先日、NHK鹿児島放送局のローカルニュース(情報WAVEかごしま)で、さつま町の虎居商店街で頑張る若者たちが紹介された。
妻の親戚が出ないかと思い、画面をずっと見つめていると、商店街のイベント企画会議の様子が映し出されたとき、メンバーの一人として出席していた。
せっかく親近感のある商店街が紹介されたので、私もお便りコーナーにメールを送ってみた(結構、この番組にはお便りを出している)。やはり心得たもので、特集コーナーの直後に私のメールが読まれた。
地方の(都会もそうかもしれないが)商店街は、あの手この手を尽くして、活性化に取り組んでいる。商店街を歩くと、イオンなどの大型ショッピングセンターとは違う雰囲気を味わえるものだ。商店主が魅力的だったり、商品の品揃えが良かったり、値段が安かったり....。
私が幼い頃は、加世田駅の近くに本町通りという商店街があり、日曜日にはそこを歩くのが楽しみだった。デパート、靴屋、スポーツ店、文具店、玩具店、家具屋、薬局、お菓子屋などなど、小さい店が軒を連ねていたし、結構賑わっていたものだ。
今では道路の拡幅により、店舗もきれいに建て直され、見違えるほどなのだが、その洗練された通りを歩く機会はほとんどない。スーパーや大型ショッピングセンターの便利さにすっかり慣れてしまったからなのだろうか。