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気まま夫婦ドライブ旅

山とドライブ好きな夫と、
無免許インドアな妻「私」の写真旅日記。
房総半島中心です。

静岡お茶と道の駅旅 3日目

2009年06月12日 | 静岡 道の駅旅
ざあざあゴロゴロのあげく、朝になって。

体調が良くなかったせいで落ち込んだ私は洗面するのもふらふら。




明るい時の牧之原SA。富士宮やきそばなんて目もくれずの夫です。

自炊での朝は納豆とみそ汁とご飯のことが多い。車中泊でね。みなさんはどうですか。

ほんとはここのトイレの前の天井にツバメの巣がたくさんあって、

燕尾服が飛び回っていたのです。元気なら絶対写真を撮っていたが…。


夫に励まされながら、隣りの吉田インターから外へ。確か250円ですんだと思います。

大井川に沿っていくと、蓬莱橋という木の橋があります。



長い橋だな~。ギネス記録で世界一長い木の橋で登録されてるとか。

ここを歩くのにはお金を払います。

正直高所恐怖の私は少し歩くとひとりではいられなくなりました。

夫につかまりながら真ん中まで来てひと休み。



夜はライトアップされるらしく、時代考証無視の発光器がおいてある。

大井川の流れもとてもきれい。


ここから少し走った所に島田宿の町並みが保存されています。



社会科では習ってても初めて見ると珍しいものです。

川会所とそばに芭蕉の句碑がありました。



蓮台と人足と。お金があればこれで渡してもらえたのね。そうでない人は肩車とか。




雰囲気のいい木立。





昨日通った新大井川橋。

国道1号で東へ向かい、宇津之谷峠に着きました。お天気もすっかり良くなって。

この道の駅の施設は3ヶ所に分かれてる。スタンプ帳には押す箇所が2つあって全国でも珍しい道の駅だそうです。



スタンプ押しただけで特に印象には残らなかった。



あっち押してUターンしてこっちでも押して。



わき道を進むと空があんなに晴れてきた。竹やぶがみんな金色になってきれい。

この地域は玉露の産地だそうです。



道の駅玉露の里に着きました。ここでお昼を食べることにしました。やっと外食だ。



夫はとろろそば。私はサラダそばです。緑だから茶そばなんでしょう。



名物玉露ソフトです。割と食べやすかった。




晴れた空にただ感動。今までの天気は何だったんだ。



こちらが前からの道の駅で、茶会が開かれる場所です。



庭園にはでっかい鯉がたくさん。怖い顔してるなあ。きれいな茶畑もありました。



安倍川を渡って、どんどん街中へ近づいていくと、



ここも社会科で習ったような。



登呂遺跡です。昔の人の家だ~。立派な家だよね。



どこかの中学生が原始の火起こしに挑戦していた。

海沿いに出ます。



遠くに御前崎が見える。行きたかった~。いちごラインを走っていきます。



こんなにいい天気になって。うれしいな。



三保に着きました。案内板の現在地は大抵指でこすれて見えなくなってる。




変わった松。根性で立ってるね。



これが羽衣の松だ~。初めて見た。上の方がくねっていて天女が降りてきそう。



青い空、青い海。石ころ浜で水がきれいです。



横たわった松。色っぽい?

このあとみやげ屋をひやかして、岬の突端へ。



灯台があったけど、登れなかった。



ここで富士山が見えそうなので待ってました。ついにここまで顔を出してくれた!

