ゴーイングメリー号

　コンバットタンクコレクションを買い続けるかどうか悩んでいると、いろいろな選択肢が頭に浮かんできます。そんな物に２０万払うなら、ガンダムのHGUCシリーズを制覇するとか、もう一度ドラゴンアーマー探してみるとか、田宮の１/４８MMシリーズを無塗装でどんどん作ってしまうとか…。音響機材に使えば欲しいスピーカーが２対向買えてしまうんですが、ホビー限定で考えていくと何だかワクワクしてきます(笑)



　そんな中、最近プラモデルを作ってないな～と思いました。最後に完成させることが出来た「チャレンジャー」がもう８年くらい前の話です。その間、無塗装でガンプラは作りましたけど、私的にはあれは立体パズルです。パーティーションラインの修正やパテ盛り面出しがないと作った気にはなりません。でもこれが足枷となってプラモから離れてしまってます。





　そう言えば先日、子供にせがまれて久々にプラモを作ったんです。子供が今はまっているアニメ「ワンピース」に出てくる海賊船「ゴーイングメリー号」。買う時には自分で作りなさいよ、なんて言って買っておきながら家に帰ってインスト（説明書）を見ているうちに、これは子供には難易度高いな～と感じ、私が作りました。



　なにせ子供が横で今か今かと完成を待ちわびているので、ゲート処理なんてやってはいられません。ばきばきとランナーからパーツをもぎ取り、どんどん組んでいきます。一部どうしても塗装しないと雰囲気を壊してしまう部分がありましたのでそこだけは２階の当分使ってなかった塗装ブースでばばっと缶スプレーしてきました。



　子供には手に負えないと感じた筆頭が細かいシール貼りです。塗装しなくてもシールを貼ることでかなり実際のカラーリングに近づき楽なんですけど、失敗すると予備はありません。鶴首ピンセットで慎重に貼っていきます。老眼の私には結構つらい作業です。



　完成！ゴーイングメリー号。




　以前買っていた食玩のサウザンドサニー号と並べてみます。縮尺が丁度いいかんじですね。でもゴーイングメリー号はプラモデルだけあって弱い部分がたくさんありますので、「ここに力を加えるなよ」と子供に注意を促しておきました。





　プラモってこのくらいの気軽さで作るのが一番楽しいかも。しなければならないことが増えすぎると意欲そのものが無くなりますね。