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2015年09月20日 12時16分36秒 | れっつDIY
 ここんとこ日記ばっかになってますね。
 まあ加筆修正してるぶんは先頭に来ないから仕方ないんですけど。

 なんかねー、近所のバイク用品店で今度スフィアのLEDヘッドライト電球の実演販売をやるそうです。
 ちょっと興味はあるんですが、どうしようかなーという気もしてます。  
 というのは、知人のヘッドライトにLEDの電球を組んだことがあるんですけど、どうも配光特性がおかしいんですよ。まあ実物を見れば一目瞭然なんですけど。
 これがその実物の写真です。
 上部にみっつのSMDが取りつけられており、下側にはなにもありません。
 これはH4という規格なんですけど、ハイビームとロービームをひとつの電球で賄う規格です。
 H4規格のヘッドライトのついた車やオートバイをご使用の方は、ぜひほかの車の後ろに止まったときのヘッドライトの光り方を確認してみてください。
 ロービームではリフレクターの上半分、ハイビームでは下半分が光るのがわかると思います。

 
 これはイメージとしてはこんな感じで、ヘッドライトの上側のリフレクターを通して斜め下に向かって光を反射させているのです。
 イメージ画がいつになく適当なのは、マウスで描いてるからです。


 対して、ハイビームの場合はこうです。
 H4の場合発光のためのフィラメントは二個あり、ロービームでは下に遮光版のある前側のフィラメントが、ハイビームでは後部のフィラメントが発光します。
 H4用のHIDでは複数の電極を設置することが出来ないため、ガラス管ごと前後に電磁石で摺動させることで切り替えを行っています。


 ハイビーム時の実際の光り方はこれに近いのですが、こういうふうに見えるのと見えないのがあります。おそらくリフレクターのカッティングが関係しているのでしょうね。


 ちなみに正面から写真を撮ると、ロービームはこうです。


 これがハイビーム。ほかの車の車体に映り込んだものを観察したほうがわかりやすいですね。


 対して、これが例のLEDのロービーム。


 これがハイビーム。写真で撮ってもわかりにくいんですけど、ほかの車の車体の反射を利用して観察すると一目瞭然で、ハイビーム側のリフレクターを使用していません。


 これはハイビーム時にみっつのSMDのうちひとつを発光させることでロービームの光を上乗せし、このイメージ図の様な配光の仕方をしているためです。
 このこともあり、このタイプのLEDでは旧来の保安基準においては光軸検査の合格は難しかったのではないかと思われます。
 9月1日からの新基準はわかりませんが。
 スフィアのLED電球は表裏それぞれに発光点があるため、まあ配光自体は通常のH4に準じたものになるのではないかと思われます。HIDは発生する熱でリフレクターが焼けるので、リフレクターが綺麗な今のうちにLEDにするのもいいかもしれません。

 なお、最近ではLEDヘッドライトが標準の車両も増えています。
 こういった車両に関しては車検適合に関してはなんの問題も無いのですが、事故とかのときの部品調達がとにかく高くつくという問題がありますね。
 こういった理由から、個人的にはヴァレンティなんかの車種専用LEDテールランプの使用は推奨していません。
 電球単位で交換するタイプは美観に劣る反面、事故での部品交換や乗り換えの際に電球だけ使い回せるからです。
 
 



 それにしてもアレですよ、どうしろっちゅうんじゃこんなもん……
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