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blue deco design lab

クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

イギリスで見つけた、007のミニチョコレートバーコレクション!

2024-07-22 21:58:40 | デザイン

先週のイギリス出張で、如何にもイギリスらしいチョコレートを見つけた。シャルボネル・エ・ウォーカーという英国王室御用達の老舗ショコラティエが出している、007/ジェームズ・ボンドのミルクチョコレートバーコレクションである。

まずはA4サイズよりも少し大きめの薄いブリキ缶ケースに、007の全25作品のポスターイラストが描かれているミニミルクチョコバーがぎっしり入っている様子はまるで宝石箱、はたまたミニビデオケース!眺めているだけで楽しくなってしまうし、どの作品も思い出深く、007/ジェームズ・ボンドの歴史を振り返るのには最高である。デザイン性も高く、なかなかオシャレなパッケージのチョココレクションである。

27個入りなので、007の25作品以外にプレースホルダーとして2個追加でミニチョコバーが入っている。もったいなくてまだ食べていないが、味には定評のあるシャルボネル・エ・ウォーカーなのできっと美味しいことだろう。いつもロンドン出張した際には、必ずこのシャルボネル・エ・ウォーカーのチョコをお土産で買っているが、僕のお気に入りのチョコレートブランドである。

今回、あまりイギリス土産などを見たりする時間もなかったのだが、空港でイギリスらしい007グッズをゲットすることが出来て、良い旅の記念となった。


5回目のドラマ化!『南くんが恋人?』に期待大!

2024-07-22 20:38:08 | TVドラマ

内田春菊原作の漫画『南くんの恋人』は、これまでに4回もテレビドラマ化されている人気ドラマ。主人公南くんと、身長15cmになってしまったちよみとの恋と同棲生活を描いた青春ドラマで、このありえないファンタジー要素と、同棲・恋愛ものという設定が多くのファンをキュンキュンさせてきた。そして今回、ついに5回目のテレビドラマ化がスタートした。今回はタイトルが『南くんが恋人(“の”ではなく、”が”)』となっており、なんと男女の立場が逆転。つまり南くんが15cmになってしまう展開となっている。

 

興味深いのが、これまで5回のテレビドラマ化は、TBSが1回、フジが1回、テレ朝が3回とまさにテレビ局も変えて何度もドラマ化されていること。ここまで繰り返しテレビドラマ化されいる作品はあまりないのではないだろうか。ちなみに、1990年の第一作(TBS)が工藤正貴、石田ひかり主演、1994年の第二作(テレ朝)が武田真治、高橋由美子主演、2004年の第三作(テレ朝)が二宮和也、深田恭子主演、2015年の第四作(フジ)が中川大志、山本舞香主演。そして今回の2024年の第五作(テレ朝)は飯沼愛、FANTASTICSの八木勇征というフレッシュな顔合わせとなっている。

第一回が7/16 (火)から放送開始となったが、軽く流して観るつもりが結構ドハマりしてしまった。やや若い視聴者層をターゲットにしたライトなラブコメだし、展開もだいたい想像出来てしまうドラマなのだが、今回の主役ちよみを演じる飯沼愛のことが思わず好きになってしまった。どこにでもいそうな一見普通の女の子だが、やっぱり良く見るとこんな可愛い子がそうはいないだろう。またちよみと南くんの爽やかでラブラブな設定に、思わず年甲斐もなくキュンキュンしてしまった(笑)。

飯沼愛をこれまで認識していなかったのだが、TBSの女優発掘・育成オーディション『私が女優になる日』で1位に選ばれ、その後も『アトムの童』でゴールデン帯連続ドラマ初主演を果たすと、その後昨年大ヒットした『VIVANT』にも出演していたらしい。今年20歳、まさにここ2年で着実に女優としての経験を積んできている伸び盛りの若手女優である。

共演陣もなかなか多彩だ。ちよみの家族、実はちょっと複雑な事情があるのだが、母を木村佳乃、祖母を加賀まりこ、そして父は第二作で南くんを演じた武田真治が演じている。南くんの父に沢村一樹、亡くなった母に八木亜希子、バスケ部のコーチに光石研、隣人に室井滋、南くんのバスケコーチに僕も割と好きな女優、武田玲奈が演じており、結構楽しい顔ぶれだ。

脚本は僕の好きな脚本家でもある岡田恵和が手掛けているので、今後も安心した展開になることは間違いないだろう。また主題歌・挿入歌はゆずが手掛ける。

15cmになってしまった南くんが今後どうなってしまうのか、そして南くんとちよみの恋愛も今後の展開が楽しみである。また、飯沼愛のキュートな魅力もドラマの中でこれから堪能していきたい。


心を揺さぶられる傑作映画、『52ヘルツのクジラたち』!

