、被告の姿はあまりにも弱々しく、その声は消え入りそうであった。
弁護人「(幼い)女の子に触れてみたい性癖はいつから?」
被告「高校生くらいから…」
弁護人「結婚して、その性癖は抑えられた?」
被告「はい…」
弁護人「またその性癖が出てきたきっかけは?」
被告「去年1月に、携帯のロリータサイトを見て…。妻に隠れて、ベランダでたばこを吸うときに、毎日見るようになりました」
弁護人「サイトを見るうちに、どんな気持ちに?」
被告「同じことをしてみたい気持ちになりました…」
弁護人「なぜ、女の子に触ろうとしたの?」
被告「女の子に触れてみたいという気持ちを抑えきれなくて…」
弁護人「どれくらい女の子を探したんですか?」
被告「1時間です」
弁護人「探しているときの気持ちは?」
被告「葛藤(かっとう)しました…。こんなことしてはダメだという気持ちと、触れてみたい気持ちが…」
弁護人「女の子を見つけたときはどうでした?」
被告「『今しかない』と思いました」
弁護人「被害に遭っているときの女の子は、どんな顔してましたか?」
被告「すごく怖がってました」
弁護人「その後、普通に(出会い系サイト関連の)アルバイトに行ったんですよね? バイト中の気持ちはどうでした?」
被告「被害者にしたことを考えると、気が気じゃなかった…」
弁護人「『ばれたらどうしよう』って気持ちもあったのかな?」
被告「…。ありました」
弁護人「(撮った)写真はどこで見たの?」
被告「代々木駅のトイレで見て…、写真データが保存されていたSDカードは捨てました」
弁護人「その点、被害者は気にしているけど…」
被告「本当です! 妻と世間にばれるのが怖くなって捨てました…」
被告がSDカードをトイレに流して捨ててしまったため、撮った写真は残っていないという。
だが、被告の発言を裏付けるものは何もなく、被害者は常に写真が残っているのではないかという不安に悩まされることになった。
検察側は、懲役7年を求刑。
最終弁論で弁護人は、執行猶予付きの判決を求めたが、被告は「刑務所に行って、罪を償いたい」と、裁判長に向かって深々と頭を下げた。
すでに刑務所に行く心構えができているのだろうか。
もしそうであるとすれば、そうでもしないと、2人の娘に顔向けできないからだろう。
傍聴席の妻は、微動だにせず、じっと被告の姿を見つめていた。
東京都杉並区の路上で、通行中の女児=当時(9)=を車に連れ込み、写真撮影したなどとして、強制わいせつなどの罪に問われたロックバンド「JELLY→」(解散)のドラマー、清水康平被告(29)の判決公判が24日、東京地裁で開かれた。角田正紀裁判長は「白昼堂々、抵抗できない女児にわいせつ行為をし卑劣。口止めも狡猾(こうかつ)だ。被害者は相当深い傷を負った」とし、懲役2年8月(求刑懲役5年)を言い渡した。
清水被告は判決に先立って、被害者側と200万円で示談したため、同日の公判では弁論を再開した。検察側は求刑を懲役7年から変更していた。角田裁判長は「立ち直ってほしい量刑になっている」と説諭した。
性犯罪者の再犯率の高さは異常
やっぱりメーガン法くらいのことしないとダメだよ
そういう病気なんだからさ
>被告「葛藤(かっとう)しました…。こんなことしてはダメだという気持ちと、触れてみたい気持ちが…」
>弁護人「女の子を見つけたときはどうでした?」
>被告「『今しかない』と思いました」
結局自分で葛藤しててもストップできないんだから、実行しちゃうんだから
結婚してガキがいるのに、事後の事も考えずに自分の性的衝動を抑えられないんだから
髪を逆立て、まゆを細くそり、革のジャンパーを羽織っていたというロックミュージシャンの面影は、すっかり影を潜めていた。男性被告は、丸刈りに黒いスーツ姿で、力なくふらふらと入廷した。
東京都杉並区の路上で、通行中の女児=当時(9)=を車に連れ込み、服をまくし上げて写真撮影したなどとして、わいせつ目的略取などの罪に問われた人気ロックバンドのドラマー(29)の初公判が27日、東京地裁で開かれた。
テレビや新聞などで大きく報道されたことから、「傍聴席がすぐに満員になるのでは」という当初の予想は大きくはずれた。
約50人が座れる傍聴席は、やっと半分が埋まる程度。ファンとおぼしき姿は、ほとんど見受けられなかった。
一時はロックバンドのメンバーとしてメジャーデビューを果たし、コンサートの全国ツアーを組むほどの人気だったというのに、なんとも寂しい初公判だった。
検察側の冒頭陳述などによると、4歳と7カ月の2人の娘を持つ被告は昨年9月9日、東京都杉並区の路上で、通行中の女児の腕を取り、無理やり車に連れ込んだという。
被告は、女児の胸の写真を撮るだけでなく、陰部を指で触れるなどのわいせつ行為を行った。
