knock knock

押し出されてイギリス生活開始。外人の旦那と娘と戦いながら、、、独り言発していhます。。。BGMは!CNBLUE。

色々な未亡人

2018-11-22 18:39:12 | 生活独り言
カフェに来るお客さんの旦那様が亡くなったのは夏。
数年に渡る白血病との戦いの最後ではあったようなのだが、がっくり。
私と似たような年の息子さんがいらっしゃるのだが、遠くに住んでいてずっと疎遠だったそうで。
夫婦二人で助け合って暮らしていらっしゃったようなので、余計、なんだかがっくりだった。
こちらのご夫婦はおしゃべりが好きで、カフェで働き始めた当初、私にも良く話しかけてくれ、私の話を辛抱強く聞いてくれた。

未亡人となってしまったジニー。
旦那様の亡くなった後の書類提出など事務処理に追われているとメールをくれて。。。
よくわかります。
今年の夏はうちも実家でそんなことばかりの対応でした。
幸いに、うちの母親は出来杉くんである私の弟がかなり時間を割いてくれたのだが。


いつも二人でカフェに来ていたジニーが一人でカフェに来た時は、たかがお客さんと店員の関係だけなのだが、泣きそうになった。
そのジニー、最近、カフェにも顔を出さない。
気になってメールを送るも返事がこない。
もう一度、メールを送って見た。





未亡人ジニーはすごく忙しいスケジュールで生活をしていた。
なんでも、、、、若い人に色々なスキルを無料で指導するボランティア活動に参加するにあたり、資格を取得するためにコースを取っていたそうで。
やっとその資格を取得。正式なボランティアとして地域の奉仕団体に顔を出し始めたとのこと。
人生で初めて、冷凍庫も購入し、明日配達されるとのこと。これからは料理やケーキを作っては冷凍し、上手に暮らしていきたいと。。。
遠くに住む息子さんからは連絡がほとんどなく。
彼に泣きつくのは諦めたと。
未亡人ジニーは強かった。




この夏にうちの母も未亡人となった。
母親も、病院通い、友人とのランチ、体操教室で忙しくしているらしい。
ジニーのようにボランティア活動に参加する、、、、という考え方は無いようだ。
なんとかLINEテレビ電話の使い方も習得してくれたようで、、、、私たちが冬に戻ることを楽しみにしてくれているのがよくわかる。



2年前に突然、未亡人となったジョイ。
旦那様が突然に亡くなってから、オーストラリアでお嬢さんが出産。
今では1年に一度はオーストラリアで孫と一緒に過ごす。
未亡人ジョイも忙しい。ウオーキンググループ、体操クラス、村のお祭りのボランティア、友達とランチ、、、、、
会いたいねーと言うだけで、実行予定は多分来年まで後回し。



知り合った時に既に未亡人であったマイヤ。
未亡人となって20年以上。
旦那様を自殺と言う形で亡くし、そこから二度の引っ越し。
オーストラリアに住む息子家族と過ごすため、2ヶ月ほどのオーストラリア滞在が毎年の行事化としている。
学校が休みとなるとフィンランドからくる親戚の世話、娘家族の世話に追われ。
時間が空くとヨーロッパ中に散らばっている親戚巡り。
それだけでは無い。未亡人マイヤも忙しい。普段は老人を病院まで車で送るボランティアをしているようだ。



色々な未亡人。
未亡人に励まされ。
色々考えてしまう私。