気まま夫婦ドライブ旅

山とドライブ好きな夫と、
無免許インドアな妻「私」の写真旅日記。
房総半島中心です。

清里への旅 道の駅こぶちさわ

2009年08月29日 | 山梨 清里旅
翌朝もいい天気でした。




朝から暑い~。やはり真夏です。

とはいえ高原は涼しかった。ここはもうかなり標高が低い場所だからでしょう。


朝ごはんはパンとスープにしました。

今回の旅は、レトルト食にしようと夫がたくさん仕入れておいたのですが、

夫は朝からカレーを食べられる人なので、よくもたれないなあと思います。

親子丼、中華丼、麻婆丼、カレー、クリームシチュー。とりそろえ。


私もレトルト食べましたが、出来合いのものはすぐ飽きる味。

何を混ぜてあるかわかんないから体にはよくないですよね。


夫は登山の時は、山の頂上でもレトルトカレーをあっためて食べてたそうです。

食事に関しては手のかからない人なので助かります。

でもメタボになるからもうやめて欲しいけど。




食べたらスタンプ押しに開店した販売所に行ってみました。

おみやげたくさん売ってましたが、ここでは買わなかったです。


お腹の具合があまりよくなく、野菜の食べすぎ、特にレタスをたくさん食べたのが、影響したみたいです。


それにしてもうだるような気候なので、

このあとがどうなることか。

ちなみにここの道の駅にはお風呂も併設されていて、

ここで入ればよかったと反省点がまた増えました。



他の反省点は、長袖を持ってこなかったこと。日傘を持ってこなかったことです。

10分ばかり日なたにいただけで腕が真赤になるとは~。

山での紫外線に注意です。

親戚づきあいとお盆帰省の謎

2009年08月29日 | ひとりごと



ひと夏の喧騒も終わり、秋になっていく風の気配です。


夫は一人っ子で両親はすでに亡くなっているので、

私が結婚した時他に挨拶したのは夫の元同僚の方たちだけでした。


養子で親との年が離れていて、育ての母親は早く亡くなり、

父親が再婚して、継母とのつきあいの方が長かったようです。

どちらにしても血のつながりはないから、親戚とのつきあいもまったくない状態。

両親とも親戚と絶縁状態だったらしいので、天涯孤独というのが夫の口癖です。

ちょっとさびしい境遇のようでもありますが、本人はとても明るいです。

この年代になると親戚づきあいなんてしなくなるのが普通かもしれませんが…。



前の奥さんとの子供がいますが、今は会わないようにしているらしい。

だからひょっとしたら、孫が出来て将来会うこともあるかもしれず。

そしたら血のつながりのある子孫が出来ることになりますよね。


私の両親も何十年もの軋轢の結果、やっと今年離婚しました。でもまだ同居しているのです。

電話で話していて、あきれかえって血圧がすごく上がってしまいました。

もう実家のごたごたに巻き込まれるのはまっぴらです。

弟は病気だし、気の毒だと思いますが、あとは自分たちで解決して欲しいと願っています。



そういうわけで、ただただふたりだけの生活です。

お盆や年末年始はどこにも出ないようにしています。

人ごみが苦手なので閑散期になれば旅行に行きます。お墓参りも気が向いた時行きます。





お盆で日本中民族大移動することを、私は昔からおかしなことだと思っています。

昔父に話したらそういうもんなんだと怒られたりしました。

14日?だかには一斉に墓参りをしなきゃなんないから、どんなに交通ラッシュが起きようと仕方ないということです。

もっとも父の実家は近所だったんですけどね。

母の実家は遠いですが、今じゃ親戚みんなが年寄りになってしまったから、お盆に帰るなんてありません。


わざわざ混んでる時に出かけなくてもと思う私は現代っ子で、

冠婚葬祭とは無縁の場所にいます。

もちろん同じ考えの人が多いから、日をずらして行くという現象もあるようですね。

ほんとはいつ墓参りに行ったって構わないはずなんですけどね。

