勝浦から西へ走って、途中から細いトンネルをたくさんくぐります。
こんな穴の開いた岩がありました。尾名浦という場所です。

海中公園です。そばに海の博物館もありましたが、どちらも料金が高いので外から見ただけ。
これは無料資料館にある模型です。一度くらいは中を見たいです。
ルート地図
さらに西へ、房総ライナーが通った~。
行川アイランド駅に着きました。ここは昔臨時駅だったと思うのですが、今は無人駅でいつでもやっているのですね。


昔の改札口と行川アイランドの跡。廃墟です。
新しい駅名表示と対称的なアイランドの入り口。駅名は「元」とつけるべきでしょう。
かつてトンネルをくぐった向こうに動物がいました。
フラミンゴの行進とか孔雀が空を飛んでくるとかのアトラクションがありました。しっぽはぼろぼろでしたが。
園内のスタンプラリーを弟がやったのですが、時間切れだとかで賞品はもらえず、
子ども相手にサービス悪い、だからつぶれるんだとあとで思ったものです。
どこかぶった所のあるえらそうな雰囲気と、ずさんな管理が印象的でした。


うちの家族がみんなで行った、最後の旅行だったのです。
個人的なことですが、我が家の先行きを暗示していたような、
もしあの時行川アイランドではなく、鴨川シーワールドに行っていたら、
うちの運命も少しは変わっていたのではと思うと残念でたまりません。
小さなことではありますが。
限りない可能性に満ちた高校生だった私。
そんないろんなことを感じさせる、さびしい廃墟。
私はなかなか立ち去っていけませんでした。