今朝の各紙に掲載されていますが、
2008年の人口推計が公表されています。
死亡数から出生数を引いた数が51000となり、人口が純減した。
2007年の減少数は18516人だった。
平成20年人口動態統計の年間推計
人口が減少する社会が本格化してきたわけですが
地方ではずいぶん前からすでに人口減少を経験中で、今後も減少のピッチは衰えない。厚生労働省の市町村別推計に関する地元紙の記事です。(12/31 南日本新聞)
2035年には鹿児島県の全45市町村で人口減
*今朝のわが家のお雑煮。(12/28 第2043号)
「お屠蘇」は「島美人」で。料理は生協から昨日届いたもの。簡潔ながら美味しいです。
2008年の人口推計が公表されています。
死亡数から出生数を引いた数が51000となり、人口が純減した。
2007年の減少数は18516人だった。
平成20年人口動態統計の年間推計
人口が減少する社会が本格化してきたわけですが
地方ではずいぶん前からすでに人口減少を経験中で、今後も減少のピッチは衰えない。厚生労働省の市町村別推計に関する地元紙の記事です。(12/31 南日本新聞)
2035年には鹿児島県の全45市町村で人口減
*今朝のわが家のお雑煮。(12/28 第2043号)
「お屠蘇」は「島美人」で。料理は生協から昨日届いたもの。簡潔ながら美味しいです。
旧年中は、お世話になりありがとうございました。本年もよろしくお願い申し上げます。
「平成20年人口動態統計の年間推計」の資料見せていただきました。21世紀の中葉にむけて日本の人口減少は避けられそうにないですね。経済成長のためにも効果ある少子化対策を早急にうつことが求められますね。
今年もbonn1979さん、ご紹介下さっている福祉関係の皆様のブログを読み、大事なものは何なのかという基本的なことを忘れないように1年を過ごして行きたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!
昨年は政策的な課題を正面から見すえる記事を読ませてもらいました。
「少子化」ですが、子どもが貧困なために教育を受けられないなどの事態を防ぐことは必要ですが・・
もう少し深い問題ではないか?と思っています。
いずれにせよ、「人口が減る」という実感は地方ではかなり前から深刻に受けとめられています。
昨年は貴ブログで加計呂麻島へのお客様のことを通じて多くのことを教わりましたよ。
残念ながら、今年の正月は加計呂麻島にはいけませんでした。
1月2日から4日に短い旅をして、大隅半島の南の端は奄美と植生的には近いものがあるように感じました。
「何でもあり」の精神を発揮して、基本的な問題を問いながら日々の暮らしを丁寧に生きている人々の輪に私も加わりたいです。
コメントありがとうございます。
日本の少子化について「対策で対応できるか」ということですが、実現するか否かは別として政策的に少子化を反転させることはできると思います。
急ピッチで進行する日本の少子化ですが、その主因は山田昌弘氏の『少子社会日本』で指摘されている次の説が有力ではないかと思います。
「①『若年男性の収入の不安定化』と②『パラサイト・シングル現象』の合わせ技(専門用語だと交互作用ということになる)」(10頁)
①と②の2つがそろって少子化は起こります。したがって、「A若年男性の収入が不安定化しても、パラサイトシングル現象がなければ、少子化は起こらない。Bパラサイト・シングル現象はあっても、若年男性の経済見通しがよければ、少子化は起こらない。」(11頁)ということになります。
少子化を反転させるには、若年男性の雇用保障ないし経済支援だと考えます。
経済的な見通しの立たない若年男性や経済力のある男性の登場を待っている女性が親との同居をやめて欧米のように独立することを政策的に実行する(パラサイトをさせないよういする)のは難しく国民の支持も得られにくいと思います。また、この場合も適切な経済支援が収入の低い若年夫婦世帯におこなわれなければ、アメリカのように児童虐待の頻発も懸念されます。
とりあえずは、若年男性に仕事と育児費用等の生活保障をすることが望まれます。この柱をしっかりさせないと保育所対策や育児休業など男女共同参画も十分には効力を発揮できないのが現在の政策の状況ではないでしょうか。
ご多用のところ丁寧なコメントをありがとうございます。
フランスやスウェーデンの政策の動向をみても「少子化に政策は効く」ことは否定していないのです。
ご提案のような分析も充分説得力があります。
私のいおうとしているのは、なにか文学的ですが・・
① もともと人は子どもが欲しいようにできている
・・「少子化」を論ずることで(私の場合のように)欲しくても子どもが出来ない事例の人々に一層の深い絶望感を与える
② 経済的な理由はたしかに大きいが、それ以外の理由もあるのでは?
・・昔、吉永小百合が子どもを作らない理由を聞いて驚いたことがある。
谷崎潤一郎の理由もすごいものでした。
③西ドイツ(当時)の人口は、1974年以降純減していましたが、当時のシュミット首相は議会で「政治は寝室に入らず」と答弁した。ヒトラーの時代のあということもありますが良心的だと思いました。
④さらにS首相は、「ドイツでは減少しているが世界の人口は増えている」とまでいいました。
⑤いずれにせよいかなる政策にせよ早期の反転は難しいのでは?
→というようなわけで、私自身、この問題は避けていきたいのです。(科学的態度ではないが)
*43歳で、K省を途中退職した深い理由の一つとも考えられます。