玄人紙芝居師のつぶやき

玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんが、紙芝居口演の様子や紙芝居作品などについて、つれづれなるままに書き込んでいきます。

なにわのゴリちゃんのつぶやき・・・箕面紙芝居まつり

2012年06月28日 15時06分43秒 | 日記
2012年6月28日(木)
玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんです。

昨日、『箕面紙芝居まつり』のチラシや資料が届きました。
私の出番は、15日(日)11時すぎになりそうです。
会場は、箕面市メイプル小ホールです。

当日は、メイプルホールの小ホール・ロビー・玄関前で10時から15時30分まで、たくさんの方々が口演されるようです。



本当にすごい数の演者数です。
関西にも、紙芝居に関わっておられる方々がたくさんおられるのには驚きです。
子どもから大人までの参加です。

当日は、手作り紙芝居コンクールの審査結果も発表とのこと。

私は、すずき出版の『モチモチの木』(原作・斎藤隆介/脚本・画・諸橋精光)を口演します。
大変素晴らしい作品ですので、しっかりと口演したいと思っています。

ほかの方々の口演も観させていただき、しっかり学んできたいです。

関心のある方は、ぜひお越しください。

『箕面紙芝居まつり』は、7月7日(土)~15日(日)
箕面市立中央図書館・箕面市中央生涯学習センター・メイプル小ホール
お問い合わせは、箕面市立中央図書館 072-722-4580
        人と本を紡ぐ会 072-728-2134

なにわのゴリちゃんのつぶやき・・・紙芝居稽古を

2012年06月25日 18時15分51秒 | 日記
2012年6月25日(月)
玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんです。

今日は、久しぶりに自転車で事務所に来ました。
途中、目についた花の写真を撮りながら。

これまでは、花の写真など撮ったことはなかったのですが、facebookをはじめてから変わりました。
見慣れた風景でも、ちょっと意識するだけで違う顔を見せてくれます。
つまりは、自分自身にゆとりがあるかどうかでしょうか?

自転車に乗ってきたのは、少しでも運動不足の解消になればと思ってのこと。
でも、自動車でならスーと走ってしまうところも、自転車ならゆっくり楽しみながら走れます。
雨の降らないときは、自転車で来ようと。

さて、事務所に来てからいろいろと雑務をしたり、facebookをのぞいたり。

そのうちに、昨日作成した戦時中の紙芝居を下読みしました。



漢字も読み仮名も今と違うので、悪戦苦闘でした。
とりあえず、3作とも下読みしてから疲れたので、『泣いた赤おに』の稽古をしました。

『泣いた赤おに』は16枚立てですが、文章量が多い作品です。



1枚の画を観ていただくには、かなりの口演力量が必要だと思いました。

気分転換の後、戦時中の紙芝居を1作品ずつ丁寧に読みました。
わからない言葉や読み方、意味などをパソコンで調べながら読んでいくと、だんだんと内容を把握できていきました。

はじめの稽古より、脚本の字体にも目が慣れてきたことも大きいでしょう。

7月28日(土)の戦争展まで、頑張って稽古したいです。

なにわのゴリちゃんのつぶやき・・・戦時中の紙芝居完成

2012年06月24日 19時21分40秒 | 日記
2012年6月24日(日)
玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんです。

今日は、7月28日(土)に『東大阪平和のための戦争展』で口演するために、戦時中に発刊された紙芝居の作成をしました。

22日に、実行委員会から紙芝居3作品のカラーコピー126枚を受け取ってきました。
今日は、そのコピーを画用紙の台紙に貼る作業を事務所でしました。



原本の保存状態は大変よかったのですが、資料としての価値が高いと考えて、私の方からカラーコピーを依頼しました。

昼から、一人で作業開始。画の面から1枚ずつスティックのりで貼りつけていきました。
手を抜くと空気が入ったり、しわになったりするので丁寧に作業しました。
63枚の画を貼るのに約1時間半。
休憩してから、脚本の面を63枚貼りました。
計2時間半の作業でした。

