この本を書いた上田篤という人はもう80歳ですが、建築家です。
建築家として日本の国土の特性を考察し、縄文人以来の歴史を踏まえています。
西郷隆盛ーラストサムライ
以下は、出版社のPR:
《700年の武士の治世は日本が最も安定した時代だった――鎌倉幕府は“裁判所”、東山文化、戦国武将の富国策、徳川の鎖国……。明治の世、日本が進む道を西郷は危ぶんでいた。混迷の時代にこそ必読! まったく新しい西郷論!》
【印象に残ること】
・現在の政治的な混迷は、明治以降に日本が失ったものを明確にしてはじめてわかる。明治維新の評価を、縄文以降の歴史を踏まえて行っている。
・西郷隆盛、それを見出した島津斉彬についてのこれまでの諸説の紹介と著さyの見解がわかりやすく述べられています。
【日本のこれから】
著書は、西郷の思想を援用して、これからの日本国家のあり方を「自給3原則」として示しています。
・「百姓」の生き方・・食料の自給
・エネルギー資源の自給・・水資源の再評価
・国民皆兵・・海外派兵はなくアメリカやスイスの民兵ていどのもの。
詳しい内容は、著者のホームページからみることができます。
西郷隆盛
建築家として日本の国土の特性を考察し、縄文人以来の歴史を踏まえています。
西郷隆盛ーラストサムライ
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《700年の武士の治世は日本が最も安定した時代だった――鎌倉幕府は“裁判所”、東山文化、戦国武将の富国策、徳川の鎖国……。明治の世、日本が進む道を西郷は危ぶんでいた。混迷の時代にこそ必読! まったく新しい西郷論!》
【印象に残ること】
・現在の政治的な混迷は、明治以降に日本が失ったものを明確にしてはじめてわかる。明治維新の評価を、縄文以降の歴史を踏まえて行っている。
・西郷隆盛、それを見出した島津斉彬についてのこれまでの諸説の紹介と著さyの見解がわかりやすく述べられています。
【日本のこれから】
著書は、西郷の思想を援用して、これからの日本国家のあり方を「自給3原則」として示しています。
・「百姓」の生き方・・食料の自給
・エネルギー資源の自給・・水資源の再評価
・国民皆兵・・海外派兵はなくアメリカやスイスの民兵ていどのもの。
詳しい内容は、著者のホームページからみることができます。
西郷隆盛
西郷さんは、武蔵丸と同じポリネシアンの血が流れている、
という考えは、なるほどと思いました。
史料を吟味し、想像力を働かせる。
小説のだいご味ですね。
コメントありがとうございます。
著者は、建築家で京大工学部教授など。
いちおう、堂々の歴史論文のつもりで書かれているようですが。
たまたま鹿児島にいるからなのか
この先生の話には妙に説得力がありました。
初歩的なミスプリも3箇所ほどあって
出版社にメールしました。