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blue deco design lab

クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

SF映画の最高傑作! スターウォーズの感動

2007-03-17 05:56:19 | 映画
LAに住んでいた小学校3年生の1977年に産まれて初めて家族と映画館で見た映画がスターウォーズだった。当時最高水準だったその驚くべき特撮と映画館の大画面/大音響での物凄い迫力に圧唐ウれたが、その時の感動が今でも鮮明に脳裏に焼き付いている。それ以来、僕はすっかりコアなスターウォーズファンになってしまった。

4話-6話の最初の3部作がやはり一番心に残っているし、スターウォーズ第1作(4話)が最も素晴らしいとは思うが(僕の好きな映画No.1である)、5話の「帝国の逆襲」も続編としては実に良く出来ていてかなり味がある。”ダースベーダーのI am your father!”というセリフは映画史に輝く名セリフになってしまったし、その後も多くのパロディーを産んでしまった。また、ファンとしては16年振りにシリーズが復活した1999年のEpisode Iが公開された時も実に興奮した。その頃はちょうどサンノゼに駐在していたので、友人の中村氏と仕事を抜け出して炎天下で何時間も並んで前売り券を買い求め(日焼けしてオフィスに戻ってバレバレな感じもあったが)、公開当日も長時間、映画館で並んで、2日連続で2回見に行ったことを良く覚えている。映画館の駐車場では、公開の何週間も前からキャンプして、レイア姫やC3POなどの格好をしたコスプレでバーベキューなどをしながら盛り上がっている連中がたくさんおり、もうすっかり”スターウォーズ祭り”と課していた。また、アメリカではそもそも日本と違って、映画館で観客から拍手が起きたりすることは結構あるが、Episode I上映の冒頭では、20世紀フォックスのタイトルに続き、A long time ago, in a galaxy far far away…とのテロップが出た後、”じゃーん!”とSTAR WARSの映画タイトルが登場した瞬間、映画館の客席全員が総立ちとなり、もの凄い拍手と歓声が上がって盛り上がりは早くも最高潮! まさにお祭り騒ぎであった。
最初のスターウォーズ3部作の魅力は、その人間臭いキャラクターたちにあった。ハリソン・フォードのハン・ソロも絶好調だったし、C3POやR2-D2の凸凹コンビも最高で、何と言っても映画史に輝く名悪役、ダースベーダーのインパクトは凄い。

1-3話の新3部作は、歴史を遡ったストーリー展開や、ダースベーダーが誕生するまでやルーク出生の秘密など見所満載だし、何と言っても最初の3部作から比べて、その特撮技術の進化は目を見張るものがあったが、やはり登場人物が機械的になってしまい、いい意味での人間臭さが無くなってしまったのは残念だった。それでもファンにはたまらないシリーズであるし、特に「Episode III シスの復讐」はアナキンがダースベーダー化する過程が描かれた(よってダースベーダーが久々に再登場)哀愁漂う傑作で、オリジナルの第4話への架け橋となる重要な位置付けであった点でも、ファンとしてはかなり泣ける作品だった。それにしても、このようなスペースオペラを創造してしまうジョージ・ルーカスには脱帽である。彼が尊敬する黒澤明の影響もあろうかと思うが、ジェダイに武士道もしっかりと注入しているあたりが日本人にも嬉しい限りだ。



SOHOはインスピレーションの宝庫

2007-03-16 10:16:57 | デザイン
僕は良くNYのSOHOに足を運ぶ。ここは色々と刺激的で好きな店が多く、何度行っても飽きない場所だ。何かアイディアに困った時や、考えが煮詰まった時はSOHOにとりあえず行くことにしている。今日は、幾つか僕が特に良く立ち寄る店を紹介したい。

