お庭の自然

ある博物館のお庭で2007年12月から2009年3月まで16ヶ月の自然観察記録です

ネムノキの花が咲き始めた・・・

2008年06月21日 | 樹木
 かいじあむのお庭にある何本かのネムノキに、
あのピンクのかわいらしい花が咲き始めました。
ヤマボウシの白い花もすっかり終わりになり、ちょっと寂しくなったお庭ですが、
また明るい色が加わってくれました。

(撮影: 2008.6.19)

※※※ かいじあむ情報
 今日は、ボランティアさんによる「お庭の見どころガイド」が予定されていましたが、
梅雨の時期のあいにくの空模様のため、中止になってしまいました。
このイベントは毎月1回、土曜日に開催されています。
次回の7月26日(土)の観察会をお楽しみに・・・!

6月のモズ

2008年06月20日 | 
 昨日(6/19)のお昼休みに見かけたモズです。
モズというと、秋から冬にかけて、けっこう身の回りにやってくる・・・、それから例の高鳴き・・・。
 そのモズは、今頃もいるんですが、なかなか目にとまらないことが多いです。
そんな中、カシの木の枯れ枝にとまって、盛んに長い尾を
クルン、クルンと回しているのが目にとまりました。
後ろ姿ではありますが、ちょっと見える、あの鋭いくちばしもモズさんのものですね。

(撮影: 2008.6.19)

芝刈り作業中

2008年06月18日 | 季節の話題
 今週は、かいじあむのお庭の芝のお手入れが進められています。
芝刈り機の音が少しうるさいかもしれませんが、
作業の終わった部分のお庭は、とてもさわやかな印象になっています。

 さわやかなかいじあむのお庭に、お出かけくださいね。

(撮影: 2008.6.16)

アカスジカメムシ

2008年06月16日 | 昆虫

 白いニンジンの花に、けばけばしい出で立ちの虫さんが来ていました。
その名を“アカシマ”、じゃなくて、アカスジカメムシというそうです。

 別の花で、一番早く咲き、もう花から一部実ができはじめているものですが、
そこでは、アカスジカメムシの交尾が見られました。
 アカスジカメムシは、手元の図鑑の解説によれば、
セリ科の植物の種子の上が好きなようで、ニンジンに加害するともありました。
ニンジンはセリ科の植物なので、納得ですが、ニンジンの大敵が、大胆にも
子孫を増やす営みを見せつけてくれるなんて・・・。

(撮影: 2008.6.16)

コウゾの実は・・・

2008年06月15日 | 樹木
 この赤い実は、コウゾの木の実です。
クワの実に似ていますが、それは同じクワ科の樹木だから。
見ようによっては、ヘビイチゴにも似ています。でも、あちらはバラ科の草本。
 さて、このコウゾの実ですが、もっと熟れると明るい赤色から
暗い赤紫色に変わっていきますが、その変化もクワの実に似ています。
なので、もう少し熟れたものをご紹介しようと一日一日待っていたのですが
たいへんたいへん・・・
昨日(6/14)見たら、赤くなったものがすべて消えてしまっていました。
その訳は、どうやら鳥さんたちが、十分に熟れる前に
みんないただいてしまったらしいのです。

(撮影: 2008.6.13)

ヒルガオ

2008年06月14日 | 草花
 このところ急に、ヒルガオの花が目立つようになりました。
かいじあむの畠の周辺でのことです。
これまでは、5月9日に紹介したコヒルガオが主流でしたが、
今日、あらためてしげしげと眺めてみたところ、
葉の特徴などからヒルガオだと認識したところです。
まあ、管理の行き届いている畠とすれば、
こうした花が咲き乱れているのは、たいへん不名誉なことですが・・・。

(撮影: 2008.6.14)

根付いた茶綿

2008年06月13日 | 
 今朝のワタ(とくに茶綿)です。
この茶綿は、「ほっくん」(北杜市埋蔵文化財センター)から
昨年11月にワタの実をいくつか頂いたもので、
この5月16日に種まきし、
5月22日には双葉が芽生えたものです。
そして6月8日に苗を畠におろしたのです。

(撮影: 2008.6.13)

綿 「かやぶん」から「かいじあむ」へ
 さて、この茶綿は、博物館の連携を具体的に表している話題として、
6月11日の『かやぶんニュース』で紹介されました。
「かやぶん」は「ほっくん」の指定管理を担っている茅ヶ岳歴史文化研究所の愛称で
かやぶんニュース』とは研究所の公式ブログなのです。
よろしければ、その6月11日の記事「綿 「かやぶん」から「かいじあむ」へ
もご覧になってください。

ヒメシャラの花

2008年06月12日 | 樹木
 ヒメシャラの花が咲いています。
ヒメシャラの花は、ナツツバキの花に似ているなぁ・・・。
ナツツバキより少し小さめですが、クローズアップして花だけ撮ると
どっちがどっちかわからなくなります。
似ているはずですね、どちらもツバキ科ナツツバキ属の落葉高木なんです。
 今日は、お昼前までかなり強く降っていましたが、
お昼には止み、夕方には青空ものぞくようになりました。
お昼休みの写真撮影時、雨水をいっぱいにためたヒメシャラでした。

(撮影: 2008.6.12)