代替医療の重要性

25日は、技術研修ではないセミナーに参加してきました。

会場が渋谷でしたので、東横線を使い渋谷駅に降り立った途端に、
？？？ここどこ？状態でした。

東急東横線の渋谷駅のホームの場所が、変わったのは話に聞いていましたが、
実際行ってみると知らないところに迷い込んだような感覚でした。



そのセミナーで、改めてそうだったかと思うような、面白い話を聴きました。


WHO(世界保健機関)では、現代医学(西洋医学、アロパシー医学)よりも、
伝統的な医学や代替医療・補完医療を重要視しているとの事です。


理由は色々とあると思いますが、例えば現代医学の恩恵にあずかれるのは
世界規模でみると限られた人数であること。
先端医療に関しては、1億人程度である事。

また、どんどん医学が発展していくのは良いのですが、それにより
10年程度でガラッと常識が変わってしまうこと。
(今まであたりまえにやっていたことが、そんなことしたらダメ！に
急に変わってしまうこともある)


であるのに対して、

伝統医学や代替・補完医療で多く行われる手技などの治療は、
すでに5000年前からあり、効果や安全性が認められ続けていること。
発展や様々な形態への変化はあるにせよ、それほど昔と大きく変わっていない。

また、現代医学よりもより多くの人たちが、恩恵にあずかれるということ。


等だそうです。

なるほどですね。


オステオパシーは、発祥のアメリカでは現代医療に組み込まれている部分はありますが、
本質的には伝統医学や代替・補完医療の領域です。



現代医学を受けることが容易な欧米の先進国でも、上流層は積極的に
伝統医学や代替・補完医療を活用すると良く聞きます。


ヨーロッパのある国の王室では、病院ではなくホメオパシー・オステオパシーに
かかるそうです。



伝統医学や代替・補完医療の醍醐味は、症状を抑えたり治すというよりは、
症状を生み出すような身体を、より良い状態に変えていくことだと思います。





横浜市上大岡のオステオパシー
たかや治療院
http://earth-takaya.com/

想像から起こった痛み

少しだけ前の話。


ある方は、重いものを運ぶ予定があったので、
どうやって運ぶかを頭の中でシミュレーションしていたそうです。

ところが、「こうやって持って運んだら身体はマズイだろうな」
というイメージでシミュレーションしていたので、
その直後から腰からお尻にかけて張りが出て、本当に腰痛に(涙)

こうやって持ったら良いだろうな、とイメージすれば良かったですね(涙)



みさせて戴くと、実際に痛みのある腰からお尻にかけてキュッと硬く緊張しているのですが、
こんな時はまずその場所をどうこうしようとしても、大抵は時間の無駄です。

だって、イメージで作り上げた問題＝脳で起こった問題なのですから。



痛みが出るきっかけになったシミュレーションをしてもらい、
痛みのある部分を意識してもらった後、頭から全身をチェック。

やはり脳の領域に問題がありそうなので、解消されるまで待ちました。


また、「こう持って運んだらいいだろうな」というイメージをしてもらい、
呼吸とエネルギーが隅々まで通るのを待ちました。

↓

張り感と痛み消失。



定期的に来る方なのですが、いつも施術後は「不思議だ～、楽だ～」と喜んでいただけるので、
こちらとしてもやりがいがあります。

今回も、首をかしげながら「いやー軽いです！」をいただきました。

それから少し経ちますが、再発はしていなさそうです。




いつも必要以上に身体の事や症状について心配し過ぎたり、
あれこれシミュレーションしがちな方はお気を付け下さい。

自分で作り出した痛みや症状で、何重にも身体にロックをかけているかもしれませんよ。



横浜市上大岡のオステオパシー
たかや治療院
http://earth-takaya.com/