ログハウス便り ~トトロの森から~

少しずつ成長していくログ屋さんが、夢をカタチにしていく日々を綴ります。。。

うそ

2012-01-28 02:30:10 | トトロの森の日常
         ↑この鳥はウソという名の鳥です。画像お借りしてきました。

ウソ。

きっと皆さんついたことがあるはず。

私は無いわ!なんて言うソコの貴方。

それがそもそも嘘である。


最近のうちの娘たちはウソが多い。

次女のウソは「明らかなウソ」。

歯磨いた?と聞くと目を泳がせながら

「うん、みがいたー!?」

なぜか語尾が上がっている。

誰に聞いているのだ。

そんなしょうもないウソならまだしも

なぜか、なんでそんなことをウソついてまで・・・という

理解に苦しむウソまでつく。

それでも真剣な顔で言ったりするので油断していると騙されてしまう。



「あのな、よーちえんのせんせいな

ポケットにカッターと

ひもと

クギとかぬくやつをいつもいれてはんねん。」

何で?と聞くと

「わるいことしたらな、

 抜けそうな歯に紐をくくりつけて抜くで~!!って

 おこらはんねん。」


・・・・・どんだけコワイ先生やねん。

体罰どころちゃうやん。登園拒否せなアカンやん。

そんな先生のことを大好きーって言いながら膝の上に座ってんのか、アンタは。


先生にそのことを笑いをこらえつつ報告すると

「えぇーっ!!なんでそんなことになってるんですかー!

 でも本気にするお母さんじゃなくてよかったです・・・。」

と、先生もビックリしつつ爆笑。

まぁ、次女のウソは笑えるウソでもあるのでまだかわいい。


しかし、長女。

小4ともなると少し高度なウソをつく。

しっかり対応していないとウッカリ騙されてしまう。

そして、バレバレのウソなんだけどイラッとしてしまうような

そんなウソをつくようになる。


それもこれも、成長の過程として必要なことなんだろうけれど

最初にウソをつかれたときは少しだけショックだったのを思い出す。

何でウソなんかつくのーーー!!??

おかーさんはそんな子に育てた覚えはありませーーーん!!

って叫びたいくらいショックだったのを思い出す。


が、しかし。

しかしながら。

私も旦那もウソをつく。

数々の旦那のウソに泣かされたことも今までの人生においてあったのだが(笑)

私もいろいろとウソをついているのは事実だ。

現に・・・数日前にも90歳の爺ちゃんにウソをついた。


久しぶりに実家での昼ご飯の時。

何にもないので仕方なく冷凍のチャーハンをフライパンで温めて食卓へ。

何も知らない爺ちゃんが

「さっちゃんが作ったの?」と聞くので

耳が遠~い爺ちゃんにいろいろ説明するのも面倒になり

「うん、そうそう。」と軽く答えた。

すると爺ちゃん。

「これは旨いっ!すごいねぇ。さっちゃんが作ったのかー!!」と感激しているではないか。

あ、、、、、違うんだけどな。と良心がチクチクと痛んだのだが訂正するのも面倒で

「ありがとねー♪」と応えた嘘つきな孫。

その横で母が

「あんた、よーそんなウソつくわ」と呆れ顔。

ごめんよ、爺ちゃん。ほんまは生協の冷凍チャーハンやわ。許して。

でも温めたんは私やし、半分だけウソやわ。


こんな具合に私もウソはつかないわけではない。

毎日小さなウソはついているかもしれない。

(今日も体重聞かれてウソつきました、すみません。)


