玄人紙芝居師のつぶやき

玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんが、紙芝居口演の様子や紙芝居作品などについて、つれづれなるままに書き込んでいきます。

なにわのゴリちゃんのつぶやき・・・古い紙芝居と東大阪での口演

2012年06月23日 15時20分39秒 | 日記
2012年6月23日(土)
玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんです。

昨日は、14時に事務所を出てから新石切の書店へ注文していた『泣いた赤おに』を受け取りに行きました。
そのあと、かわち勤労会館に戦時中に作成された紙芝居のコピーを受け取りに。

戦時中(昭和17年)に作成された紙芝居は、全部で3作品ありました。
カラーコピーを受け取ってから、現物を見せてもらいました。



どれも海軍に関係するもので、保存状態は大変良いものでした。
各作品は、20枚と23枚で、昔の書き方(当然ですが)でかなり稽古が必要です。
コピーを厚紙に貼って紙芝居に仕上げなくては。

テレビがない時代に、紙芝居が戦意高揚に利用されていたこと思うと悲しくなります。
7月28日(土)東大阪平和のための戦争展で口演予定です。

16時から東大阪市にある保育園の口演へ。
初めて口演させてもらう保育園でした。
保育園を支える会の前の口演とあって、子どもたちや先生方はもちろんのこと、保護者の方々も徐々に増えてきました。

口演した作品は、紙芝居6作品大型絵本1作品でした。
『おおきくおおきくおおきくなあれ』『のーびたのびた』『あそびましょ』『おとうさん』『七どぎつね』『うみにしずんだおに』(紙芝居)と『おっぱい』(大型絵本)です。



17時15分からの口演スタート。
後半から年少の子どもたちの集中力が切れて、会場がざわざわとしてきましたが、汗をかきかき何とか最後まで口演しました。
夕方6時を過ぎて保護者が増えてきたことで、子どもたちの緊張感が和らいだこともあるでしょうが、私自身の力量不足を痛感しました。

どんな時間帯でも、どんな状況でも喜んで観てもらえるような口演をしなくてはならないと反省させられた口演でした。