人間の生命lifeは、単なる生物学的な生命ではなく、
経済的「豊かさ」を追求する「生活」であり、
文化的・道徳的・倫理的な「善さ」を求める「人生」であり、
また超越的・宗教的な「神秘」や「聖性」をあこがれる「いのち」です。
遺伝子やゲノムの法則に服しながらも、ひとりひとりは自由意志をもった個性的な人格存在です。
また個人でありながら、孤立しておらずに、真・善・美といった価値に開かれています。
つまり生命は閉じた自己完結的なシステムでははなく、
また単なる自己保存的なものではなく、
無限へのあこがれそのものなのです。
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