横浜市港南区上大岡の整体 オステオパシー たかや治療院のブログ

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痛みや不調を原因から解消へ

天気が悪くなると痛み出す天気痛

2015-01-23 19:53:38 | 施術
先日放送されたNHKの「ためしてガッテン」という番組で、天気痛について取り上げられていました。

NHKホームページ「ためしてガッテン」へのリンク
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20150121.html

リンク先からの引用
「天気痛とは、頭痛や肩こり、首や腰の痛み、神経痛といった「持病」や、骨折、ケガ、手術後のキズなどの「古傷」が、
天気の影響で痛みが発生する現象をいい、日本人の3人に1人は天気痛を経験していると言われています。」


なるほど、そういった方良く見かけます。


放送を見たわけではないのですが、天気痛をおこす人は内耳にある気圧センサーが過敏になっているようです。

気圧センサーの固有名詞は書いていないのですが、おそらく内耳の前庭にある受容器ではないかと思います。
その過敏になった気圧センサーが、気圧の変化に反応するとその情報が脳に送られるのですが、内耳からの情報と目からくる情報に
食い違いがある為に、交感神経を興奮させ、痛みを引き起こしてしまいます。



治療するには、酔い止めの薬が効くそうです。
乗り物酔いは前庭刺激と視覚の不調和によって起こるので、天気痛と機序は似ています。
だから効くのでしょうね。



乗り物酔いも天気痛も、当院では割りと良くなることの多い症状です。

ちょっとでも電車や車に乗っていられなかった方が、横浜から東北や関西などに酔わずに行けたといった
ご報告はよく受けます。
小学校の同級生だった友人も、車酔いが酷かったのが良くなって驚いていましたっけ。

たかや治療院ホームページの「患者さんの声」の最新の方も天気痛でしたが、
すっかり気にならなくなったようです。


この2つの症状を関連して考えていなかったのですが、勉強になりました。


当院では不調をひきおこしている場所を治療するというよりは、なぜそこが不調になったのか
不調を引き起こしている出どころを見つけ解消していきます。不調を引き起こす場所ではなく、身体をみていきます。


ですから、乗り物酔いや天気痛を施術する際に、「内耳」や「目」とそこに関連した身体の構造は当然考慮するのですが、
不調の出どころが別にあったら、そこに対して施術をします。
「せんせー、なんで耳やらないの?」なんていう方もいるかもしれませんね(笑)


天気痛の原因とされる、内耳にある気圧センサーの過敏は、なぜ過敏になっているかをみつけるのが
オステオパシーで受け継がれてきたやり方で、私がより良いと思っている方法です。


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http://earth-takaya.com/











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