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気まま夫婦ドライブ旅

山とドライブ好きな夫と、
無免許インドアな妻「私」の写真旅日記。
房総半島中心です。

ひとりごと

2010年02月24日 | 健康 通院



私が入院していた時に知り合った人が亡くなりました。

彼女と会ったのは、むくみ防止のためのマッサージの研修会で、私が声をかけたのがきっかけでした。

手術の前々日に彼女は私と同室になったので、年が近いこともあり、いろいろ世間話をしたり、

手術前の緊張をほぐすために声をかけあっていました。

彼女は有名な楽団の演奏者だそうで、私には同じ職業の友人がいて、何となく親近感を持ちました。

同じ日の手術で、話し相手がいることで、少しでも心強くなれたのです。

術後も、部屋が変わっても、廊下で立ち話したり、短い間の友達みたいな感じでした。

私は3週間で退院して、その後会うことはなく、それでも彼女のブログを見つけてからは、

どうしているか気になっていました。

去年の秋頃、彼女とメール交換して、私のことを思い出してもらえて、

また春になったら会おうねと約束したのです。

彼女は楽しみにしていますとメールに書いてくれました。

メールでしか事情を聞くことはできなくて、それでも体調が思わしくないらしいのがわかり、

もし会えたなら励まさなくてはと、季節が変わるのを待っていました。

だからこんなに早く、亡くなるとはまだ信じられず、何と言っていいのかわかりません。



医療が進んだとか何とか、世間ではがんについてたくさんの話題が毎日のようにメディアに出てきますが、

こんなに次々と亡くなる人がいて、まだすべての人が治る病気ではないという。

一体どこが最先端医療だ、ちっとも進んでない。外科手術、そして化学療法、そんなの気休めじゃないか。

私は怒りを感じます。何に怒りをぶつけていいのか。

今はわからない。

人生は一度きり、精一杯生きなくては。

子宮がんの予兆について

2009年06月19日 | 健康 通院



不正出血は20代からありました。

生理不順はもういつもでした。ショックなことが多い家庭環境で、

そのたびに不規則になりました。

うつでほとんど何も食べない時期が29才の時10ヶ月ばかりありました。

食べないと生理は来なくなります。


生理痛もすごかった。とくに30代から時々ものすごく痛いことがあり、あれも予兆だったのでしょう。

何度か血のかたまりみたいのが出て、もしかして、これはがんになるのかもと思ったことがあります。


決定的に変わったのが40才から。

生理が何ヶ月も来なくなって、そうかと思うと1週間ごとに来たり。

これが1年続いたので検査に行かなければと本気になったのです。

ある時は生理が終わったはずなのに、出血が突然ドバッとあって怖かったです。

子宮が大きいような、腫れてるような感覚もありました。

もう自分ではどうすることもできないところまで来たという感じ。



その頃煙草をやめた反動で食欲が旺盛になって、肥満気味でした。

煙草も肥満も子宮には良くなかったということでしょう。

おりものの匂いがきつくなったり、イライラしたり。

最初は早い更年期障害だと思ってたのです。



東京に住んでたのですが、区から健診の案内が来てました。それもきっかけ。

実家にいた時は何もない。東京に比べると住むには最悪の環境、待遇。

港で有名とかって行ってても外面がいいだけの田舎でした。


それと夫が健診に詳しい人で、検査に行けとしつこく言ってくれたのです。

婦人科なんて行くこともなかったのに。始めは歯科に行くより勇気が必要だった。

出血の恐怖に後押しされて、私にしてはよく行けたと思います。

子宮がん検査について

2009年06月07日 | 健康 通院



子宮がん検診で最初にやることは細胞診といって、

細い棒状のもので子宮の入り口の頸部をなでるようにして細胞を採ります。

全然痛くないけれど、初めてだったので膣を開くための器具が入ってちょっと怖かった。

しかしこれは子宮頸がんの検査であり、子宮体がんのことはわからないのです。

私の場合はこの検査で擬陽性でレベルⅢa、精密検査をすることになりました。

この時の先生は8割の人は何ともないから安心しなさいと言っていました。

普通の人はこの検査で何ともなければ、あとは定期的に検査を受けていれば大丈夫でしょう。



それにしても頸がんなんて見に覚えがないと、私は内心ずっと憤慨していました。

