さて、ガンダム大好きなみなさん、今まで劇中のキャラクターの呼び方・呼ばれ方で疑問に思ったことはないでしょうか。ガンダム以前のアニメでは、主人公とその仲間たちはだいたい日本名がついていて、名字と名前からなっていました。例えばザンボット3の神勝平、ダイターン3の破嵐万丈、マジンガーZの兜甲児、宇宙戦艦ヤマトの古代進等。そして敵側はニックネーム的に、デスラー、アシュラなど名前のみでした。
しかし機動戦士ガンダムでは、アムロ・レイやシャア・アズナブルのように、ファーストネームとセカンドネーム、つまり名前と名字からなっています。これには当時とても感心したものです。ちょい役のコズンや、カツ・レツ・キッカにまでセカンドネームがありました。でもドレンやリード中尉には設定がありません。
そこで疑問!ホワイトベース艦長代行ブライト・ノア中尉のブライトはもちろん名前のほうです。本来ならアムロやフラウ・ボウのような小僧が「ブライトさん」なんて呼んでいいわけがありません。パオロ艦長だけは愛情込めて「ブライトくん」なんて呼ぶかも知れませんが、以後「逆襲のシャア」に至るまで“ノア艦長”と呼ぶ人は私の記憶では一人も出てこなかったような。みんなブライト・ノアが大好きで、あえて“ブライト”と呼びたいのか?
これと同じことはジオン側にも言えて、シャアのことを「アズナブル少佐」と呼ぶ人は皆無。シャアは優れた指揮官で部下から尊敬を集めていたと思うんですが、敵も味方も“シャア”のほうで呼びます。シャアに限らず、ドズルもキシリアもガルマも…まあこの辺は同じザビですから混同をさけるためあえて名前で呼んでいたのかも知れませんが、軍隊ですからね~、どんなものか。ほとんど唯一、セカンドネームで呼ばれていたのが“青い巨星”こと「ランバ・ラル大尉」。
ラル大尉だって、例に倣うなら“ランバ大尉”でなければおかしいところですが、内縁の妻、クラウレ・ハモンさんも“ハモン”のほうで呼ばれています(一時期、劇場版“哀戦士”のころ“ハモン・ラルと設定が変えられていたこともありました)。まるでお笑いコンビ“ナインティナイン”が「岡本さん」「矢部さん」と呼び合うようなコミカルさです。むしろ兵たちに砕けた感じで接するランバ・ラルのほうがよほどシャアより“ランバ”と呼びたくなりそうなものですけど…
もう一人連邦軍にあって、尊敬を込めてセカンドネームで呼ばれる人物がおります。“レビル閣下”ですね。レビルのフルネームは“ヨハン・イブラヒム・レビル”地球連邦軍最高司令官。軽々しく「ヨハン大将」なんて呼んではいけません。
名前の呼び方に関する製作側のコメントをまだ目にしたことはありませんが、おそらく当時の風潮と言いますか、アニメ的に覚えやすいほうの名で呼ぶとか、シナリオのほうが先行し、設定が後付になってしまったとか、まあそんなところでしょう。リアルアニメの代名詞のようなガンダムですけど、30年前に出発し、ここまで愛されてしまい、後から変えたくても変えようがなくなった部分の一つかと。
ここで設定が「アズナブル・シャア」とか「ノア・ブライト」に直せるものなら、と願うところです。名前が名字に、名字が名前になっても音の響き的におかしくはない。アメリカ人にもどっちがどっちか解らない名前って多いですよね。でも安彦作ジ・オリジンにまで受け継がれてしまったエラーですから、もうどうすることもできないでしょうな~。
というわけで、今日よりオバマ大統領を“バラク大統領”、鳩山首相を“由紀夫総理”と呼んで、既成事実を作っていきましょう!会社に行っても、上司を名前のほうで呼ぶのですよ、みなさん(笑)
しかし機動戦士ガンダムでは、アムロ・レイやシャア・アズナブルのように、ファーストネームとセカンドネーム、つまり名前と名字からなっています。これには当時とても感心したものです。ちょい役のコズンや、カツ・レツ・キッカにまでセカンドネームがありました。でもドレンやリード中尉には設定がありません。
そこで疑問!ホワイトベース艦長代行ブライト・ノア中尉のブライトはもちろん名前のほうです。本来ならアムロやフラウ・ボウのような小僧が「ブライトさん」なんて呼んでいいわけがありません。パオロ艦長だけは愛情込めて「ブライトくん」なんて呼ぶかも知れませんが、以後「逆襲のシャア」に至るまで“ノア艦長”と呼ぶ人は私の記憶では一人も出てこなかったような。みんなブライト・ノアが大好きで、あえて“ブライト”と呼びたいのか?