腰が痛くなり、途中で作業をやめようかと思いましたが・・・
紙芝居ができなければ、稽古はできません。

今日しなければ明日できるかどうかと思い、頑張って全部貼りきりました。
多少の不備はあるものの、そこそこの出来栄えだと自己満足しています。

戦時中はテレビがありませんから、紙芝居によって視覚から訴えて戦意高揚を促したのでしょう。
怖いことです。

二度と戦争を賛美するような紙芝居を作る時代が来ないように、私たち大人はしっかりしなければと思いました。
明日から、少しずつ稽古をはじめたいと思います。
できて良かったです。

なにわのゴリちゃんのつぶやき・・・古い紙芝居と東大阪での口演

2012年06月23日 15時20分39秒 | 日記
2012年6月23日(土)
玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんです。

昨日は、14時に事務所を出てから新石切の書店へ注文していた『泣いた赤おに』を受け取りに行きました。
そのあと、かわち勤労会館に戦時中に作成された紙芝居のコピーを受け取りに。

戦時中(昭和17年)に作成された紙芝居は、全部で3作品ありました。
カラーコピーを受け取ってから、現物を見せてもらいました。



どれも海軍に関係するもので、保存状態は大変良いものでした。
各作品は、20枚と23枚で、昔の書き方(当然ですが)でかなり稽古が必要です。
コピーを厚紙に貼って紙芝居に仕上げなくては。

テレビがない時代に、紙芝居が戦意高揚に利用されていたこと思うと悲しくなります。
7月28日(土)東大阪平和のための戦争展で口演予定です。

16時から東大阪市にある保育園の口演へ。
初めて口演させてもらう保育園でした。
保育園を支える会の前の口演とあって、子どもたちや先生方はもちろんのこと、保護者の方々も徐々に増えてきました。

口演した作品は、紙芝居6作品大型絵本1作品でした。
『おおきくおおきくおおきくなあれ』『のーびたのびた』『あそびましょ』『おとうさん』『七どぎつね』『うみにしずんだおに』(紙芝居)と『おっぱい』(大型絵本)です。



17時15分からの口演スタート。
後半から年少の子どもたちの集中力が切れて、会場がざわざわとしてきましたが、汗をかきかき何とか最後まで口演しました。
夕方6時を過ぎて保護者が増えてきたことで、子どもたちの緊張感が和らいだこともあるでしょうが、私自身の力量不足を痛感しました。

どんな時間帯でも、どんな状況でも喜んで観てもらえるような口演をしなくてはならないと反省させられた口演でした。

なにわのゴリちゃんのつぶやき・・・幼稚園での口演を

2012年06月21日 15時47分34秒 | 日記
2012年6月21日(木)
玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんです。

今日は、朝から雨で気持ちもすっきりしない始まりでした。
でも、大阪市住之江区にある幼稚園の『お誕生会』で口演があるので、自宅を8時前にスタート。

途中、雨は激しくなるばかり・・・・
『よっしゃ!』と、自分に気合を入れて幼稚園へ。

今日言った幼稚園は、4回目の口演です。
職員の方々に、備品の搬入を手伝っていただき感謝でした。

私の顔が見えると、子どもたちが「ゴリちゃんや!」と元気な声で迎えてくれました。
準備を終えて、お誕生会のスタート。
子どもたちが、「なにわのゴリちゃん!」と大きな声で呼んでくれたので、「は~い。」と、紙芝居の舞台枠から顔を出すと驚きと笑い。


今日は、『あんもちみっつ』『おとうさん』『おっぱいはごちそう』『かわいそうなぞう』『モチモチの木』の5作品口演しました。
口演途中に、手遊びとスタンツで『おべんとうばこ』『アウラハム』を入れて楽しみました。



今回、平和の大切さを伝えたいと『かわいそうなぞう』を口演しました。
また、子どもたちと同じぐらいの豆太の心情を共感したくて、少し長い話ですが『モチモチの木』も選びました。

お誕生会には、保護者の方々も参加されていました。
口演終了後、一人のお母さんが、「『たわいそうなぞう』は、涙が出そうになりました。良かったです。」と、言っていただき嬉しかったです。

子どもたちにとって、思い出に残る口演になっていればと思います。