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クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

梅雨の鎌倉は大混雑!!

2010-06-22 08:21:00 | 好きな場所
先週末は横浜に戻っていたので、家族と鎌倉に出鰍ッた。もちろん、お目当ては梅雨の風物詩、『紫陽花(あじさい)』を見ることだ。最初は、あじさいが満開との噂を聞いて鎌倉駅から少し南の海寄りの場所にある『成就院』に行く予定にしていたが、途中道路が異常に混んでしまい、成就院まで行っていては時間のロスになると重い、急遽あじさい寺として有名な『明月院』に場所を変更。この明月院は鎌倉に向う途中の北鎌倉にあるので、ルート的にちょうど良いかと考えていた。しかし、考えが甘かった。元々少ない鎌倉エリアの駐車場は既に観光客で一杯で、結局またまた予定を変更して、先に鎌倉市内でランチをとることにしした。ちょうど運良く鎌倉中心街にも近い駐車場に空きが出て比較的すんなりと入ることが出来た。しかも、あじさいに次ぐ今回のお目当てであったわらび餅で有名な『こ寿々』に近い駐車場に入れたことはとてもラッキーだった(あじさい寺に行けてない時点で実は既にかなりアンラッキーなのだが(笑))。



こ寿々は鎌倉でも有名な蕎麦屋さん。でもどちらかというとわらび餅が有名だろう。外で待つこと30分、ようやく中に入り1,300円の鴨南そばを注文したが、なかなか繊細なそばで美味しかった。但し価格の割りに量は少し物足りない感じであったが。



そして食後にはお約束のわらび餅を注文。ここのわらび餅は本当に美味しい。とても弾力性があって食べ応え十分。当然だが、毎日その日の販売分を丁寧に手作りしているこだわりの製法は評判通りの美味しさを産み出していた。お土産用に9個入りと14個入りが購入出来るので、おみやげ用に買って帰る人も実に多い。こ寿々の外観もなかなか味のある雰囲気だ。京都にありそうな古い町家風の佇まいは歴史と伝統を感じさせ、和の良さがしっかり守られている感覚を受ける。



そして、実は個人的に最も楽しみにしていた”お目当て”は鎌倉で有名な玉子焼きのお店、『おざわ』でおみやげ/持ち帰り用の玉子焼きを買って帰ることだった。かなり前にここの玉子焼きを買って帰って食べたら、物凄く美味しかったのを今でも良く覚えている。元々玉子好きな僕だが、ここの玉子焼きはまた格別な味であった。甘過ぎず、しょっぱ過ぎず、それでいてしっかりとした味も付いていて、恐らく品質の良い玉子を使うことでもかなり差が出るだろうが、ここはその上に何とも言えない絶妙な味付けがしてあるのだ。『おざわ』は小町通りを少し横に入った建物の2階というかなり目立たない場所に有り、なかなかわかりにくい場所にある。今回も張り切って行ってみたのだが、何とおみやげ用の玉子焼きはこの日用意が無いとの看板があって、大ショック! もちろんお店では玉子焼きの定食ランチは食べられるのだが、今そばランチをこ寿々で食べたばっかりでもあって、さすがに2度ランチを食べるのも厳しく、今回は泣く泣く玉子焼きは断念。すっかり夕食の1品となる筈だったので、残念である。



そして、帰りがけに明月院に立ち寄ってあじさいを見ようとまた車に乗ったが、まだまだ駐車場が一杯で車を止められず、更には朝から何とかもっていた雨がついに降り出してきて、結局あじさい寺には行けず仕舞いであった。メインの目的が達成出来ないとは、何とも間抜けな週末。結局そばを鎌倉に食べに行っただけになってしまったが、まあたまにはこういうのも良いか。



『Moumoon』のお薦めサマーアルバム

2010-06-21 22:52:00 | 音楽
以前、『カフーを待ちわびて』という映画をブログで紹介した際に少し触れたが、この映画の主題歌を歌っていた二人組音楽ユニット『Moumoon (ムームーンと読む)』について今日はちょっとご紹介したい。

Moumoonは作詞とボーカルを担当するYukaと、作曲、ギター/ピアノを担当するまさきこうすけの2人からなる音楽ユニットだが、Yukaは慶応幼稚舎出身で、そのまま慶応女子高、慶応義塾大学文学部を卒業した25歳。かなりお嬢様では無いかと思うが、慶応文学部ということで僕の後輩に当たることも有り、勝手に親近感を覚えている。その透き通るような声はかなり魅力的なのだが、そのルックスもかなり可愛くて魅力的である。




こういったタイプの2人組音楽ユニットは結構これまでにも存在しているが、Moumoonはまた何とも言えない、透明感のある音楽を作り出しており、JャbプスながらもELTほどノリノリでも無く、フレンチャbプス的なおしゃれ感もあって、独特なテイストを持ったユニットである。



