街のアイビーリーガース(不良オヤジ編)

ただひたすら「アイビーとトラッドを愛す中年オヤジ」の忘れ去られようとしている、トラッド族に再び「光を照らすサイト」

「五月晴れ」の空のかなたに…

2005-05-29 23:13:11 | トラッド
「五月晴れの空のかなたに…」石津氏が笑って見てるような今日この頃のお天気、磐梯山はさぞやドライブやツーリングでいっぱいだったと思う。残念ながら、お出かけはなし「仕事じゃ~っ」てな訳でありまして、せめて「五月晴れの気分」だけでもと思い…、今日は「ケープコッド・スプリット」(ヴァンジャケットのキャンペーン、実際は新島で撮影された。だれも、VANの社員さんが行かないで、イメージだけでアメリカを描き、打ち上げたキャンペーン。66年頃かな、メンクラ当時の写真が、ひなびた飛行場で(新島)でマドラスジャケットやギンガムなど夏の素材の写真を撮っている。飛行機が全日空なのは、お愛嬌…。また、ポスターが麓山沖でクルーザーを撮影したがこのヨットのポスターがとてもいい雰囲気だしてました。)あはは~っ!

珍しい「JUN」のノベルティ

2005-05-26 23:14:08 | トラッド
VANとともに一時代を築いたブランドに「JUN」があります。JUNと聞いて、ピンとこないかも知れないが「JUNMEN」などのヨーロピアンモデルでいまも最前線でいる、あのJUNです。昔はヴァンとジュンともに、アイビーブランドの双璧でした。パンツのわたりの作りがとてもジャストフィットして大好きなメーカーでした。ボタンダウンや3つボタン段返りも作ってました。今ではとても考えられないことです。そんなJUNのノベルティをアップします(灰皿です)

アイビーは男ばかりでない

2005-05-26 01:58:59 | トラッド
約40年近くにもなるが、アイビーファッション(古いか?)が巷を闊歩していたとき、けなげにもアイビーファッションを私もしたい。そんな女性達の声に応えてくれたブランド「エフエル」があった。時代は3文字アパレルメーカーが林立していた時、VAN,JUN,TAC,VOX,ACEほか多彩なメーカーがあった。毎月の「メンクラ」のページを眺めていると、とても可愛らしい女性(愛くるしい)女の子がいた。名前を「恵 とも子さん」という丸顔なのだが、アイビーがとても似合っていて、あっしは、恋愛の対象となるに十分な存在だった。これ以降、メンクラを買う目的がなぜか、ファッションやお洒落から、脱線しだし、彼女を見ることが楽しみになった。「15の春」である。(笑)たかこ女史のレスを読みながら、なんとなくそんな事があったなあ、と思い出した次第。その後、しばらくして、メンクラの広告ページにでなくなったので、寂しい思いをしたものだ。VANは知ってても、なかなか「エフエル」を知っている方は少ないので、さらっと、子供のころの話を書いたのだ。あはは…。では…

石津謙介氏の功績は当時から文化活動へ力を注いでいた

2005-05-25 22:45:59 | トラッド
意外とトラッド大好き人間の方でも、石津氏を中心に、コマーシャルなしの雑誌を年4回発刊していたことは知られていない。70年代はじめの事だし、なんらCMもなかったこの雑誌「NOW」はファッションばかりでなく、当時の若いアーティストや作家を紙面に登場させて、彼らに語らせ、自由な雰囲気の中で作られていた。(写真のNOWはGlobal Eyeの特集があった)また、お酒やうんちく話、ジャズなど話題が掘り下げられて描かれている。昨晩は石津氏の訃報を聞き、思わず古い雑誌を取りだした。そういえば、VANの名前は1950年代の「カストリ雑誌VAN」から石津氏がとったとは有名な話ですね…。では…。

日本のアイビーリーガーの礎を築いた「石津謙介氏が死去」

2005-05-25 01:18:13 | トラッド
私の人生の師匠の石津謙介(いしず・けんすけ)氏が二十四日午前2時2分、肺炎のため東京都青梅市の病院で逝去いたしました。九十三歳。岡山市出身。連絡先は東京都港区南青山3の14の9、石津事務所。故人の遺志で献体し、葬儀・告別式は行わない。お別れの会を後日開く予定。
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このニュースはうかつではあったが、先ほど「橘 浩介氏」からの連絡でわかった次第です。
最近公の場にお姿をお見せくださらない事もあって、気にはしておりましたが。やはり、残念です。生前のご活躍は皆さんご承知の通り、「私は、この方が日本の戦後の文化・風俗に多大なる影響を与えた方と考えます。」男の美学や人としての生き方など、ファッションもそうですが、より以上に、「生き方」を学んだような気がします。
「素晴らしい、人生を送って下さってありがとうございました」 合掌…

壁紙写真は早速、「石津氏をモチーフして」作成しました。お元気なころのスナップです

VANjacketのノベルティはいつも興奮もの!