2024-07-21 22:57:38 | 映画

出張中のJAL機内で、今年の3月に公開された映画、『52ヘルツのクジラたち』を観賞した。この映画は、2021年に『本屋大賞』を受賞した、町田そのこのベストセラー小説が原作。この小説は前から気になっていたが、結局読めていなかったので、今回この映画がむしょうに観たくなった。

映画を観て、思わず想定以上に心を動かされてしまった!恐らく、ここ数年で観た映画の中ではNo.1ではないかと思う。それくらい激しく感動してしまった。久しぶりに素晴らしい邦画に出会った思いだ。

映画タイトルの「52ヘルツのクジラ」とは、他のクジラが聞き取れないほど高い周波数で鳴く、世界で1頭だけの孤独なクジラのこと。親からの虐待、トランスジェンダーなど、なかなかSOSが伝えられない孤独を抱えた人間の深いテーマを取り上げながら、繊細な人間模様が丁寧に紡がれていく。自分の人生を家族に搾取されて生きてきた女性・三島貴瑚(きこ)。ある痛みを抱えて東京から海辺の街の一軒家へ引っ越してきた彼女は、そこで母親から「ムシ」と呼ばれて虐待される、声を発することのできない少年と出会う。貴瑚は少年との交流を通し、かつて自分の声なきSOSに気づいて救い出してくれた安吾(あんご)との日々を思い起こしていくという物語。

貴瑚は親からの虐待と父の介護によって、自殺を図るまでに至るが、安吾に助けられ、名前も貴瑚(きこ)から、きなこという名前になり、母との決別を決意する。そして安吾は貴瑚を救う中で彼女に心の深いところで繋がるようになるが、実は彼も実はトランスジェンダーであることを隠しながら生きており、貴瑚を自らは幸せに出来ない状況に苦悩する。安吾はアンと呼ばれているが、きなことアン(あんこ)という2人の名前もまた映画のテーマに沿って象徴的に使われているのも秀逸。また、ムシはやがて本当の名前が愛(いとし)だったということが判明するが、これもまた象徴的な名前として映画全体のテーマを見事に表現していた。

貴瑚を演じているのが杉咲花。僕は杉咲花が結構好きで、彼女の見事な演技力は毎回引き込まれ、感情移入してしまう。演技力で言えば、同年代の若手女優の中でもダントツではないかと思っているが、素晴らしい才能を持った女優だ。今回も感動的な映画になっているのは当然見事な原作と脚本による部分もあるが、杉咲花の高い演技力による部分も大きなウェイトを占めていると痛烈に感じた。これを他の女優が演じても、恐らくここまでの傑作にはならなかったのではないかと思う。特に杉咲花の泣きの演技や、繊細で豊かな感情表現は見事としか言いようがない。

そして、杉咲が演じる貴瑚を救おうとするアンさんこと岡田安吾を志尊淳、貴瑚の初めての恋人となる上司・新名主税を宮沢氷魚、貴瑚の親友・牧岡美晴を小野花梨、「ムシ」と呼ばれる少年を映画初出演の桑名桃李が演じており、なかなか芸達者な役者陣が揃った。それぞれが繊細な役どころを見事に演じており、特に志尊淳も今まで観た中では一番魂のこもった演技を見せてくれたように思う。また、貴瑚を虐待していた母を真飛聖、アンの母を余貴美子、ムシと呼ばれる少年を虐待する酷い母を西野七瀬が演じており、特に西野は役者としての新境地を見事に演じていた。また、貴瑚が住む海辺の町で貴瑚と少年を支えていくことになる女性を倍賞美津子、そして町の若者を金子大地が演じている。

「八日目の蝉」「銀河鉄道の父」でも高い評価を得た成島出監督がメガホンをとり、「四月は君の嘘」「ロストケア」の龍居由佳里が脚本を担当しているが、キャストに加え、良いスタッフが揃った。

虐待やトランスジェンダーを扱った映画やドラマは結構多いが、ここまで心の機微を豊に捉え、魂が揺さぶられた作品は今まで少なかったように思う。それくらい感動的な映画に仕上がっていたが、9月にブルーレイがリリースされたら、ぜひ購入してまたじっくりと家で観賞したいと思ってしまった。


破天荒な韓国ラブコメ、『ラブリセット30日後、離婚します』!

