NBAファイナルは第6戦ウォリアーズが前の試合で3勝目をあげ王手をかけて挑んだ試合。
キャバリアーズのホームでウォリアーズが105-97で勝利を収めてシリーズを4勝2敗で、
40年ぶり4度目の優勝を飾った。
ファイナルMVPには、ウォリアーズのアンドレ・イグドラが選ばれた。
シーズン通してウォーリアーズは素晴らしいチームだった。
カリー、トンプソンの3Pだけでなく、ファーストブレイクも早いオフェンスを意識して行うことで更にレベルアップ。
昨シーズンよりも一番よくなったのはディフェンス。
120点とっても100点以上とられるという試合が多かった昨シーズンだったが、
今シーズンはオフェンスが波に乗れなくてもディフェンスで挽回できていたのが大きい。
ファイナルでもウォーリアーズらしいオフェンスというのは何度も抑えられたが、
ディフェンスで試合を作り、我慢をして試合を決めることができた。
それとセカンドユニットになっても力が落ちないというのも大きい。
今回MVPをとったイグドラはファイナル途中からスタメンになったが、
エジーリ、バルボーサ、リー、リビングストン、バーンズと個々の能力はそれほどでもないが、
チームとしてまとまっていて強い。
特に怪我をしてシーズン途中から出場していなかったリーが戻ってきたのは大きかった。
個人的にMVPはカリーがとってほしかったが、ファイナルの勝敗を決めたのは確かにイグドラかもしれない。
イグドラはアイバーソンがいた時の76ers時代から見ているので考え深いものがある。
ジャーニーマンになって色んなチームを渡り歩いて、それぞれのチームで結果は出していたが、
今回のウォーリアーズが一番フィットしていたかもしれない。
カリーのファイナルMVPはまた次の機会かな。
キャバリアーズもよくやったけどアービング、ラブが怪我でいないという事で、
レブロンの負担が大きくプレータイムも長すぎた。
解説がBIG3の二人が怪我でいなくなって飛車角落ちになったと言っていた。
イメージも合うので上手い事を言うなって思ってた。
アービングが飛車でラブが角、もちろんレブロンが王だ。
王様だけでは勝てないが、よくここまで持ちこたえたと言いたい。
大きな思いを持ってクリーブランドに戻ってきた事を知っているだけに、
ウォーリアーズを応援していても、試合終了間際のレブロンの表情にはこっちも悲しくなった。
今シーズンは新しい力をもったチームがたくさん出てきて楽しいシーズンだった。
NBAはこれから更に激戦になるだろう。
いやー。本当に楽しいシーズンでした。
話は変わり昨日のサッカーW杯予選。ホームで相手はシンガポール。
0-0で引き分け。
あれだけ攻撃して決めれないのは酷いが運もなかった部分もある。
日本がダメなのは当然だけど90分間集中を切らさず守りきったシンガポールは凄かった。
強豪チームだって守りだけをひたすらやっているというのは精神的にキツイが、
シンガポールはそれをやりきった。
GKが当たってたというのも大きい。
日本はこれから更に調整だな。
ミスも多いが上手くできている部分もあるからこれからです。