Tribe Color Time

花は色 人は心 音楽は香り

かわいい映画。

2007年01月15日 | Weblog

年末年始で映画を色々見たと前に書いたけど、
今日は昨日見た映画の事を書く。

今回は気分的に可愛らしい映画が見たくて、
3本の映画を選んだ。
「ウォレスとグルミット~野菜畑で大ピンチ」
「リロ・アンド・スティッチ」
「カーズ」の3本。

まず「ウォレスとグルミット」からレビュー。
ウォレスとグルミットって知ってる人は知ってると思うけど、
意外に知らない人も多いかもしれないので説明する。
このアニメはでクレイアニメ(粘度で作られたアニメ)で、
何年も手間をかけて作られてる世界的に人気のあるアニメ。
ウォレスというチーズ大好きの天才発明家と、
ウォレスと一緒に住んでいる頭のいい犬、グルミットの話。

今回の「ウォレスとグルミット~野菜畑で大ピンチ」は、
初の長編映画で5年半もかけて作られた作品。
他に4本の作品があるけどショートストーリー。
俺はウォレスとグルミットの作品は全部見てる。
という事でウォレスとグルミットがどういう者なのか知ってるけど、
今回の作品は前のを見てなくても楽しめる作品だ。
前のを見てればウォレスの作った発明が微妙に変わってるのが楽しめる。

内容は子供向きと言ってしまえばそれまでだけど、
大人でも十分に楽しめる作りだし、
出てくる登場人物等がとても可愛いからほのぼのできる。
笑いとほのぼのしたい人にはオススメの1作。

次は「リロ・アンド・スティッチ」
これはディズニーだし、有名で説明もいらないな。
周りの人からこの映画を見てないの?と言われた事があり、
面白いから見てみなよと言われたのを思い出して今回見てみた。
感想としてはディズニー初の悪役が主役という事で、
最初はどうなるかと思ったけどなかなか面白い。
スティッチも最初は可愛さなんてまったくないけど、
だんだん心を開いていく事で可愛く見えていくから、
ディズニーのスタッフはさすがだと思う。
個人的に人物の顔とかの絵が気に入らないけど、
スティッチの可愛さで途中からどうでもよくなった。
感動作とは言えないけど、狙いはそこらへんで作られてる感じ。
俺個人の見方だとスティッチの魅力満載の映画という感じ。
オススメとは言えないけどまぁ面白い。

最後は「カーズ」なんだけど、
これは公開当初もそんなに周りで見た人もいなく、
DVDが出てからも面白いというような話は聞いた事がなかった。
予告編とかを見てもまったくそそられる部分もなかったし、
見るのにちょっと抵抗がある作品だった。
でも、いつかどうせ見るんだから見てみるか!程度で今回見た。

ところがこの「カーズ」はかなり面白い!
まったく期待をしていなかったから面白いと思ったのかと思ったが、
それは違って、話がかなりしっかり作られている。
ルート66にあった町が、新しい高走道路が作られた為に人が来なくなり、
忘れられた町になり、地図上から消えた。
現実にあった事をもとに作られているし、
登場人物に人はいないが人間愛というか、暖かみが素晴らしい。
キャラクターも全部車という事で最初は微妙に感情移入しにくいが、
見ていくうちにそれぞれのキャラクターの個性にやられて、
車とかそういう事を忘れて大事な心の部分を見せてくれる。
本当に大事な物とはなんなのか、
忘れてはいけない物があるという事を教えてくれる作品。
これはかなりオススメだ!

それとDVDで借りるとショートストーリーも入っていて、
それもかなりよく出来ていて面白い。
ピクサーの作品にハズレはない!