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フィリアホール オープン25周年 スペシャル・トーク&コンサート
「かくも愉しき『オペラ』なるもの」
2018年5月24日(木)14:00〜 フィリアホール 指定席 1階 1列 13番 6,000円
作 家:林 真理子 ■
ソプラノ:小林沙羅 ♥
テノール:ジョン・健・ヌッツォ ♠
ピアノ:河野紘子 ♦
ナビゲーター:浦久俊彦 ●
【構成】
第1部:トーク・ステージ ■●
「林 真理子が語る〜本とオペラのある人生」
第2部:コンサート・ステージ ♥♠♦
「林真理子がセレクトする〜オペラの名曲たち」
第3部:クロストーク・ステージ ■●♥♠♦
「オペラに生きる人たちとの対話」
第4部:プレゼント・ステージ ♥♠♦
「小林沙羅&ジョン・健・ヌッツォが作家に贈るプレゼント曲」
【曲目】
《第2部 コンサート・ステージ》
ビゼー:歌劇『カルメン』より「何を恐れることがありましょう」♥♦
ビゼー:歌劇『カルメン』より「花の歌」♠♦
マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より 間奏曲 ♦
プッチーニ:歌劇『ラ・ボエーム』より「冷たき手を」♠♦
プッチーニ:歌劇『ラ・ボエーム』より「私の名はミミ」♥♦
プッチーニ:歌劇『ラ・ボエーム』より「愛らしい乙女よ」♥♠♦
《第4部 プレゼント・ステージ》
プッチーニ:歌劇『ジャンに・スキッキ』より「私のお父さん」♥♦
プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」♠♦
《アンコール》
三枝成彰:歌劇『狂おしき真夏の一日』より「太郎とエミコの二重唱」♥♠♦
横浜市青葉区にあるフィリアホールの主催公演で、トーク&コンサートのシリーズ。今回は開館25周年を記念しての企画で、作家の林 真理子さんを招いて「かくも愉しき『オペラ』なるもの」というタイトルで開催された。林さんはオペラへの造詣も深く、昨年には三枝成彰さんの作曲による新作オペラ『狂おしき真夏の一日』の台本を手がけ、オペラ・デビューも果たしている。今日はその作品の上演に参加した、ソプラノの小林沙羅さんとテノールのジョン・健・ヌッツォさんがコンサートの部に登場するとのことで聞き逃せないと思い、平日の午後だったが無理をして参加することにした。ピアノはお馴染みの河野紘子さんである。
トーク&コンサートの構成は、前半が、ナビゲーターの浦久俊彦と林さんのお話に続いて、林さんが選んだオペラの名曲(う・・・あまりにも名曲過ぎる?)を沙羅さんとヌッツォさんが歌ってくれた。後半は、河野さんを含めて全員でのトーク・セッション、そしてまたまた名アリアを今度は林さんにプレゼントするというカタチで歌った。
アンコールは、林さんが台本を書いたオペラ『狂おしき真夏の一日』より「太郎とエミコの二重唱」。オペラで歌った当人達によるピアノ伴奏の二重唱は、まさに今日ここでしか聴くことのできない、たいへん貴重なものである。
前後してしまうが、沙羅さんのミミは初めて聴くものであった。『ラ・ボエーム』からは「ムゼッタのワルツ」は何度も聴いているが、ミミを聴いた記憶がない。あとでご本人に確認したところ、やはりミミはこれまで封印していたらしい。藝大の入試の課題曲だった時に歌って以来、ご自身の声質からも、あるいは歌唱力の面からもかなり難しい曲なのだそうだ。最近になって、やっと歌えるようになったと判断したようで、名アリア「私の名はミミ」を沙羅さんが歌うのを初めて聴いたという次第。もちろん、とても素敵な歌唱であり、これはやはりオペラの本舞台で、是非聴きたいものである。登場人物キャラクタとしては、間違いなくミミは沙羅さんに合っていると思う。
ヌッツォさんは、これまでオペラの舞台では何度も聴いていたが、リサイタル形式でしっくりと聴いたのは実は初めてなのであった。今さら改めて言うのもナンだが、ヌッツォさん、上手い! 甘〜い声質で語りかけるような調子から、声を張って「誰も寝てはならぬ」まで、何て素晴らしいことか。一瞬にして「場」を作りだしてしまう圧倒的な存在感は、見事としか言いようがなかった。