そう考えると、ウソっていうのは日々の暮らしにおいて

潤滑油のような役割として結構大切なのかもしれないなーなんて思ったりして。

ついていいウソと

決して許されないウソのつきかたを

子どもたちは今、実践で学んでいる最中なのかもなーと考えると

それならば、仕方がないのかもしれないなーと

少しだけ、子どものウソにも鷹揚に対処できそうな気がしてきた。


うん、きっとそうだ。

ウソもついてみなくちゃ、つきかたがわからないもんな、きっと。



真夜中にそんなしょうもないことでブログを書きたくなった嘘つき女でした。



6ヶ月を迎える王子も

そろそろウソ泣き作戦で母の気を引く日は近いな。

でも、王子のウソ泣きなら騙されてもいいわな



それではみなさん、よいウソを。

ごきげんよう

















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大切なもの

2012-01-20 10:19:48 | トトロの森の日常
「大切なものを5つ書きだしてください。

 そして、その中から

 もしも、あなたの余命があと3ヶ月と知らされた時に

 2つ削らなければならない場合

 どれを選択しますか?

 そして、最後の最期まで大事にしたいもの一つ

 それは5つの中の何ですか?」


つい先日、幼稚園の子育てフォーラムで

園長先生がプロジェクトアドベンチャーという教育プログラムのお話をしてくださって

その中で、ちょっとしたゲームなどをして和んだあと

最後に出された質問でした。


今まで、和んでいた雰囲気が一気にサーッと静まって

みな、真剣に考えていました。

大切なもの5つ、とは

モノでも

人でも

想いでも

状況でも

なんでもいいのですが

とにかく5つ、私も書きだしました。


・家族

・友人

・時間

・想像すること

・妄想すること



一人ずつ一番大切なものから発表。

みなさん、「家族」「こども」が圧倒的に多い。


私はというと。

「妄想することです」と。

限られた最後の時間、

家族はきっとそれぞれ私がいなくなってもきっとなんとかやっていけるはず。

でも、最後の時間はできるだけ楽しく過ごしておきたい。

なら、妄想を膨らませて

ありえないことも考える自由を持っていたい。

そう、思ったんです。


で、2つ削ったのは

「家族」と「友人」。


「時間」は削ったら終わっちゃうし

「想像すること」をやめてしまったら

自分の気持ちも大事なはずの家族の気持ちも

想像する優しさがなくなってしまうような気がして。



でも、やっぱり。

こんなことを書きだしてみても

想像と現実は違うかもしれないから

死期が迫った時のことなんて

その時にならねばわからないんだろうと思います。

でも、たまにそんなことも考えて想像して

日々の暮らしを少し見直す機会を作ることも大切だと思います。

ほんのちょっとしたことでも喜べる自分のほうが

毎日の暮らしは楽しくなると思うので。



で、こんな質問をされて発表することで

みんなそれぞれどんなことを考え過ごしている人なのか

ちょっとだけわかるという。

プロジェクトアドベンチャーの導入として

自己紹介、誕生日順に並ぶ、背比べ、ニックネームで呼び合う

などに続いて、参加者で一緒に体験したものの一つなのでした。


問題にぶつかった時、

自分も含めてみんなが

どんなことを考えて

どんなことを得手不得手としていて

各自の能力や資質、などを判断できれば

きっと乗り越えて解決につながっていくと。

そのためには、なにはともあれ

それまでにコミュニケーションをとることが

なにより大切なんだろうな、と。

コミュニケーションをとっていれば

問題にならずにすむことだってたくさんあるんだろうな、と。


こういうことは集団生活の中で学べるはず。

こどもたち、学校というところは

居心地のいいだけのものではないけれど

自分の身体と言葉と気持ちをしっかり持って

いろんな友達や先生と関わり合って

対応する力を付けていってくれたらなぁなんて

おかーさんは考えてみたりするわけで。



あぁ、だからってね。

算数が少し苦手でもそんなに気にしなくていいよねーなんて

開き直って宿題忘れるのはどうかと思うんだけど。。。



























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そりあそび

2012-01-07 05:45:17 | トトロの森の日常
一昨日、その前の日の夕方から降り続いた雪。

朝起きてみると期待通りの積雪

犬も喜び子どもも大喜び、ということで。

子ども+クマ吉 と一緒に

家の前の田んぼにてソリ遊び


この寒いのに、王子に防寒着を着せて背中に背負いこみ

有無も言わさず外へ繰り出す母。


溶けちゃう前に早く早くと焦りつつ

雪の中、大興奮の 子ども+クマ吉。


写真は。。。

気合いが入ってる次女の後ろ姿が笑えます。

「あーちゃん、すぴーどでるように おしたるわっ

おいおい、ズボンのすそ、そんなにめくらんでもええやろ


で、その後ろでクマ吉は雪の中に顔を突っ込んで

いろんな雪の下のにおいを嗅いでまわり

王子は寒空の下で文句も言わず(言えず?)