頸がんになるはずがない、子宮筋腫とか、もしかして体がんかも、その方が条件があっている。

近頃話題になってますが、頸がんはウイルスでなるもので、

体がんの方はあまり知られてないけれど、

子供を産んだことがない人、肥満している人、50~60代の閉経した人がなる率が高いのです。



精密検査をしてくれたのが大学の先生で、

組織診といってかんしか何かで、頸部のあちこちを少しずつはさみ採って調べる検査をしました。

中の状態を目で確認する診断では、見た目には何ともないようだと先生は言いましたが、

翌週結果を聞きにいくと、何だか怪しい雰囲気で、大学病院に来なさいというのです。


頸部は何ともないのに奥から何かが出てきている。ということは。

私は愕然として大学で体がんの検査を受けましたが、

これは子宮口から棒状の器具を子宮の中に入れて組織を採る大変痛い検査でした。

みんな終わるとふらふらになって出てきます。

事前に体がんの検査をするとは聞かされていなかったけれど、

ネットで調べて予習していたので、やはり、という感じでした。


私の場合この検査の結果を聞くまでひと月は間がありました。

MRIの予約がいっぱいでそれが終わるまで待っている状態だったのです。

体の断面を見ればすべてがはっきりする。

私は結果を聞きにいくまで、白黒は半々のつもりで、複雑な心境で毎日をやり過ごしていました。

子宮がんについて 後遺症

2009年05月16日 | 健康 通院


子宮体がん手術の後遺症には、排尿困難があります。

膀胱が麻痺してしまい、以前のように尿を出せないのです。

いきんで出すというよりは、脱力して出す感じです。

それを体感するまではずいぶん苦労しました。



術後数ヶ月は寝ている間に尿漏れがあって、ずいぶん落ち込んだのですが、

ようするにお腹を冷やさないことが一番みたいです。

膀胱があったかいと普通に調子良く過ごせます。



先日も旅行をして、大雨に降られた時、体が冷えて夜中に尿漏れが起きてしまいました。

その時は膀胱が硬直してて、トイレで出す時痛かったので、

やはりもう体を優先にしないとだめだなと思いました。

医者はもう何にも問題ないと言うだけなので、自分で体調管理するしかありません。



他には更年期障害があります。

普通はだんだんと閉経になるところがいきなり閉経してしまったので、

体調は術後から極端に変わりました。

ほてり、のぼせ、冷え、イライラ、高血圧、頭痛、他あらゆる部分が不安定です。

直後にくらべると、一年近くたった今は、だいぶ体が慣れたようです。

こういう状態は二年は続くということで、こればかりは誰でもあることだから、

慣れるまでの辛抱ということになります。



手術でリンパを取っているので、むくみの心配もあります。

リンパの流れをよくするためのマッサージをしばらくはしていました。

私の場合術後には足の表面にしびれがあったのですが、むくみはなかったです。

メジャーで太ももや足首のまわりをはかって、変化を調べることで、むくみを発見できます。


マッサージは手で皮膚を優しくなでるようにします。

脇から始めて、体の横にリンパ液が流れるようにマッサージしながら降りていき、

足の方も太ももは念入りに指先を回すようにやっていきます。


後遺症が出るたびに落ち込んでたら、もう気分がもたなくなるので、

気楽にのんびり過ごすようにしています。

それでも血圧が上がってイライラで爆発しそうな時もあって、気晴らしが大事だなと感じています。

子宮がんのこと

2009年03月19日 | 健康 通院


病院に通っています。心療内科と婦人科。

婦人科は大きな病院です。手術しました。


20代から生理以外の不正出血があり生理も不順でした。

ずっと気になっていたけれど、いろいろな事情で

検査に行く機会がなかったです。



子宮がん検診というものがありますが、

あれは子宮頸部だけを調べる検査です。

子宮頸がんは若い時から性行為を繰り返して

感染して悪化するものです。

私は若い頃男性とつきあったことがなく、

検査で擬陽性になった時不信感を持ちました。



そして精密検査の結果、

子宮体がんだとわかったのです。

体がんは子宮内膜の異常でできるもので、

先生は原因はわからないと言っていました。

私の知り合いはストレスだろうと指摘してくれました。

がんができるほどのストレスを受けていた。

そういう長い時代をくぐりぬけて今生きています。