毎月でも毎週でも会いに行ったら、あの世の人たちは喜ぶでしょう。


企業が一斉に同じことしか出来ないから要領の悪いことになるんです。

こういう所、日本人らしいな、仕事中毒国民だもんなと思います。

いつからこういう因習が出来たのかは知りませんが…。


私はお盆帰省体験があまりないから、こんなのん気なことが言ってられるのかな。

一度混んでる時に乗り合わせたことがあります。

昔はずっと指定席でしたし、新幹線が出来てからだいぶ状況が変わったように思います。

あ、うちの母は東北出身です。


何にしても今年も夏は終わります。

楽しみはのんびり1人の夜

2009年08月26日 | ひとりごと



普段は平凡な暮らししています。

結婚前と結婚後の生活で変わった所はほとんどないです。

専業主婦という肩書きは変だと思いますが。

独身の時だって料理掃除洗濯してきたわけでしょ。

家事をしていますって言った方が感じはいいですよね。



夫がいる時は何かしら気を使うので、気を張ってますが、

1人でいる時はなるべくぼーっとするようにしています。

夫は落ち着いた雰囲気の人なので、一緒にいても疲れることはありません。

だけどお互いが黙っていたら暗くなってしまうかな~と、

若いもんの私が普段以上にがんばってる感じです。

それで1人の時は疲れが出てぼーっとするとかなり楽になります。

夫もお酒が入るとかなり明るくなるので楽しいのですが…。



家事をして、時間があれば本を読んだり、勉強なんかもしたり。

気が向けばピアノ弾いてみたり、のんびりが神経にいいのです。

私は寝つきが悪いので入眠剤を飲んでいますが、

夜が深まるにつれて、家の中も外も静かになってくる。

本当にいいことだなあと思います。そう思えば自然に眠くなれるのです。



風通しはいいし日当たりはいいし。夏も冬も過ごしやすい気候。

病気の者にとってはとてもいい環境です。

この年になるとのんびりがいかに体に大事かわかります。



今は熱帯魚を飼っているので、慰めになっています。

癇癪が起きそうになったり、さびしくなったりしていた私のために、

夫が水槽を揃えてくれたのです。

金魚しか飼ったことなかったので、熱帯魚は難しいよと嫌がっていた私も、

すっかり魚のお世話に慣れてきました。



こんな生活だけならすぐおばあちゃんになってしまうけど、

夫が次から次へと旅行の計画を立ててしまうので、

忙しくなってぼけていられません。

夫は私以上におっちょこちょいなので、私がしっかりしなきゃなあ~と気合いを入れます。

だからのんびりはひとりの夜だけの楽しみです。

清里への旅 清泉寮から甲斐大泉

2009年08月22日 | 山梨 清里旅
ふらふらに疲れましたが、そのまま清泉寮へ。




ここも初めて来ました。学校で行けなかった場所です。

雨ならバスで行くとかすれば良かったのに。教育ってのは変な頑固さがありますね。



ソフト食べながらながめてると、富士山が顔を出したのですが写真では見えません。

名物のソフトは量も多く牧場のミルクのこってり味でした。



こんなに晴れて~。きれいなすじ雲。



おみやげ屋にはこんなかわいいのも並んでました。



再び車に乗って、まきば公園という所を通りかかり、ここらで牛があちこちいてアルプスみたい。



八ヶ岳の山の一部が顔を出す。何山かな。



ぐんぐん下り坂を走り、甲斐大泉駅まで来ました。また小海線に会えた。

ここでパノラマの湯というお風呂に入りましたが、すごく混んでいて、居心地は良くなかった。

やっぱ8月は人が多くてだめですね。

何年かぶりに腕が日焼けして真っ赤でした。



ここでご飯を食べてから、暗闇を線路沿いに走り、私は疲れて目をまわし、

道の駅こぶちざわに到着。さすが高原の夜は涼しい。

それから夫のベッド作りと、ちょっと一杯ですったもんだ。

車中泊は大変というより、夫が密室でお酒ばかり飲むので勘弁して欲しいです。

世のおじさん方もみんな同じですか?