これと同じことはジオン側にも言えて、シャアのことを「アズナブル少佐」と呼ぶ人は皆無。シャアは優れた指揮官で部下から尊敬を集めていたと思うんですが、敵も味方も“シャア”のほうで呼びます。シャアに限らず、ドズルもキシリアもガルマも…まあこの辺は同じザビですから混同をさけるためあえて名前で呼んでいたのかも知れませんが、軍隊ですからね~、どんなものか。ほとんど唯一、セカンドネームで呼ばれていたのが“青い巨星”こと「ランバ・ラル大尉」。
ラル大尉だって、例に倣うなら“ランバ大尉”でなければおかしいところですが、内縁の妻、クラウレ・ハモンさんも“ハモン”のほうで呼ばれています(一時期、劇場版“哀戦士”のころ“ハモン・ラルと設定が変えられていたこともありました)。まるでお笑いコンビ“ナインティナイン”が「岡本さん」「矢部さん」と呼び合うようなコミカルさです。むしろ兵たちに砕けた感じで接するランバ・ラルのほうがよほどシャアより“ランバ”と呼びたくなりそうなものですけど…
もう一人連邦軍にあって、尊敬を込めてセカンドネームで呼ばれる人物がおります。“レビル閣下”ですね。レビルのフルネームは“ヨハン・イブラヒム・レビル”地球連邦軍最高司令官。軽々しく「ヨハン大将」なんて呼んではいけません。
名前の呼び方に関する製作側のコメントをまだ目にしたことはありませんが、おそらく当時の風潮と言いますか、アニメ的に覚えやすいほうの名で呼ぶとか、シナリオのほうが先行し、設定が後付になってしまったとか、まあそんなところでしょう。リアルアニメの代名詞のようなガンダムですけど、30年前に出発し、ここまで愛されてしまい、後から変えたくても変えようがなくなった部分の一つかと。
ここで設定が「アズナブル・シャア」とか「ノア・ブライト」に直せるものなら、と願うところです。名前が名字に、名字が名前になっても音の響き的におかしくはない。アメリカ人にもどっちがどっちか解らない名前って多いですよね。でも安彦作ジ・オリジンにまで受け継がれてしまったエラーですから、もうどうすることもできないでしょうな~。
というわけで、今日よりオバマ大統領を“バラク大統領”、鳩山首相を“由紀夫総理”と呼んで、既成事実を作っていきましょう!会社に行っても、上司を名前のほうで呼ぶのですよ、みなさん(笑)
ちなみに直属の部長は『英樹さん』って呼んでいます。これは、同じ姓が他に3人もいて、役職が付く前から『英樹さん』って呼んでたからです。
ちなみに私は『ま~べりっく大佐』と呼ばれてま~~~~せん。
働きが悪いから『ま~べりっく3曹』ぐらいかな。
ガンダムの登場人物の階級や年齢は、劇場版、ジ・オリジンでバラバラなのでよく分かりません。確かもとはブライト19歳、シャア21歳だったような…どちらも名前にくん付けして呼んでもいいくらいかな。