Kate’s Paperie
561 Broadway, New York, NY 10011
1-212-633-0570 / www.katespaperie.com
マンハッタンに4店舗。色々なサイズのノート、バインダー、レターセットなどの文房具が豊富な店で、割と頻繁に利用している。僕の大事なアイディア帳も、ここで手帳を買って、自分のブランドである「blue deco」のロゴを入れてカスタマイズしたもの(写真)。先日も娘の誕生日カードを作成する為、無地ピンクの封筒とカードなどを買いに行った。


Flying A
169 Spring Street, New York, NY 10012
1-212-965-9090 / www.flyinga.net
Aのアルファベットに翼の生えたロゴでお馴染みの店だが、ここのオリジナルロゴTシャツはお気に入り。

Von Dutch
109-111 Spring Street
New York, NY 10012
1-212-965-8886 / www.vondutch.com
アメリカのセレブ御用達のカジュアルブランドで、僕の大好きなブランドの1つでもある。LAのMelrose Aveにある本店は特に良く立ち寄るが、NYのSOHOにもついに最近オープンした。隣はストリート系ブランドとして有名なDC。

Kidrobot
126 Prince Street, New York, NY 10012
1-212-966-6688 / www.kidrobot.com
香港、日本、フランス、アメリカのアーバン・ストリート系カリスマクリエイターにキャラクターグッズ(フィギュア、アパレル)を取り扱っているお店。結構レアなものも有り。日本の森チャックによる、凶暴ないたずらぐまキャラ「グルーミー」(写真)はここで購入。


MOMA Store
81 Spring Street, New York, NY
1-646-613-1367 / www.momastore.org
ここに来て、色々なアートブックやMOMAグッズを見ていると、様々なインスピレーションが産まれるので、立ち寄るようにしている。地下に無印良品のコーナー有り。



NYのクチュールデザイン最前線、Maggie Norrisのスタジオ訪問

2007-03-15 12:35:46 | ファッション
以前、友人のデザイナーDuncan Quinnのことについて書いたが、もう1人NYで親しくなったデザイナーにMaggie Norrisがいる。彼女は既に輝かしいキャリアの持ち主で、15年間、ラルフ・ローレンのウーマンラインのデザインを指揮していたトップデザイナー。現在は独立して「Maggie Norris」ブランドで今でもオートクチュール業界の第一線で活躍している。先日も女優のダイアン・キートンにカスタムフィッティングした模様で、彼女の服は米国のファッション雑誌「Vanity Fair」では表紙を飾ることも実に多く、ニコール・キッドマン、ハル・ベリーなども常連客だ(下記はVanity Fair 2004年3月号。Salma Hayak, Jennifer Aniston, Diane Lane, Naomi Watts, Kinsten Dunst等が着ているドレスは全てMaggie Norrisのもの)。

Maggieとは、昨年の6月に共通の友人を通じて彼女と知り合う機会が有り、その後割と頻繁に連絡を取り合っている。彼女は現在クチュールだけでは無く、プレタャ泣eラインのスーツやシャツを新たにデザインすることを始めているが、彼女のデザインの特徴は、かなりフェミニンでクラシックで有り、特にコルセットをベースにしたデザインをシャツやスーツにも取り入れた斬新なもので、他のブランドではあまりお目に鰍ゥらないもの。米国では5番街にある高級百貨店Bergdorf Goodmanなどで販売する予定だ。これからもっとマスマーケットを狙った商品ラインアップを開発していくとのことで、シャツのラインアップで日本進出をぜひ検討したいとのこと。
更に、この度メンズのシャツや小物を新たにデザインしているということで、NYのファッション業界関連企業などが集まるFashion Districtの彼女のスタジオに遊びに行った。Maggieはかなりお歳を召している方だと思うが、さすがデザイナーらしく、ユニークで奇抜ながらもカッコいい服を常に着こなしている。高い志と妥協することの無い徹底したデザインと品質へのこだわりを持って、実に尊敬出来る、素敵なおばさまと行った感じ。
彼女のスタジオは、常に5-7人くらいがチームを組んで、新たなデザインに取り組んでいたり、実際にプロトタイプを縫ったりしている環境はかなり活気がある。これから益々楽しみなデザイナーだ。


戦え、鉄人28号!

