介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

新しいブログにリンクしています。7つのテーマにわけました。引き続きお読みください。

第3524号 今日一日を

2010-02-18 04:51:02 | 鹿児島
写真は、勤務先の研究室。
パソコンの回り、机の上はごらんの通りすっきり。


笑わせてなんぼの介護福祉士 2010.02.16 では、57歳のご近所の方が亡くなられたことが書かれてあった。

以下は、引用です。

「人は、命は、本当にこわれやすい、実は、本当にもろいものだと、

人が亡くなる度につくづくそう思います。

そして、永遠でないことを、現実として胸に突き付けられます。

残された人生、自分が出来ることって何だろう?

誰に何が残せるだろう?

そんなことをいろいろ考えてしまいました。」

■ 大学の同期生A君
つい先日、奥様(東京)からおはがき。

A君が年末に入院、正月になくなったと。
私の年賀状は12月の20日過ぎに投函していた。

同期生といっても職場も違い、クラスも違っていましたが、私がB大学研究科(社会福祉士養成施設)に勤務していた頃、電話があって、お嬢さんに障害があり、世間の世話になってきた。転職して社会福祉士をとって世間に恩返しをしたい・・調べたら、この資格では生活ができない・・と相談があったのです。

それ以来、近況を連絡しあったりしていたのでした。

■ 一人ひとりと
大学のクラス会というのがあり、最近は毎年同窓会が企画されている。私はながらく出席はしていませんが、名簿が送られてきて、50名中7名の方が亡くなっている。

かって19年勤務したC省ですが、11人が入省して、3名の方が亡くなっている。
3人目に亡くなったのが、事務次官を勤めていて自宅で奥様ともども刺されたD君です。
新聞テレビで報じられましたから皆さんもご存知と思いますが残念な最後でした。
いつもは出れない鹿児島の私の日程も聞いて1週間後には同期会が予定されていました。

若い頃、彼の結婚式の司会は私がやりましたし、40台半ばで私が転職するときは彼に段取りなどよく相談して決めたのです。

■ 吉田嗣義先生
昭和59年、私が、転職してから最初に訪問したのが、大分県の任運荘(特別養護老人ホーム)でした。激しく当時の国の方針を批判されていたりして、現職当時はお会いすることのできなかった吉田詞義先生にお会いするためです。

短い訪問記録を『老人生活研究』(廃刊)に書いています。

私の転職を心配され、折に触れて励ましていただいた。
長い近況をつづった手紙を大分に出したのですが、すぐ奥さまから
「あなた様のお手紙が届いた前の日に主人は亡くなりました」という添え書きと先生のエッセイのコピーなどが送られてきました。

一日遅かった。
郵送期間を考えると、私が手紙を書いていたちょうどその頃、先生は最後の床にあった。
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2 コメント

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Unknown (JUNKO)
2010-02-19 00:04:32
古瀬先生、こんばんは。
私も20年ほど前に残念なお別れをした友人がいます。
私はエンジニアリング会社に勤務していたのですが同僚がタイの出張中、車強盗に遭って亡くなりました。タイへの送別会の夢を何度も見ました。居酒屋でビールを飲んでいる夢です。
何かを伝えなくちゃいけない、でもそれが思い出せないという夢・・・。

時間が遡れば、あの時間がもう1回戻れば、1日、1時間違っていたら、あそこで反対に行ったらとか、、

人生、そんなことの繰り返し。

「もう会えないんだねえ」なんて

そんなこといつも思いませんものね。

ところで、去年の広島大会の実技分科会の最後に私が話したのは吉田先生の「老人ホームで人は3度死ぬ」の引用でした。

今日の先生のブログ、何だか因縁みたいなものを感じました。
吉田先生 (bonn1979)
2010-02-19 05:26:41
JUNKOさん

コメントありがとうございました。
68歳となると
「あのときに・・こうしていたら」
ばかりですが
最近はすこしふっきれてきたかも。

吉田先生のご本を引用されたなんて!

(話は飛んで)一升瓶を飲まれたのですか?

twitterの方も調子がでてきたのでは?
JUNKOさんの本領は
やはりブログではないか?
とも思います。

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