玄人紙芝居師のつぶやき

玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんが、紙芝居口演の様子や紙芝居作品などについて、つれづれなるままに書き込んでいきます。

なにわのゴリちゃんのつぶやき・・・戦時中の紙芝居完成

2012年06月24日 19時21分40秒 | 日記
2012年6月24日(日)
玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんです。

今日は、7月28日(土)に『東大阪平和のための戦争展』で口演するために、戦時中に発刊された紙芝居の作成をしました。

22日に、実行委員会から紙芝居3作品のカラーコピー126枚を受け取ってきました。
今日は、そのコピーを画用紙の台紙に貼る作業を事務所でしました。



原本の保存状態は大変よかったのですが、資料としての価値が高いと考えて、私の方からカラーコピーを依頼しました。

昼から、一人で作業開始。画の面から1枚ずつスティックのりで貼りつけていきました。
手を抜くと空気が入ったり、しわになったりするので丁寧に作業しました。
63枚の画を貼るのに約1時間半。
休憩してから、脚本の面を63枚貼りました。
計2時間半の作業でした。

腰が痛くなり、途中で作業をやめようかと思いましたが・・・
紙芝居ができなければ、稽古はできません。

今日しなければ明日できるかどうかと思い、頑張って全部貼りきりました。
多少の不備はあるものの、そこそこの出来栄えだと自己満足しています。

戦時中はテレビがありませんから、紙芝居によって視覚から訴えて戦意高揚を促したのでしょう。
怖いことです。

二度と戦争を賛美するような紙芝居を作る時代が来ないように、私たち大人はしっかりしなければと思いました。
明日から、少しずつ稽古をはじめたいと思います。
できて良かったです。