清里への旅 美しの森から羽衣池

2009年08月20日 | 山梨 清里旅
野辺山からなつかしい学校寮のそばを通り、

美しの森展望台に登ります。

これが小5の時雨で中止になったコースの一部です。今回はリベンジ旅。



山に慣れてない私にはとてもしんどかったですが、他の人たちもふうふう言ってました。




駐車場からすぐ、いきなり急な木道の段々を這い上がるのですが、

頭が痛くなってしまった。



ここが展望台。頂上だけ体験した登山みたいな感じ。ながめは最高です。



ここからさらに山道を歩いていきます。



歩きやすく傾斜がゆるやかな上り下りをしばらく歩きます。

木立の中はさわやか。これぞ高原の醍醐味ですね。



石畳があるので楽に行けましたが、



急な階段が目の前に~。

しかも前日までの雨でぬかるんで、階段ごとに水たまりになってて、

丸太にだけ足をかけていくので、大変。

傾斜もすごく急になってきたので、カメラを閉まって登ってました。

最後はコンクリの階段になってて、

やっと目的地の羽衣池に着きました。




池というより。水たまりですね。湿原になってるのかな。

他の年配のご夫婦も慣れた様子でくつろいでいました。



この道は八ヶ岳の頂上に続いています。

百名山めぐりをしていた夫も八ヶ岳は登ったことがないそうです。

危険な所には行かないんだとか。う~ん慎重派ね。


でも私からすると、登山自体無謀で自然破壊なものだと思うんですが、

近頃の高齢者はみんなわからん。ほんと危ないからやめて欲しい。



一息ついたらすぐ下山です。急な下りをおそるおそるたどっていき、

元の安全な道に戻りました。





こんなお花もいろいろありました。



美しの森展望台からの景色を堪能。



あれが何山だよとかいろいろ夫に教えてもらしいましたが、すぐ忘れてしまいます。

どの山にも登っているのでただ感心するばかりです。


右下に小さく白いのが見えてますが、さっき見た巨大パラボラです。




この九十九折りをよく登ってこれたなあ。


この店はいろんな試食があるので、おいしいのを一口ずつ楽しめました。

この時は昔行けなかった所に少しでも行けたのでうれしかったです。

手術1年で、体力のない私にしてはがんばれました。




ちなみに私は登山には向かない体質です。

もうちょい詳しく言うと、父は都会人の山男で、母は地方出身で階段と坂道がだめ。

だからよそのおばあちゃんが旅行して、元気そうにしてるのをみると、不思議な感じがします。

もちろん両親は一緒に山なんか行かなかった。


私と夫も全然趣味が違います。私がかなり無理してるのと、

夫も年齢的にもうすごい山には行かないつもりだというので、

何とかお互い合わせているのです。


その妥協点がこういう車旅なんですが、私は車中泊はほんと苦手です。

女にとって旅の楽しさは、きれいで広い宿に泊まることですよね。

できれば人の少ない大浴場で温泉につかりたい。日帰り湯じゃなくてね。

日帰り湯の脱衣所と洗い場の混雑が嫌で、こんなんならうちのお風呂の方がずっといいと、

思ってしまいます。男湯は混まないらしいですが…。

疲れを取るための旅ではなく、疲れるための旅がしたい、それが夫の理念なわけです。

山男にほれるなよとはよくぞ言ったものですね。

単に宿代を出したくないだけかもしれないですが。

清里への旅 野辺山電波天文台

2009年08月18日 | 山梨 清里旅
で野辺山駅まで戻っていきました。

駅の脇に野菜販売所があったので、レタスを100円で買いました。

この駅もきれいになったよね~。




それからほこりをけたてて、奥の方へ入っていくと、

大きなお椀がたくさん並んでいます。



右の写真の奥の白いのが最大級の電波望遠鏡です。



近づくとでっかい。50メートルはありましょうか。

作業中でお椀がゆっくり動いていたので、いろんな角度を撮れました。

画像をクリック。巨大画像あり。



宇宙の果てを見ているのかしら。



帰り道、遠くからも目立っていました。

清里への旅 小海線の車窓から

2009年08月17日 | 山梨 清里旅
小海線の後ろから。


県境までの林の中。

ご親切に車内アナウンスで、もうすぐ最高地点と言っている。


また来ました~。かつての国鉄今JRの最高地点。

昔は店も何もなくて記念碑だけが立ってました。

3年前夫と来た時は晩秋ですごく寒かったです。


八ヶ岳は雲の中だ~。

この道も暑い中延々歩かされた所。フィールドワークとか言って、寮まで森の中をくぐって探検したのです。



電波天文台だ。でっかいから車内からもよく見えます。




最も高い所にある野辺山駅です。



レタス畑と作業する人々。野辺山は何と言ってもレタスです。


高原風景をあとにして森の中を走り、信濃川上駅に到着。