2024-07-21 11:05:11 | 映画

今年の3月に日本でも公開された韓国ラブコメ映画、『ラブリセット 30日後、離婚します』を今回イギリス出張中のJAL機内で観賞した。この映画は、本国韓国では昨年10月に公開され、公開35日で200万人の動員を記録した大ヒット映画。この映画のことはあまり知らなかったのだが、観てみたらなかなか面白い映画で、韓国のラブコメらしいエンタメ作品であった。

物語は韓国のドラマに良くありがちな“記憶喪失もの”()。もはや交通事故などで記憶喪失になる主人公は韓国ドラマの定番だ。しかし、今回同じ記憶喪失ものでも一ひねりある内容となっている。

親の反対なども押し切って大恋愛の末に結婚したカップルのナラとジョンヨル。しかし結婚後大喧嘩を繰り返す中で険悪な夫婦関係となり、結局離婚調停に進むことになるのだが、二人で車に乗っていた際に交通事故に合い、なんと二人同時に記憶喪失になってしまうという、ありえない展開に。退院後は交通事故前と同じように、2人で生活した方が記憶を取り戻しやすいとの医者の助言もあり、また2人で生活することになるのだが、2人を予定通り離婚させて引き離したい2人の両親も巻き込み、”30日後には離婚するという条件で一緒に住むことに。しかし、喧嘩ばかりしていたことも含め記憶を無くしている2人は、ある意味新鮮な気持ちで相手と接している中で、不思議な感覚が芽生え始める。そしてジョンヨルはある日記憶を取り戻し、ナラを憎んでいた記憶も戻るのだが・・果たして2人の関係は?という展開。

もちろん、最後は大どんでん返しの末のハッピーエンドとなるので、安定したお約束のラブコメ展開となるのだが、期待せずに軽い気持ちで観始めたところ、意外にも結構ハマってしまった。

主人公の女性で、映画プロデューサー役で破天荒なナラを演じるのはチョン・ソミン。彼女は人気の韓国女優で、他にもヒット作に主演しているらしいが、僕はこれまで彼女の存在を知らなかった。しかし、今回の彼女を見てすっかり気に入ってしまった。僕の好きなユナのようなタイプの韓国人女性とは少し違い、割とキリっとした顔立ちだが、とても美人でチャーミング。なかなか可愛く、魅力的な顔をしている35歳の女優だ。今回も破天荒な役を見事に演じている。今回の映画で、チョン・ソミンを知ることが出来ただけでも大きな収穫であった。

もう一人の主人公で、若くてイケメンながらどこかどんくさい弁護士ジョンヨルを演じているのがカン・ハヌル。こちらの俳優も知らなかったのだが、34歳で、多くの学園ドラマなどにも主演しているらしく、日本でも人気のある俳優みたいだ。とても性格がいいことでも有名らしく、韓国の芸能界でも人気が高い。それなりにイケメンだとは思うが、K POPスターなどの容姿に比べると、どこか骨太で個性的な印象があり、巨人の岡本を細くしたような雰囲気が特徴的。彼は本作で『第10回韓国映画制作家協会賞』の主演男優賞を受賞したらしい。

韓国映画や韓国ドラマは結構好きなので、チャンスがあれば観ているのだが、韓国で公開される映画の全てが日本で公開されるわけではなく、また大ヒット作でもなかなかシネコンまで出かけて韓国映画を日本で観る機会も少ないので、今回も機内で出会わなければ観ていなかった映画だ。機内でのこの出会いに感謝である。


前から気になっているJALの機内安全ビデオ女優?

2024-07-20 23:06:24 | CM

イギリス出張から帰国したばかりだが、海外出張は昔からいつもJALを利用している。そしてJALの機内では出発時にいつも流れるデビッド・フォスター作曲のテーマ曲が旅へと誘ってくれるのが心地良い。そして離陸前に必ず機内で流れる映像が、機内安全ビデオである。

アニメーションを使った映像は、良く出来た安全ビデオとして評価が高いらしいが、確かにわかりやすくて好印象だ。

そしてこのビデオで個人的に一番好きなところが、“脱出時に、荷物は持たないでください!“というセリフで、CAが両手を前に静止するポーズを取るところ。マニアックかもしれないが、ここが何とも癖になるお宝映像なのだ()

そして僕は前からこの安全ビデオにJAL CAの役で出演している女優さんが気になっていたので、今回調べてみた。演じているのは池田香織という40歳の女優。なかなかの美人である。あまり他のドラマなどで拝見した覚えはないのだが、どうやら色々なドラマ・映画・舞台で活躍しているらしい。いかにも典型的なJALCAさんというイメージが実に上手く表現されていて、秀逸なビデオである。

テレビCMなどとは違うが、機内安全ビデオもある意味世界中全てのJALフライトで毎日流れるコンテンツとしてのインパクトは強烈で、旅の良き小さな思い出の一つとして、サブリミナル効果的に()刻まれていくのかもしれないので、機内安全ビデオへの出演は侮れないのである。