この事件を受け、中学時代から約13年間にわたり、活動を続けてきたバンドは解散。
また、事件のことが自宅の近所にも広く知れ渡ったことから、実家がある愛知県に引っ越す羽目になったという。
情状証人として証言台に立ったのは、被告の妻だった。
今回の事件に大きな衝撃を受けたであろう妻は、感情を押し殺し、淡々と質問に答えていた。
弁護人「今回の事件について、どう思っていますか?」
妻「卑劣きわまりないと思います。人として、やってはいけないことです」
弁護人「今回の事件で、離婚を考えたことはありますか?」
妻「あります」
弁護人「なぜもう一度やり直そうとしたのですか?」
妻「次女がまだ幼いので。あと、上の子が父親になついているので。子供たちのためです」
弁護人「お父さんが家にいないことについて、子供たちには何と言ってあるのですか?」
妻「『ケンカをしたから、別々に暮らしている』と言ってあります」
子供の話が出ると、うつむいたまま妻の証言を聞いていた被告は、顔を紅潮させて、大粒の涙を流し始めた。
弁護人「今後、音楽活動は不可能だと思いますが…」
妻「名古屋で、ごく普通の生活をしてほしいです」
最後まで毅然(きぜん)と質問に答えていた妻に対し、被告の姿はあまりにも弱々しく、その声は消え入りそうであった。
弁護人「(幼い)女の子に触れてみたい性癖はいつから?」
被告「高校生くらいから…」
弁護人「結婚して、その性癖は抑えられた?」
被告「はい…」
弁護人「またその性癖が出てきたきっかけは?」
被告「去年1月に、携帯のロリータサイトを見て…。妻に隠れて、ベランダでたばこを吸うときに、毎日見るようになりました」
弁護人「サイトを見るうちに、どんな気持ちに?」
被告「同じことをしてみたい気持ちになりました…」
弁護人「なぜ、女の子に触ろうとしたの?」
被告「女の子に触れてみたいという気持ちを抑えきれなくて…」
弁護人「どれくらい女の子を探したんですか?」
被告「1時間です」
弁護人「探しているときの気持ちは?」
被告「葛藤(かっとう)しました…。こんなことしてはダメだという気持ちと、触れてみたい気持ちが…」
弁護人「女の子を見つけたときはどうでした?」
被告「『今しかない』と思いました」
弁護人「被害に遭っているときの女の子は、どんな顔してましたか?」
被告「すごく怖がってました」
弁護人「その後、普通に(出会い系サイト関連の)アルバイトに行ったんですよね? バイト中の気持ちはどうでした?」
被告「被害者にしたことを考えると、気が気じゃなかった…」
弁護人「『ばれたらどうしよう』って気持ちもあったのかな?」
被告「…。ありました」
弁護人「(撮った)写真はどこで見たの?」
被告「代々木駅のトイレで見て…、写真データが保存されていたSDカードは捨てました」
弁護人「その点、被害者は気にしているけど…」
被告「本当です! 妻と世間にばれるのが怖くなって捨てました…」
被告がSDカードをトイレに流して捨ててしまったため、撮った写真は残っていないという。
だが、被告の発言を裏付けるものは何もなく、被害者は常に写真が残っているのではないかという不安に悩まされることになった。
検察側は、懲役7年を求刑。
最終弁論で弁護人は、執行猶予付きの判決を求めたが、被告は「刑務所に行って、罪を償いたい」と、裁判長に向かって深々と頭を下げた。
すでに刑務所に行く心構えができているのだろうか。
もしそうであるとすれば、そうでもしないと、2人の娘に顔向けできないからだろう。
傍聴席の妻は、微動だにせず、じっと被告の姿を見つめていた。
東京都杉並区の路上で、通行中の女児=当時(9)=を車に連れ込み、写真撮影したなどとして、強制わいせつなどの罪に問われたロックバンド「JELLY→」(解散)のドラマー、清水康平被告(29)の判決公判が24日、東京地裁で開かれた。角田正紀裁判長は「白昼堂々、抵抗できない女児にわいせつ行為をし卑劣。口止めも狡猾(こうかつ)だ。被害者は相当深い傷を負った」とし、懲役2年8月(求刑懲役5年)を言い渡した。
清水被告は判決に先立って、被害者側と200万円で示談したため、同日の公判では弁論を再開した。検察側は求刑を懲役7年から変更していた。角田裁判長は「立ち直ってほしい量刑になっている」と説諭した。
性犯罪者の再犯率の高さは異常
やっぱりメーガン法くらいのことしないとダメだよ
そういう病気なんだからさ
>被告「葛藤(かっとう)しました…。こんなことしてはダメだという気持ちと、触れてみたい気持ちが…」
>弁護人「女の子を見つけたときはどうでした?」
>被告「『今しかない』と思いました」
結局自分で葛藤しててもストップできないんだから、実行しちゃうんだから
結婚してガキがいるのに、事後の事も考えずに自分の性的衝動を抑えられないんだから