大人の休日倶楽部のCMを撮った駅だそうです。来るまで知らなかった。

サユリストはみんな来たのかな。



ここで待っていると夫が車で到着。実にいいタイミングでした。

何より暑い~。



清里への旅 小海線清里駅

2009年08月16日 | 山梨 清里旅
次の日はとてもいい天気になりました。



日差しが熱いくらい。きっと日焼けするな。

ご飯してから、国道を登っていくと向こうの谷の上に道路が通っている。


いつの間に出来たんだろう。昔からあったのかな。


昨日入った天女の湯のある所です。 夜は霧がかかってました。




清里駅に着きました。 周辺は都会になってました。店はたくさんあるし、道路がきれい。

この駅舎は30年前来た時出来たばかりでした。


あの右のてっぺんが小4で登らされた飯盛山です。読みはめしもりやま。


ロータリーがあってこんなバスまでいる。調べたらピクニックバスといって、あちこち乗っていけるらしい。

私ら寮から駅まで何キロも歩かされたもんだけどね~。

林間学校って授業の一環だから、バスがあったって歩かされたろうけど。これはあくまで観光用だもんね。


私が駅の改札でしきりにいいなあとつぶやいてたら、夫が小海線に乗ってもいいって言ってくれた。やったね~。



ちょうどあと5分で下り線が来るところ。


ホームに入ったよ。年配の人が何人か待ってました。


上り線が来ました。例のハイブリッド車両はいないのかな。



列車が来た~。このあとたくさん人が降りてきた。満員なのがほとんど降りてきた状態。

みんな若い人でハイヒールで渋谷にデートみたいな勘違いなのばっかりだった。

なぜかトレッキングとか登山とかって年配の人ばかりなんだよね。

私らより下の人は山なんか登らない。鉄道マニアはいるけど。

私は登山もハイヒールでデートも好きではありません。じゃあ鉄子なのか~


これが降りてきた人たちです。私は車両の後ろに乗って撮影。

どっかに夫がいてビデオ撮ってるんだけど、この写真には見えないな。

清里への旅 道の駅南きよさと

2009年08月15日 | 山梨 清里旅
スーパーで買出しして、清里ラインをどんどん進むと標高もどんどん高くなります。

やっぱ高原だもんな~。

お風呂はどうするとか言ってる間に道の駅が近づいてきた。

途中にもたかねの湯ってのがあったんだけど、とまらず走っていきます。



この道は清里への一本道なんだけど、

私が林間学校で行ったのは30年前で、その後バブルでペンションブームとかで、

すっかり様変わりしてしまい、個人で行ってみる気はまったくなかったのです。

学校寮のまわりは原生林だったのに、今や別荘地なんかになって宿と店とで俗化して、

神聖な大自然の高原地帯はもうないも等しい。金持ちに荒らされたって感じです。



当時は大門川で飯盒炊さんもしました。そのずっと下流になんとダムが出来ていて、

その下に道の駅がありました。



信玄ソフトの発祥の地って書いてある。ほんとかな。

お風呂はさらにずっと登った所の天女の湯というのに入りました。

ほんとこんな山の中に銭湯があってプールまであって、

高原地帯を味わう雰囲気なんて、はっきり言ってもうどうでもいい時代になったんだなと、

寂しさばかりがあとに残りました。



夜遅い時間になっても家族連れが駐車場の近くをうろうろしてて、

落し物か泥棒かと思ったら虫を探してるらしいのです。

虫は山の中にいるもんだ。 感情的になるよ、人間ってのは。


その日別な場所でのことですが、夫の傘が盗まれました。

そしてそっくりなぼろ傘が置いてあり、取り替えて持っていったらしいのです。

子供に楽しい体験をさせに来て、何気なく悪いことをして、そんなので満足してるのか?

傘を買うお金もないのか~?あんな安物ビニール傘が欲しいのかね…。その時雨はやんでたんですが。

とまあ不愉快な思いをさせられました。


寝る前までも私たちはお互いのことで不機嫌でした。夫は前の晩興奮していて寝てなかったしね。



小雨になったり霧に包まれたり、山らしい夜になりました。

清里への旅 オオムラサキ

2009年08月14日 | 山梨 清里旅

清里ラインをはずれて、山を越えると中央線日野春駅があります。



駅のそばにチョウの形の屋根が見え、ここはオオムラサキセンターです。


図鑑でしか知らないオオムラサキが見られる!

わくわくです。

広い温室に雑木林が作られ、大きなチョウがひらひらしていました。

樹液に群がる虫たち。

カブトムシもいる~。







望遠レンズで離れた所から撮影。スズメバチもいて怖かった。

オオムラサキの羽の裏は白いんですね。



標本スペースにはモルフォチョウもあり、すばらしい青い輝きでした。


世界最大のトリバネアゲハです。こういうのが飛んでるのを見たいなあ。