良かったね~。

さて夫が親分に挨拶に行くというので、



次郎長の生家にやってきたらもう閉まってました。

黒いスーツのお兄さんが真剣に写真を撮っていた。やはりその筋の人だろうか。

墓参りもと思ったら、そこも閉まってました。縁がないのね。



道の駅めざしてがんばるぞ。 雲もきれいな夕焼け。蒲原付近で虹が見えました。



由比のあたりで富士山がくっきり。わ~。




道の駅富士川楽座に到着。

高速の富士川SA上りとつながってる道の駅です。



拡大画像つき富士山です。クリックしてね。暗い方はガラス越しの写真。展望ラウンジから絶景が見られます。





ミニ富士山。おみやげをここでたくさん買いました。

ご飯を食べて、お風呂をさがして富士川を下ります。

そのあと道の駅富士に行ったらもうしまってた。夫はとにかく行ってみようというので。暗かったので写真撮らなかった。


富士インターから高速に入ります。

東名を走っていくと月の光に照らされた富士山が、暗闇の中にずっと見えていました。



足柄SAに着きました。ここで時間をつぶします。夜中の0時をまたぐと料金が安くなるからだそうです。

そして帰り道。がんがんに高速をぶっとばし、家に着いたのは夜中の2時でした。

無事に帰れただけで私は何も言うことはありません。

静岡お茶と道の駅旅 2日目

2009年06月01日 | 静岡 道の駅旅
翌朝の道の駅川根温泉で。ずっと

ざあざあしてます。




今日は休館日だよ。もう一泊できればよかったのになあ。

ここから予定が行き当たりばったりになっていきます。

少し走ったところに大井川鉄道の駅が。



川根温泉笹間渡駅です。花が咲いてていい雰囲気なのに、



じな、ぬくりって変わってる地名だな。  ちょうどいい具合に列車が到着、だけど写真に収めただけ。



大雨なだけに乗りたかった。



国道に沿って走っていくと、 さっきの列車と並走。追い越した~。



川向こうを走っていく列車。                       ねこみたいな鉄塔を発見。



道の駅フォーレなかかわねに着きました。

この写真のような茶畑は、今回の旅では、どこへ行っても見られました。

新緑がきれいだな。ここのお店で川根茶を買いました。


再び北へ北へ走ります。



大井川鉄道の終点、千頭駅のそばに、道の駅音戯の郷がありました。

物産店はやってましたが、オルゴールが聞ける施設はお休み。



エンストしたらボタンを押すと書いてあるふみきりでうろうろしてたら、トロッコ列車がやってきた。



赤くてかわいいね。

今後どうするのかなかなか決まらず、とりあえず駅構内を見学することにしました。




とまってる列車の中を撮影。                                  でっかいきのこが置いてあった。



わ~い、汽車が到着したよ。お客さんがたくさん降りていきました。



中は昭和初期の雰囲気。一駅だけでも乗ったらいいと夫が言っててくれたのにな。



煙がすごいけど、汽笛には哀愁があります。  信号もかわいい赤青めがね。



これは隣接するSL記念館の中にあったミニ汽車とプレートです。



お昼は食堂でエビピラフにしました。すごくおいしかった。



このあとどうするのか。夫としては車を置いていき、トロッコ列車で終点まで行って、またここまで戻ってくるつもりでいたのですが、

時間がかなりかかるし天気がそうとう悪いので、このまま帰ろうという気になってたようです。

そこを私は終点にある井川ダムというのを見たいと押しに押して、

ついに出発することにしました。



大井川鉄道井川線というのはトロッコ列車で、一部が日本で唯一のアプト式鉄道なのです。

私だって乗りたかったよ~。雨だし時間はないしでせめて車ででも見たい。

もう二度と来れないだろうし。

それから山の中へ進んでいきましたが、道は舗装しててきれいなので雨でも行ける感じでした。

つり橋のたくさんある地域なのですが、私は怖いのでお断り。晴れたら強引に渡らせられたかも。



ここがアプト区間です。すごい傾斜です。



この長島ダムができた時、かつての路線が水没することになって、

路線を変えたためにこの区間だけ標高差が激しくなってアプト式にしたんだそうです。


このあと絶景ポイントがありましたが、まずは前進。

接阻峡温泉というのを横目で見ながらぐんぐん登ると、急に道は林道になってしまい、

雨はざあざあしているし、舗装はしているものの、すでに落石があちこちに。

石がごろごろしていて、直撃してたらと思うと怖いのなんの。

それでも夫は車を進めてくれて、井川線の終点、井川駅の近くまで来ました。



これは引込み線ですが、駅の写真は撮れませんでした。

ここも道路の整備中で、時間によっては進入できなかったかも。


ちょっと進んだ所に井川ダムがありました。





井川湖。青い水が神秘的。                   ダムの内部は空洞になってる。すごいなあ。ここはダムの記念施設。



夫が何だか早く帰りたがり、名残惜しく引き替えすことにしたら、さっきの道は通れず、

湖面に沿って回り道。ほんとはここの奥に集落があったのですが、寄らずに帰ってしまった。

このダムも最奥ではなく、上流にもダムがたくさんあるらしい。行ってみたかったなあ。無理だけど。

さっきとは違う楽な道を通り、絶景ポイントに戻りました。



下に見えるのがトロッコ列車の奥大井湖上駅です。赤いのはレインボーブリッジというそうです。

なかなかきれいな緑と赤のコントラスト。



↑この写真をクリックすると、拡大画像が見られます。

雲が低く浮かんでいてきれいです。ずっとたたずんでいたら、オオルリの鳴き声が聞こえて感動。

無理して来てみて良かった。





長島ダムへ戻り、ダムサイトを見下ろす。             噴水がきれい。



