トトヤンの家庭菜園

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ETV司馬遼太郎~教育勅語~

2023-09-15 22:11:42 | 学び






以上、近代国家と圧縮空気~教育勅語~
司馬遼太郎の語りがとにかく面白い。
再放送
1986年にこういう放送していたんですね。知りませんでした。当時、もっと真面目に
視ていたらよかったなと。

昨今の支持とか協力要請・対立の様相のベースになっているものは?
保守の概念自体がおおよそなもの、形骸化しているんでしょうね。
前回の総裁選の構図
一般の党員票での人気を集めた候補者なんか
選出されなくて、いまではよかったものをと
思うこともあります。

国民の喝采を
得て、国政を軍部に引きずられてしまったというのも
ポピュリズム、
統師権問題で、遡ること
朱子学批判。儒教批判。漢学批判
それにくらべ、日本帝国憲法と並んで国家に必用な
圧縮空気としての教育勅語のよって立つ文章の原点が
なぜに、日本文にしなかったのかの問い。
朱子学に淵源をもつ漢文にしたことが誤りの始まりだったとの
司馬先生の解釈。
昨今は、逆の意味で
そんな理念的なものでなくたって
似たような、
忌避されるような事態もありますね。
国民の喝采を
得ようとするだけの大衆迎合。
司馬遼太郎のもっと
福沢諭吉の様々な平易な指摘に
時の指導者層がもっと耳を傾けていたら
というお話。決して古びていない。今日的課題。
国民の名代。それが政府である。
天は人の上に人を作らずしか、知りませんでしたので、興味深かく視聴学ばせてもらいました。

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