2007年にデビュー以来7枚のシングル、3枚のミニアルバム、1枚のフルアルバムをリリースしている。映画『カフーを待ちわびて』の主題歌となったシングル『EVERGREEN』をはじめ、今年は5月に資生堂ANESSAのCM曲として抜擢された『Sunshine Girl』など多少メディアにも登場しだしており、ややブレイクしそうな気配だが、これからの本格ブレイクが楽しみである。



今回、iTunesでMoumoonのベストアルバム『Moumoon Summer Selection』というのを見つけて、早速ダウンロードしたが、内容はシングルやアルバム曲などから夏に似合う爽やかな曲を集めたミニベストアルバムである。全8曲は次の通り。



1) On the right
2) MUSIC
3) Follow me
4) Sunday Morning
5) Kiss Me Baby
6) My darling
7) Cinderella
8) Myself

1曲目の『On the right』は5曲目のシングル。2曲目の『MUSIC』は相当に爽やかなバージョンの椎名林檎とでも言おうか、なかなか軽快なメロディーな味のあるフレンチャbプスに仕上がっている。僕は個人的には3曲目の『follow me』はこのアルバムの中で一番好きな曲。爽やかなJャbプスに仕上がっていて、Bonnie Pink的な曲でもある。4曲目の『Sunday Morning』はその曲名の通り、日曜日の朝目覚める時に聴きたいような爽やか& 元気な曲だ。5曲目『Kiss me Baby』はややスローでスケール感のある曲で、6曲目の『my darling』も軽快でテンモフ速い上質なャbプス。最もMoumoonらしい曲でも有り、このアルバムでは2番目に好きな曲である。7曲目の『Cinderella』はスローな癒し系で、『EVERGREEN』にも通じる映画音楽的なスケール感のある作品。8曲目は英語曲となっているが、英語の発音もかなりレベルが高いのには驚きであるが、Yukaはもしかすると海外に留学していたに違いない。



この『Moumoon Summer Selection』は、どうやらiTunesのみでの発売らしいが、これからの暑い夏を爽やかに過ごす為には最高の1枚で、ドライブのお供などにもお薦めの1枚である。そして、これからのMoumoonの本格ブレイクを楽しみにしたい。


あまりにも美しい、ドラマ『女帝 薫子』の桐谷美鈴!

2010-06-09 23:10:00 | TVドラマ
今年4月から新たに設けられたテレビ朝日の『日曜ナイトドラマ枠』第一回ドラマとして、『女帝 薫子』が今放映中である。これも昨今大変に多い、漫画が原作となっているドラマだが、夜遅い放送枠の割には比較的視聴率的にも頑張っているのでは無いかと思う。



育った環境も性格も全く違う2人の少女が「薫子」という源氏名をきっかけに東京で偶然出会い、銀座のクラブ「ゴージャス」を舞台にお互いをライバル視しながら一流のホステスを目指す物語。2人の親探しが物語の鍵となっている。多くの美人ホステスが登場するこのドラマは、銀座を舞台に繰り広げられ実に華やかである。



そしてこのドラマの主役、西村紗也(さや)を演じているのが、桐谷美鈴。2005年にデビューした弱冠20歳の女優で、これまで幾つかのドラマや映画に出演してきたが、雑誌『SEVENTEEN』の専属モデルも務めていた。他には黒川智花、原沙知絵、国生さゆり、滝沢沙織、萬田久子、菊池桃子など、豪華な顔ぶれである。



それにしても桐谷美鈴は美しい。ルックス的にはガッキーこと新垣結衣にかなり似ている雰囲気だ。ホステス役でドレスを着ていることもあって、このドラマでは特にそのスタイルと脚線美が目立っているという理由もあるが、美人系のすっきりとした顔立ちと、細く美しいその腕や全体のスタイルは独特の魅力を放っている。



そして、美しさもさることながら、その演技力もなかなか好感が持てる。このドラマ主演をきっかけに今後大きくブレイクを予感させるが、今後の活躍から当分目が離せそうに無い存在であり、今間違いなくイチオシ女優の一人だ。





手塚治虫 x 横山光輝、奇跡のコラボ作品が単行本化!

2010-06-08 21:49:00 | 漫画/アニメ
僕の尊敬する漫画界の2大巨匠、手塚治虫と横山光輝がコラボしていた5作品がある。コラボとは、手塚治虫の初期作品を横山光輝がリメイクして出版したものだが、この奇跡のコラボとなった5作品を1冊に纏めた形でこの程復刻盤が出版された。タイトルは『黄金都市』となっているが、実は『黄金都市』以外にも『ターザンの洞窟』、『海流発電』、『蜘蛛島の冒険』、『仮面の冒険児』の4作品が収録されている。どの作品も当時の少年向け漫画雑誌『少年』の別冊付録として1955年から1956年頃に出版されたものだ。



