介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第2619号 古民家を活かす道

2009-03-25 04:52:50 | 鹿児島
知覧にあった民家を移築したもので、外壁は漆喰で塗る。

鹿児島郊外北の方へ東俣という地域を訪ねました。

写真は、その梁の部分。

昔は、いい木を切って何年も乾燥させてから使った・・いまは、まだ木が育ちもしないうちに切って使っている
手がけた大工さんの話。

一事が万事で
日本の風土に合ったもの、長く使われてきたものを簡単に捨ててきたこの60年。

これではいかん・・と奮起する人達がいることは光明ですが。

日本民家再生リサイクル協会

古い民家が再生されたその地域は鹿児島市内からは遠く不便で、周囲の景色はとても汚れたものでした。よく指摘されていますが、日本の建築は1戸が素晴らしくても、周囲の風景や街の一部に溶け込むという思想が乏しいですね。

それは、ヨーロッパで社会連帯の思想からできてきた社会福祉や社会保障の上っ面をまねて、「お上からもらえるものは貰う」福祉を作ってきた日本の精神風土と深いところでつながっています。

*3月23日は、
最初に妻の提案でこの古民家再生を見学
そのあと、かなり遠回りでしたが、私の希望で「西郷野屋敷跡」へでかけたというわけです。(第2600号記事)
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