2005-05-24 17:58:20 | トラッド
VAN JACKETがノベルティ文化を日本に定着させた会社のことは、過去記事で書いたが、なぜいまだにこれらが「ヤフオク」などで取引されている事を考えて欲しい。「カッコイイ」「企業ポリシーが明確」簡単に言えばこれらが当時の若者の圧倒的な支持を得たにつきる。今いろんな企業がイベントやキャンペーンでノベルティを配るがなかなか取っておきたいものは、「今の時代でも少ない」さらに企業ポリシーが「戦略」なのか?それとも「経営者の洒落」なのか?きっと後者だと思うが、文化活動(99ホール)やスポーツ(VANgurde、カーレース)などに始まり、多くのアーティストのサポート活動をしていた。これって、日本のダサダサ企業のイメージからは(昭和40年代)考えられなかった。一アパレルメーカーがである。(誉め言葉)たえず「マジ」にやる。この本気度満点がさらに多くの共感を得た。ただ、そうなるとますます企業は巨大化し、硬直化していく。官僚的な社員が増え(事実、後期のVANの社員は東大出すらいた)最初、5~6人で始まったこの会社もやがては社員3000人を抱える巨大企業へなった、それもわずかな時間にである。こうなると、より、洋服一つにも「遊びの心は薄らぎ」「客のマインドは冷え」「経営に携わっていた多くの面々が去りだした」巨大・丸紅が入ってきたころには最大の売上を上げたが、内容は非常に危うい状況に追いやられた。「アパレルは大きくなってはだめ!」この言葉を言った方がいたが、いえてて妙です。なるべく、他人と同じ服は着たくない…。この気持ちはいつの世も同じ、結果は78年に終焉を迎える。だが、この後、「10年のスパンでトラッドブーム」はわき起こる。今もその最中なのか?きっと、多くのトラッドファンがいるのだから…。

憧れだった「アイビーリーガー」

2005-05-23 23:49:47 | トラッド
「アイビーリーガー」アメリカ東部の8校の大学、日本の旧制高校かはたまた帝大を彷彿させる(勝手な解釈、子供の頃はそんな感じの大学だろうと思っていた)。言葉の由来は「石津謙介巨匠」のサイトで詳しく理解できるのでそちらへ…。結構、つめてい、自分で調べるから覚えるのである。
 そんな大学をまとめて、壁紙にしたのが今回の作品。ヴァンジャケットの帯が入っているのは、敬意を表して…。著作権侵害じゃ…、など、「野暮なことは言わない」何故か?今のヴァンは官僚が経営しているような、味もそっけない会社。そんな感じがする、実に「無粋である」(期待しているだけに、残念!!。そう言えば、最近、「ギター侍」の悪舌がTVから聞かれない、ブームは終わったのか…?残念!(ひつこい)
写真サイズが間違ってました、改めてアップします。(size:1024×768pixcel)

初めて日本に格好いいノベルティ文化」を根付かせた最初の会社

2005-05-22 22:23:28 | トラッド
ヴァン・ジャケットは「初めて日本に格好いいノベルティ文化」を根付かせた最初の会社かもしれない、代表的なものに「カーペンターキット」があってアメリカの大工さんのアイテムを本場から取り寄せたものを格好いいブリキのケースに収めてあった。確か、ヴァンショップで当時2万円以上買い物すると、「応募ハガキ」がもらえたと記憶してます。もちろん、私も応募しましたが結果は「残念」はずれでした。なんといっても、3000個のプレゼントに47万通もの応募があった訳ですから、とてもとても。このアイテムは「VAN SHOP 多治見さんの橘氏」のお店で見ることができます。所有者はVAN goodsコレクターとして有名な「中村 誠氏」橘さんと中村さんはとても仲の良いお友達と伺っております。「VANに興味ある方」お近くのかたは是非行って見せてもらってください。但し、「小僧オコトワリのお店?」かも…(大丈夫ですよね、橘さん?)

1967年「リボンベルト」はおおいにメンクラ誌上を飾った

2005-05-22 11:07:49 | トラッド
60年代の「メンズクラブ」はまさに、ヴァンジャケットとの提携により記事や広告にVAN jacはあふれていた。まさに「アイビー黄金期」この時代に青春時代を過ごしたものは、「アイビー&トラッド」の洗礼を受け「完全にはまった」。そんな時代にマドラス(昔、日本に入ってきたときは布団のカバーに使われ、親には随分と笑われたが…)が入ってきた。多くの若者はこのマドラスチェックにアイビーを見たような気がする。その位、流行った、同時にリボンベルトが入ってきて、マドラスとリボン、コッパン(尾錠付き)、ローファーは切っても切れない関係になった。私のワードローブにも、マドラスチェックは多い。リボンベルトもその通り。
 写真は、当時の「メンクラのベルト特集記事」きんちゃんが、最近購入したデザインと似たものもある。コードバン、丸い輪っかでつながった変わり種。(勝吉くんが所有している)その他いろんなデザインがあった。