横浜市港南区上大岡の整体 オステオパシー たかや治療院のブログ

横浜オステオパシー たかや治療院
痛みや不調を原因から解消へ

ぎっくり腰の症例

2012-11-05 19:43:13 | 施術
最近の症例を2つほど


●ケース1

20代男性 

咳をした瞬間に腰を痛め、次の日来院。

歩く時や動き始めに痛みが出る。
前かがみができない。
上向きで寝てもらい、脚を拳上させるテストでは、右脚を10°ほど持ち上げると腰に痛みがでる。
腰を丸めないと座っていられない。


身体にある問題をチェックしていくと、携帯電話等の電磁波の問題、一か月以上続く咳の問題と咳が続くことのストレスと疲れが見られた。


・電磁波の問題→クリアすると、歩くことが楽になる。ポケットにスマートフォンを入れて歩いてもらうと、再び歩きにくくなることを確認してもらう。


・咳→鍼治療を希望されたので、鍼に若干の手技を交えて咳とそのストレスと疲労に対して施術。鍼は手足に3か所と、首回り数か所、腰には2か所。


・その他いくつか見つかった問題に対してアプローチし、全身のバランスを取る。


施術後

起き上がって確認してもらうと、歩くことや動き始めの痛みがだいぶ軽くなる。
前かがみは楽なものの、怖さがあるのであまり曲げられなかった。
脚の拳上は、20°程で痛みが出る。
腰は丸めないと座れない。

本人いわく「だいぶ楽です」「ズボンの履き替えが楽です」とのこと。



一見それほど大きな改善は無いように見えるが、

「身体の状態は充分で、残っている痛みは炎症によるものだと考えられるのでアイシングをして下さい、明日にはだいぶ楽になっていると思いますよ」

と伝え2日後に再来院してもらうようにする。



2日後

「どうですか?」

と聞くと

「もうほとんど痛くないです」「次の日起きたら、痛みはなくなっていました」

とのこと。
腰を丸めなくても、普通に座れています。

咳や、残っている問題に対してアプローチして終了。





●ケース2
40代男性

朝洗面台の所で前かがみになっていて、身体を起こした時に痛める。

歩くのがつらい。
前かがみと身体を後ろに反らすことができない。
色々な動作がつらい。


横になると起き上がるのが容易ではなさそうなので、座ったままチェックして施術。


・恥骨結合(骨盤の前側)で右の骨盤と、腰椎(背骨の腰の部分)の5番目の左側屈と、胸椎(背骨の首の付け根から腰の辺りまで)の2番目に圧縮の問題が見つかり、それぞれ施術。


・身体のいくつかのレベルでバランスを取る。


10分程でチェックと施術を済ませ、立ち上がって歩いたり身体を動かしてもらうと、痛みはだいぶ無くなっている。


ぎっくり腰の施術としては今日はこれで充分と感じたが、仰向けになってもらいぎっくり腰に影響が出ない程度でさらにバランスをみてかなり早めに終了。



2日後、まだだいぶ痛むというので再来院。

胸椎の上部に残っていたアレルギーの問題をクリアすると、胸椎の可動制限が解消し腰の痛みはなくなる。


ぎっくり腰の施術はこれで終了。





ぎっくり腰の施術に関して言いますと、こじらせていたり沢山の問題が重なっていなければ、最近では1~3回の施術で終了することが多いです。

上の2つのケースでもそうですが、腰に対して沢山施術したり時間をかけることは少ないです。大体が腰とは別な場所に問題を抱えています。

以前に私の施術が「ほぐし」主体だったときは、ぎっくり腰の方の腰や身体を揉みほぐして何度も通ってもらわなければなりませんでしたが、その頃から比べるとだいぶ進んだことができているように思えます。


まだまだレベルアップして、より多くの方に痛みや辛さから解放されていただけるように頑張ります!





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