1960年の最終A35645から
1959年の最終A32285を引くと
1960年の総数が3360本(ESシリーズを含め全てのシリアル数)となる。
ばらつきはあるであろうが、月平均280本の生産。
1959年の最終32285に280を加えていくとA33679は1960年の5月に相当する
シリアル#・・・・か?1年を前期・中期・後期に分けてみた
1959.12月 最終 A32285
1960.01月 280 A32565 -前期
1960.02月 280 A32845
1960.03月 280 A33125
1960.04月 280 A33405
1960.05月 280 A33685 -中期⇒ A33679
1960.06月 280 A33965
1960.07月 280 A34245
1960.08月 280 A34525
1960.09月 280 A34805 -後期
1960.10月 280 A35085
1960.11月 280 A35365
1960.12月 280 A35645
ということで単純平均で正確ではないにしろ、大まかにA33679の製造は1960年の中期(5月か6月)ではないかと推考。(前期でも後期でもなく微妙なところが憎い)
仕様変更は必ず〇年1月からではなく、色々な文献でも、〇年頃からとか〇年後期からとか曖昧で、また同じ年でも微妙に違う仕様で混在するともあるそうです。
--------------------------------------
ロングピックガードにしても 前記事(シリアルNo.のサイト)room335によると
おそらく175用のピックガードなのでしょうか?58年、59年と60年の一部まではこの仕様です。GIBSONで余ったパーツを流用して取り付けていたというお話です
--------------------------------------------
そして、Gマガジンの335特集によると60年後期までLPG
--------------------------------------------
・・・じゃ、ショートPGのA33679は60年の末頃だね。
でもGマガジンによると60年中期にコントロールノブが上部にプレート付きになった
・・・そしたらショートPGでプレートなしノブのA33679は60年のいつなのよ
60年は微妙な年だこと。
(最近の製品ならともかく、Gibsonにペグやノブまで何年何月から○○に仕様変更されたと45年前の明確な資料もないでしょうね。最初からビンテージブームがあったわけではなく、色々な年式の特徴に関する記事も、現存する個体調査から統計的に割り出したものでしょう。60年は記事に当てはまらない個体もかなり存在するはず。)
まぁ、Gibson公認のシリアルNo.から、60年の末にGibsonの生産が集中したとは考えにくく、多分中期のものと思います。
まだまだ続くES335の検証であった!
・・・だからなんなのと言われても、だってこうなんだもの としか。