茂木健一郎氏の講演がネットで聞ける。
興味深いことを言っていた。
ある調教師の人が、「馬の一勝より一生」と言うそうだ。
速い馬でも、時には、遅い馬と一緒に走らせたほうがいいという。
あまり、しごき過ぎると燃え尽きてしまうとのこと。
茂木氏も「自分がこうして、いまだに勉強を続けられるのも、親が放任主義だったからかもしれない」と言っている。
***
ところで、最近、自分の身近の受験生もそうだった。
受験が近くなると、私が言ったわけではないのに、一日10時間以上、何ヶ月も続けて勉強を続けていた。
(ちなみに、小学生の時から塾に通わせて勉強漬けにさせていたようなことはない。ポイントは伝えて、あとは本人に任せていた。)
そして、成績は上昇してゆき運良く志望大学に合格できた。
茂木氏のいうように、「人には、ある一定限度のキャパシティがある。それを超えると燃え尽きる」と思う。
あまり小さい時から、「無理やり」勉強させていると、ある時に燃え尽きてしまう危険性があると思っていたが、
同じことを、氏は今回聞いた講演でも言っていた。