冷たい空気を感じながら初めての雪景色に周りをキョロキョロ。


今年最初の積雪を堪能した一日でした。











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2012初山登り、で思い出す

2012-01-05 08:22:46 | トトロの森の日常
今年はお正月から近くの小さな山へ

家族揃って散歩へ。

まだ小さい王子は主人が背中に背負い

長女も次女も元気よくタッタカタッタカ登っていく。


で、私はというと。

家族揃って散歩へ。なんて軽~く書いてるくせに

日頃の運動不足により

「お母さん、登れる?」と次女に心配されつつ

ひいこら よっこいしょ とヨタヨタしつつ

なんとか頂上へたどりついた感が(笑)。


子どもの頃には何度も登ったりウロウロと遊んでいた城山。

何十年ぶりかに登ってみると

以外に頂上からの景色は見晴らしが良くて

とっても気分がよくなって疲労も吹っ飛んでしまった。


来年はよちよち歩きの王子と手を繋いで・・・は無理かな。

でも、また来年も一緒に登れたらいいなぁと考えたり。


しかーし。主人の大きな野望としては

いつか子どもたちと一緒に富士山へ登ること


そういえば、十数年前に主人と二人で登った富士山。

ヘロヘロになっている私を励ますどころか

「おい、日が暮れるから早う登れ~ッ

と後ろからストックで突きまくる主人。

その様子を見て周りの登山客も苦笑していたな。

来るんじゃなかったと後悔してももう遅い。

同じように登っているのに何でこいつはこんなに元気なんだと

小声で悪態をつきながら、やっとのことで辿り着いた頂上。

ほんとうに・・・・・・・寒かった

いや、登り切った感動はもちろんあったのだけれど

手違いで手持ちの金がほとんどなく

山頂の山小屋で食事を取ることができず

空気の薄~い山頂で一生懸命湯を沸かし

なんとか持参した食料を温めて2人で分けて食べたんだっけか。


これはウツクシイ話でもなんでもなく

ほんとうに寒いだけのヒモジイ話なのでありまして

で、なんとか山小屋で泊まるだけのお金をひねり出し

あのぎゅうぎゅうすし詰め状態の冷た~い布団で目を閉じると


「おとーさーん、あたまがいたいよぅ・・・」とシクシク泣く子どもの声が。

「もう夜だし帰れないから寝なさい」とおとーさん。

「あたまがいたくてねむれないよぅ」とこども。

シクシク泣いてるのがかわいそうで気になって私も眠れず・・・・・

ということは一切なく。

あぁかわいそうに、と思いつつもすぐに瞼は重くなり

あっという間に夢の中へ。


次の朝早くに起きて、ご来光を拝めた時ばかりは

本当に来てよかったと神々しい朝日を浴びながら

心から無事に登れたことを感謝したのでした。


そのあと、記念撮影するぞーっと張り切った主人が

山頂で走り回っているのをみて

私だけでなく、周りにいた誰もが

少しだけ人間以外のモノを見る目

で彼を見ていたことは事実です(笑)。

どんだけ大丈夫やねん。


新年からこんなことを思い出してしまった2012年。

さてさてどんな一年になるのか。




家族5人で富士山へ一緒に登れるのはまだ先になりそうですが

それまでに体力を増強・・・は無理でも

なんとか保持したいと城山山頂から祈る私でした。。。。。



オバ捨て山へ背負って連れていかれるのだけはゴメンだわ












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