介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第3912号 介護支援専門員試験:介護支援分野の研究(その17)

2010-09-04 09:50:56 | 国家試験
第3908号 介護支援専門員試験:介護支援分野の研究(その16)


の続き。

介護支援専門員試験(10月24日)まで、残り50日となりました。

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問題17 Aさん(85歳)は、重度の認知症であり、長男家族と同居しながら、訪問介護を利用していた。高熱を出したので別居している長女が付き添って受診したところ、ひどい褥瘡があり、これまでなぜ放置していたのかと医師に注意された。このため、長女が長男に相談せず、一方的に介護療養型医療施設に入院させた。長女は、面倒を見ていなかったと長男を叱責し、介護保険証等を渡すように求めたが拒否された。長女は、今後どのように対応したらよいか、地域包括支援センターに相談した。地域包括支援センターの対応として、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 長女の申立てに従い、長男に対して、長女に関係書類を渡すよう説得した。
2 まず、担当していた介護支援専門員から事情を聞いた
3 今後の対応を検討するため、長男、長女及び介護療養型医療施設の計画担当介護支援専門員を交えて話し合いを持つことにした
4 兄弟の財産争いの可能性もあるので、センターは所管外であるとして相談を断った。
5 地域包括支援センター運営協議会を開催し、方針を決定した。

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【原典】平成21年度 問題25

【正解】P6273

【難易度】☆

【コメント】

1  長男を「説得」というよりは事情を聞く。

4 困難事例や権利侵害の事例も所管する。

5 運営協議会は、個別の事例の扱いを検討することはない。


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