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「かくも愉しき『オペラ』なるもの」
2018年5月24日(木)14:00〜 フィリアホール 指定席 1階 1列 13番 6,000円
作 家:林 真理子 ■
ソプラノ:小林沙羅 ♥
テノール:ジョン・健・ヌッツォ ♠
ピアノ:河野紘子 ♦
ナビゲーター:浦久俊彦 ●
【構成】
第1部:トーク・ステージ ■●
「林 真理子が語る〜本とオペラのある人生」
第2部:コンサート・ステージ ♥♠♦
「林真理子がセレクトする〜オペラの名曲たち」
第3部:クロストーク・ステージ ■●♥♠♦
「オペラに生きる人たちとの対話」
第4部:プレゼント・ステージ ♥♠♦
「小林沙羅&ジョン・健・ヌッツォが作家に贈るプレゼント曲」
【曲目】
《第2部 コンサート・ステージ》
ビゼー:歌劇『カルメン』より「何を恐れることがありましょう」♥♦
ビゼー:歌劇『カルメン』より「花の歌」♠♦
マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より 間奏曲 ♦
プッチーニ:歌劇『ラ・ボエーム』より「冷たき手を」♠♦
プッチーニ:歌劇『ラ・ボエーム』より「私の名はミミ」♥♦
プッチーニ:歌劇『ラ・ボエーム』より「愛らしい乙女よ」♥♠♦
《第4部 プレゼント・ステージ》
プッチーニ:歌劇『ジャンに・スキッキ』より「私のお父さん」♥♦
プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」♠♦
《アンコール》
三枝成彰:歌劇『狂おしき真夏の一日』より「太郎とエミコの二重唱」♥♠♦
横浜市青葉区にあるフィリアホールの主催公演で、トーク&コンサートのシリーズ。今回は開館25周年を記念しての企画で、作家の林 真理子さんを招いて「かくも愉しき『オペラ』なるもの」というタイトルで開催された。林さんはオペラへの造詣も深く、昨年には三枝成彰さんの作曲による新作オペラ『狂おしき真夏の一日』の台本を手がけ、オペラ・デビューも果たしている。今日はその作品の上演に参加した、ソプラノの小林沙羅さんとテノールのジョン・健・ヌッツォさんがコンサートの部に登場するとのことで聞き逃せないと思い、平日の午後だったが無理をして参加することにした。ピアノはお馴染みの河野紘子さんである。
トーク&コンサートの構成は、前半が、ナビゲーターの浦久俊彦と林さんのお話に続いて、林さんが選んだオペラの名曲(う・・・あまりにも名曲過ぎる?)を沙羅さんとヌッツォさんが歌ってくれた。後半は、河野さんを含めて全員でのトーク・セッション、そしてまたまた名アリアを今度は林さんにプレゼントするというカタチで歌った。
アンコールは、林さんが台本を書いたオペラ『狂おしき真夏の一日』より「太郎とエミコの二重唱」。オペラで歌った当人達によるピアノ伴奏の二重唱は、まさに今日ここでしか聴くことのできない、たいへん貴重なものである。
前後してしまうが、沙羅さんのミミは初めて聴くものであった。『ラ・ボエーム』からは「ムゼッタのワルツ」は何度も聴いているが、ミミを聴いた記憶がない。あとでご本人に確認したところ、やはりミミはこれまで封印していたらしい。藝大の入試の課題曲だった時に歌って以来、ご自身の声質からも、あるいは歌唱力の面からもかなり難しい曲なのだそうだ。最近になって、やっと歌えるようになったと判断したようで、名アリア「私の名はミミ」を沙羅さんが歌うのを初めて聴いたという次第。もちろん、とても素敵な歌唱であり、これはやはりオペラの本舞台で、是非聴きたいものである。登場人物キャラクタとしては、間違いなくミミは沙羅さんに合っていると思う。
ヌッツォさんは、これまでオペラの舞台では何度も聴いていたが、リサイタル形式でしっくりと聴いたのは実は初めてなのであった。今さら改めて言うのもナンだが、ヌッツォさん、上手い! 甘〜い声質で語りかけるような調子から、声を張って「誰も寝てはならぬ」まで、何て素晴らしいことか。一瞬にして「場」を作りだしてしまう圧倒的な存在感は、見事としか言いようがなかった。
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