玄人紙芝居師のつぶやき

玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんが、紙芝居口演の様子や紙芝居作品などについて、つれづれなるままに書き込んでいきます。

なにわのゴリちゃんのつぶやき・・・幼稚園口演終了

2012年06月12日 15時57分04秒 | 日記
2012年6月12日
玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんです。

本日、大阪市内の幼稚園口演が無事終了しました。

9時50分ごろに幼稚園に着くと「なにわのゴリちゃんや!」「ゴリちゃん!」と、声をかけて寄ってくる子どもたち。
昨年も口演したので、覚えてくれていたようで嬉しかったです。

私の出番は11時15分ごろなので、準備をして口演まで幕の裏にてスタンバイ。
先生が「今日は、楽しいことをしてくださる方に来ていただいています。誰かな?」と聞くと、「なにわのゴリちゃん!」と子どもたちの声。
これでは、否応なしに頑張ろうという気持になりました。

ところが、「こんにちは。」とあいさつをしたのに、スピーカーから声が出ません。
『えらいことになってもた!』とすぐに点検。あれこれしてるうちに、何とか声が聞こえてきたので一安心。

今日の演目は、『みんなでぽん』『おとうさん』『いなむらの火』の紙芝居と『にゃーご』(大型絵本)でした。
『みんなでぽん』は、参加型紙芝居です。
○□△が、順番に出てきます。「何が出てきた?」と聞くと、子どもたちは「おつきさま」「たまご」「おにぎり」などなど、口々に言ってくれます。
8枚だての紙芝居で、子どもたちと「みんなでぽん」と言って、○からは小人、□はロボット、△からはおばけが出てきます。
お化けが泣いて、みんなでぽんで全員が出てきてよかったよかった。
「はい、おわり。」と言うと、「え~」「はやい」と子どもたち。
このリアクションが、成功の証です。



『おとうさん』はスマトラ民話で、親の子どもを思う気持ちが描かれています。
『いなむらの火』は、南海大地震の実話をもとに描かれた紙芝居で、震災の怖さと命の大切さを伝えています。
嬉しいことに、子どもたちはしっかりと観てくれました。

途中で、『おにのパンツ』や『カエルの夜回り』等、体を使ってのスタンツや手遊びも少々。
約270名の子どもたちと保護者に先生方を前に、私も汗をかきかき本気で勝負しました。
疲れたけれども、楽しいひと時でした。