2007-03-14 10:49:05 | 漫画/アニメ
手塚治虫については前回書いたが、もう一人大好きな漫画家に、「鉄人28号」や「魔法使いサリー」、「バビル2世」、「三国志」などの作者として有名な横山光輝がいる。「音無しの剣」などのデビュー初期作品を集めたサイン入り限定プレミアエディションは僕の宝物だ。彼の作品の中では、「伊賀の影丸」と「鉄人28号」が最も好きで、漫画は全巻購入し、今でも実家にある。特に鉄人28号は何度かリメイクなどもされていて、最近でもオリジナルに近い風貌で映画になっているが、やっぱり初代のコロコロした可愛い鉄人が大好きだ。ブラックオックスという敵もかなりカッコよく、魅力的だった。数年前、北海道の小樽に旅行した際に、小樽運河のある雑貨屋で思わず巨大な鉄人のフィギュアを見つけてしまい、むしょうに買いたいと言う衝動にかられたが、旅行先の小樽から巨大な鉄人を抱えて東京に帰るわけにもいかず、その時は購入しなかったが、それをきっかけに色々と調べてみると、結構色々なフィギュアや模型が存在することがわかった。小樽で見たものよりも更に大きい、等身大の30万円もするような代物もあるのだ。でも、さすがにそんなものを買う金も無ければ、置く場所も無いし、買ったら妻に何を言われるか分かったもんじゃないので、数年前に新たに発売された鉄人28号の超合金の復刻版を購入するに留めた。でも、いつかはもっと巨大な鉄人のフィギュアを購入したいものだ。

ユニオンスクエア近くにあるアメコミ/フィギュアなどで有名なForbidden Planetという店があるが、先日覗いてみたら、なんと鉄人とブラックオックスの超合金も売っていた(写真)。それにしても、ブラックオックスもほしいなあ(笑)。

Forbidden Planet
840 Broadway @ 13th Street, New York, NY 10003
1-212-473-1576
www.fpnyc.com



漫画家への道と手塚治虫

2007-03-13 11:16:49 | 漫画/アニメ
先日、モノクロ版初代「鉄腕アトム」TV放映エピソードの厳選版を収録したDVDを,NYのBOOK OFFで発見して思わず衝動買いしてしまったが、実は小学生の頃漫画を描くことに熱中しており、将来は絶対漫画家になるんだ!と燃えていたのを思い出した。

手塚治虫、横山光輝など、”巨匠”と呼ばれる漫画家の作品に大きな影響を受けたものだ。特に日本漫画界が誇る巨匠、手塚治虫は最も尊敬していた。この2大巨匠の漫画は当時読み漁り、お年玉の大部分を彼の漫画の購入に費やしたのを良く覚えている。今でも実家の押入れには当時購入した漫画の数々が大切に保管されている。それともう1つ。小学生当時に手塚先生にその思いを伝えようと、自分で書いた漫画を添えてファンレターを送ったことがある。暫くしてから、その手塚先生からなんと直筆サイン入りのハガキを頂きもの凄く感動したが、このハガキは28年近く経った今でも大切な宝物として持っている。

NYで日本の小説や漫画の英訳をしている出版会社、Vertical社の副社長であるYaniさんと昨年知り合う機会を得た。彼は英語、日本語とも堪能で、これまで手塚治虫の「ブッダ」や、昼{恵子の名作「地球(テラ)へ」も英訳しており、漫画以外にも北方謙三や、鈴木光司の「リング」や「らせん」の英訳も手鰍ッている。Yaniさんも手塚治虫の大ファンであったことで、その後飲みにも行ってすっかり手塚先生や漫画の話しで盛り上がってしまった。