この5作品の中でも『蜘蛛島の冒険』は当時作成されたものの、お蔵入りになって未発表作品となっていたもので、今回初めて日の目を見たのは貴重である。

手塚治虫のオリジナル版と、横山光輝のリメイク版を比べるのも面白い。同じストーリーながら、それぞれが自分らしいタッチとコマ使いで描いており、それぞれの特徴が既に当時から鮮明に表れている。当時手塚治虫は既に大物漫画家として有名であったが、その後、横山光輝もメキメキと頭角を現し、ついに2人は『鉄腕アトム』と『鉄人28号』という永遠のライバルロボット漫画で対決することになるとは、当時まだ知る由もなかったのだ。しかし、躍動感のある見事なリメイクを描く横山光輝の作品を見て、手塚治虫もその才能に驚いたに違いない。

それにしても、最近横山光輝の作品が相次いで復刻されている。以前紹介した講談社の愛蔵版初期作品集に加え、先月は『鉄のサムソン』という作品も限定版BOXとして小学館から復刻された。この『鉄のサムソン』は『鉄人28号』に代表されるロボット作品だが、1956年に連載が始まった『鉄人28号』に遅れること6年、1962年から『鉄のサムソン』の連載が始まった。鉄人28号に比べるとスレンダーな体系のロボットで、当時はかなり人気を博したらしいが、やっぱり横山光輝の描くロボット漫画はストーリー性があって、丁寧に描かれており、また横山光輝のロボットの特徴は、アトムのように自ら心を持つロボットでは無く、操る人間によっては、悪のロボットにも善のロボットにもなるというところだ。また、自分の意思が無い分、持ち主の指示通り、忠実に動くという点が、当時多くの少年にうけた理由でもあろう。




6月下旬には、更にあの『伊賀の影丸』も限定版BOXとなって復刻される予定だ。横山光輝ファンとしては、本当に今から待ち遠しい限りである。


映画『告白』の衝撃!

2010-06-06 22:57:00 | 映画
今日、映画『告白』を大阪梅田の映画館で見てきた。6月5日の土曜日から上映開始になったばかりの最新作である。湊かなえの同名ベストセラー小説を原作に、中島哲也監督がメガホンをとった作品で、その衝撃的な内容の映像化を見ようと、今最も注目を集めている映画である。『先生の子供を殺したのは、誰?』という強烈なキャッチコピーも話題となったが、やはりその衝撃的なストーリー、そして驚愕のラストに思わず引き込まれてしまった。




ストーリーは、娘を殺された中学校の女教師が、担任しているクラスの生徒の前で『娘はこのクラスの生徒に殺されました』という衝撃的な『告白』をし、そして犯人へのあまりにも強烈な復讐劇の幕が開けるのであった。女教師である森口先生が結婚を約束していた人がHIVにかかっていることがわかり、また子供を授かったことが判明したが、子供にはHIV感染していないことがわかる。しかし、子供の事も考えて、彼女はシングルマザーとして生きていくことを決める。そんな中、娘が学校のプールで死体となって発見されるが、その際の経緯が森口先生の口から生徒に対して語られ、2人の犯人が生徒にいることが明らかとなる。



こんなにも早い展開で、犯人が誰かわかってしまっていいのか?と疑問に思うところから始まるのだが、この映画は犯人探しの映画では無く、娘の死にかかわった生徒たちやその周りの生徒の目それぞれから、この事件が語られていく。そして、通常未成年が殺人を犯しても死刑にはならず、未成年は青少年犯罪法で守られているのだが、森口先生は、あまりにも残酷な復讐を計画していたのだ。この映画の内容はまさに衝撃的である。いくら何でもこんな復讐をしていいのかと思わせる過激な内容である。娘を殺された森口先生の気持ちになれば、この復讐もわからずでも無いのだが、やはりこの映画の結末には賛否両論であり、深く考えさせられる。また、いまどきの中学生の実態や悩みなどを見事に捉えた作品という点でも興味深い。




森口先生役には松たか子。冷静沈着ながらも強烈な復讐劇を演じる女教師役を見事に演じている。そして若手教師のニックネーム、ウェルテルこと寺田先生役には今人気のイケメン俳優岡田将生。生徒たちに正面から向き合う熱血先生だが、森口先生に結果的に操られてしまう。そして森口先生の娘を殺した生徒の1人の母親役に木村佳乃。狂っていく自分の息子を見ながら、自らも狂ってしまうという強烈な役どころを見事な怪演で演じきっている。




またこの映画はその独特な映像美にも注目だ。回想シーンや、殺人シーン、そしてクライマックスのシーンなどはどれもかなり強烈な描写だが、これを斬新な映像でうまく見せており、これまでの日本映画にはあまり見られなかった新鮮な映像世界を見ることが出来る作品としても特筆に値する。

原作を読んでいないので、映画と比べることが出来ないのだが、映画はかなり素晴らしい出来栄えで、グイグイと引き込まれる内容であった。