街のアイビーリーガース(不良オヤジ編)

ただひたすら「アイビーとトラッドを愛す中年オヤジ」の忘れ去られようとしている、トラッド族に再び「光を照らすサイト」

VANjacketのノベルティはいつも興奮もの!

2005-05-24 17:58:20 | トラッド
VAN JACKETがノベルティ文化を日本に定着させた会社のことは、過去記事で書いたが、なぜいまだにこれらが「ヤフオク」などで取引されている事を考えて欲しい。「カッコイイ」「企業ポリシーが明確」簡単に言えばこれらが当時の若者の圧倒的な支持を得たにつきる。今いろんな企業がイベントやキャンペーンでノベルティを配るがなかなか取っておきたいものは、「今の時代でも少ない」さらに企業ポリシーが「戦略」なのか?それとも「経営者の洒落」なのか?きっと後者だと思うが、文化活動(99ホール)やスポーツ(VANgurde、カーレース)などに始まり、多くのアーティストのサポート活動をしていた。これって、日本のダサダサ企業のイメージからは(昭和40年代)考えられなかった。一アパレルメーカーがである。(誉め言葉)たえず「マジ」にやる。この本気度満点がさらに多くの共感を得た。ただ、そうなるとますます企業は巨大化し、硬直化していく。官僚的な社員が増え(事実、後期のVANの社員は東大出すらいた)最初、5~6人で始まったこの会社もやがては社員3000人を抱える巨大企業へなった、それもわずかな時間にである。こうなると、より、洋服一つにも「遊びの心は薄らぎ」「客のマインドは冷え」「経営に携わっていた多くの面々が去りだした」巨大・丸紅が入ってきたころには最大の売上を上げたが、内容は非常に危うい状況に追いやられた。「アパレルは大きくなってはだめ!」この言葉を言った方がいたが、いえてて妙です。なるべく、他人と同じ服は着たくない…。この気持ちはいつの世も同じ、結果は78年に終焉を迎える。だが、この後、「10年のスパンでトラッドブーム」はわき起こる。今もその最中なのか?きっと、多くのトラッドファンがいるのだから…。