どおどお音を立てながら放水している。雨量がすごいもんね。しぶき橋というのが水の上にある。通ると濡れるらしいです。



噴水に気をとられてるうちにトロッコが急坂を登ってきた。画面暗いな。



長島ダム駅。機関車二台に押されて、ここで切り離し、機関車は待機してました。



さあ帰ろうということになり、途中どこだかで、分岐のポールに激突しそうになった。私は吹っ飛ぶところでした。


何とか無事に千頭駅まで戻り、大井川を再び下って行きます。行きとは違う県道沿いをゆったり。

しかしずっと雨は降り続き、下流のダムの放水もすごい。


やっとやっと島田市内に着きました。



新大井川橋です。昔の鉄橋だ。

このあと買出しをして、金谷をまわって牧之原台地を進み日帰り湯へ。

その頃にはへとへと。

どこに泊まるか決めてない。夫は道の駅掛川に行くとは言ってたものの、

疲れきって近くのインターから高速に入ってしまった。



牧之原SA。ここが今晩のお宿になりました。

ご飯の準備も雨の中。ざあざあどころじゃなくて豪雨になってきた。

もうズボンが濡れて体が冷えてきた。

すごい雨だよ。夜中は。車の屋根にあたる雨の音がうるさいくらいでした。

静岡お茶と道の駅旅 1日目

2009年05月22日 | 静岡 道の駅旅
高速道路を突っ走るのがテーマの旅です。


千葉から首都高経由で静岡西部まで行きます。

高速が割引になったので可能な旅になりました。

前回は私が計画を立てましたが、今回は夫プレゼンツだ。


ところが夫が連休を取った日は、またになってしまいました

めげずに行くよ。

首都高は飛ばして、まずは東名から参ります。



東京料金所です。




海老名SA。ずっと雨なので、降りないで進みます。



ルートがふたつあるけど、どっちがいい?と夫が聞きますが、そんなのわかんない。どうして分かれてるのかな。




地図を見ると、上りと下りが交差している地域があります。山北のあたりから県境をぬけた所まで。



左の奥の方に上り車線が見える。下には御殿場線の谷峨駅があります。

          

ちと本題をはずれて、谷峨駅をお見せします。これは去年立ち寄った時の写真です。




高速が見えると思いますが、まさか私も上を通ることになるとは。うれしいな。

本題に戻ります。




交差地点。上りがまた右に移る。


足柄SAに到着。なつかしの場所です。小学校の時に林間学校でよく来たのです。






ご当地ばかうけがたくさん。わさび味を早速試したら、目が覚める辛さ。 ほうとう味は次回挑戦。




金時山の眺めが最高と書いてあるけど、見えない。





富士山だ~。今回の旅で初めて見えた。




高速はぐんぐん下り坂を走り、富士川が近づいてきました。



富士川SAです。富士山が見えないよ~。

ここで早くも安倍川もちをゲット。値段が300円もするブルーベリーメロンパンで腹ごしらえ。

この辺から私には初めて通る地域になるのでわくわく。



由比です。さった峠が見えます。昔の人はあそこを越えていったのね。

ここの展望パーキングで降りてみましたが、風と雨が強かったのですぐ退散。




日本坂トンネルだ。昔事故があったなあ。

ぐんぐん飛ばしてもずっと雨で、ワイパーの合間に写真を撮るのが大変!



そうこうするうちに掛川インターに着きました。ここも雨だ。

休憩しながらで4時間ぶっとばしてました。1750円です。




街を横切ると掛川城がありました。しかしもう5時なのです。

なので見物は車の中からだけ。


掛川バイパスをたどっていくと、




道の駅掛川がありました。5時過ぎなのでスタンプが押せないかもという所を、

夫がまだ行けるとの判断で立ち寄ったらやってました。

                                         この仙人は誰なのかな。




さらに進んで日坂インターから下に下りて右に進みます。



この階段をてくてく登っていくと、



夜泣石というまんまるい岩が祭られています。

本物が見れてうれしいな。松坂屋が奉納しているのはなぜか調べると面白いです。

伝説と、この岩が人々にどう扱われたのか、いろんなエピソードがあるようです。



このお店は江戸時代からやってて、子育飴というのが名物です。子育て飴ソフトって書いてある~。どんな味だろ。


ここらで暗くなってきました。


島田の街で買出しをするつもりだったのに、夫は川を渡ろうとしません。

夕ご飯どうするのよ~。

金谷のあたりから国道473号を北上。大井川鉄道の五和駅というのがありました。



大井川に沿って山に向かっていきます。




こんなにくねくねしてすごい川だ。

ところが道がだんだん険しくなって山の上を走っていて、対岸の道路は下の方にゆったり見えているのです。

国道の方が大変だとは~!

ぜんぜん寝てない夫の運転にはらはら。

お腹はすくし、なかば行き倒れになりかかり、途中の小さな店で買出ししようとしても、

その店は野菜がみんな腐ってて、ひいてしまった。

夫は温泉地でもスーパーがあると思ってて、世間知らずな感じなのです。





道の駅川根温泉が今夜の宿。

その手前のコンビニでやっと食料調達。

道の駅に着いた時には真っ暗になってました。

この道の駅にはお風呂があります。


まずお風呂でのんびり。しかし露天風呂でもまだ雨が降ってる。

ちっともやむ気配なしです。

ここで明日も泊まるはずだったのに、明日は休館日なのがわかった。

どうなるの私たち。



この夜はまたもや夫が飲んで寝てしまったので、ひとりさびしく外を見てました。

トイレのとなりに足湯もありましたが、私は衛生上入りません。

夜中起きてきた夫とトイレに行ったりして、うっすら見える山のシルエットに

少しほっとしたものでした。