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blue deco design lab

クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

恐るべし、アンパンマン!

2007-03-30 23:11:15 | 漫画/アニメ
3歳の娘は、かなり前からアンパンマンにはまっている。そして僕もつられてすっかりアンパンマンワールドにはまってしまい、登場するキャラクターの解説が満載の「アンパンマン スーパー大図鑑1600」は娘と僕の愛読書となっている。最初はたかが子供向けアニメだと思って見ていたが、実は見方によっては結構大人も楽しめる不思議な世界観がそこにある。
そして、なんと言ってもその無限に創られるキャラクターはどれも実に個性的だ。娘はやはりアンパンマンとばいきんまんの2大キャラと、メロンパンナとロールパンナの姉妹が好きだが、意外なところではばいきんまんの手下であるホラーマンなども結構好きで、そのユニークなテイストには時々驚かされる。ちなみに僕は超わがままで、ちょっと小太りなドキンちゃんが一番のお気に入りだ。

アンパンマンに登場するキャラクターはどれも結構人間臭くて魅力的なのだが、実はアンパンマン自身は意外と機械的で、つまらない性格である点が妙に最初気になっていた(こんなことは当然娘には言えないが)。正義感が強く、邪念の全く無い完璧な性格をしており、生活感も全く無い。アンパンチ、アンキックなどの技はかなり強力で最終的にはばいきんまんを粉砕するが、一方で、顔がひとたび濡れたり潰されたりすると、途端にパワーを失いその脆さを露呈してしまうシーンが毎回のお約束だ。ジャムおじさんとバタコさんが新しい顔を即焼いてくれていつも救われるが、つまりジャムおじさんとバタコさんをやっつけてしまえば、アンパンマンなどは全く脅威では無くなってしまうわけだが、なかなかばいきんまんもこれが実行出来ない。毎回顔が取り替えられてしまうという点も機械的にしている大きな要因だが(他に顔を取り替えるようなキャラはいない)、よくよく考えると、アンパンマンは実は「神」のような存在であり、仲間達の「良い心」を具現化した象徴とも言える。また、ばいきんまんは悪役だが、「真の悪」では無く、むしろ人間誰にでもある邪念や欲望から来る「悪い心」の要素を具現化したキャラでもあり、いつもアンパンマンをやっつける際の詰めが甘いところなども憎めない、人間臭い要因でもある。

ロールパンナもかなり気になるキャラクターだ。彼女はパン工場でジャムおじさんに作られる時に、ばいきんまんに”ばいきんジュース”を生地に入れられたせいでまごころそうが足りない為に、「ダークサイド」を持っている。スターウォーズで言えば、ジェダイの騎士でありながら、後にダークサイドに引き込まれ、ダースベイダーになってしまうアナキンスカイウォーカーのような存在だ。妹であるメロンパンナの愛情や優しさ、又は友人のローラなどの友情によって、そのまごころそうが増えたりするが、逆にちょっとした拍子で悪の世界に引きずり込まれてしまう不安定要素を持っているのだ(ちなみに、悪い心のロールパンナは、”ブラックロールパンナ”と言う)。良い心と悪い心の間で葛藤する姿が実に切なく、子供アニメながら侮れない設定なのだ。

果たしてどこまでアンパンマンのキャラワールドは今後も広がるのか。当分娘も僕もアンパンマンから目が離せない。



最も好きな歌手は、倉木麻衣!

2007-03-29 07:24:19 | 音楽
僕は音楽が好きで、CDを買うのが趣味みたいなところもあり、様々なジャンルの曲を常に聴いているが、日本のアーティストではダントツに倉木麻衣が好きである。1999年頃、彼女が「Love Day After Tomorrow」でデビューした頃、ちょうどアメリカのサンノゼに駐在していたが、友人夫婦の家でセカンドシングル「Stay by my side」を聞いて、”なんていい声をしているんだろう。どんな歌手かなあ”と思って興味を持ったのがきっかけで、その後物凄いファンになってしまった。今では全てのCDシングル、アルバム、DVDなどを所有している。あまり大きな声で人には言えないが、アメリカから倉木麻衣の「Mai Kファンクラブ」に速攻で入会してしまい(ファンクラブなどに入るのはブルース・リーファンクラブに入っていた小学生の頃以来であり)、2002年、日本に帰国してからは、ライブやファンクラブイベントなどにも必ず参加していた。以前、横浜でのライブチケットをファンクラブの特権で優先購入した際、なんと会場の最前列で、それはそれはもの凄い至近距離で生倉木麻衣を見るという、世にも幸せな経験をした時は実に感動してしまい、忘れられない思い出となった。

彼女の曲はどれも素晴らしい。特に好きなのは「Love Day after tomorrow」、「Stay by my side」、「Always」などのシングルだが、アルバムに収録されている曲も結構好きなものが多い。最近のお気に入りはアルバム「Fuse of Love」の1曲目「Honey, feeling for me」と9曲目の「Love Sick」、アルバム「Diamond Wave」に収録された「State of Mind」などである。彼女は曲や歌詞の素晴らしさだけで無く、その低い声質がそもそも凄く好きだし、何と言ってもアイドルのようなルックスにも関わらず、実は芯の通った、強いアーティスト性が垣間見れるところが実に理想の女性像でもある。これからも応援して行きたいと思う。



スケボーにはまってます。

2007-03-25 23:33:09 | アート
最近、年甲斐も無くいきなりスケボーにはまっている。大昔は好きで幾つか持っていたし、家の近所で乗り回していたのを良く覚えている。今度、25年ぶりくらいにスケボーを購入しようかと思っていて、先日NYのSOHOにあるBladeというボードショップに行ってみたが、”Yo! What’s up, man!”といきなり声をかけてくるヒップホップな店員が色々と親切に説明してくれた。好きなデッキ(板)を選んで、それにあったWheelやTruck(Wheelのベース)を選んで、好みの、ベストの状態に仕上げていく。Bladeの他に、Times SquareにあるElementの旗艦ショップや、East VillageにあるAutumn Skateboard Shopという、小さいながらかなりマニアックなスケボーショップにも行ってみた。

スケボーに実際乗ることも去ることながら、アートのような様々なデッキのデザインすっかりに魅了されてしまった。ストリート系のカッコいい色々なデザインやイラストなどを見ていると本当に飽きないし、僕のクリエイティブ魂を刺激する。ブランドもどういうのがあるか最近調べてみたりしているが、NY地場のブランドとしてはZoo York(写真), 5Boroなど、あとかなり気になっているのはBlack Label, Foundation, Santa Cruz, Plan Bなど。派手でカラフルなデッキもいいが、僕はBlack & Whiteのクールでベーシックなものを購入しようかと思っているところだ。今後またスケボーの購入状況を別途報告したいと思う。



Blades Board and Skate shop
659 Broadway
New York, NY 10012
(212)477-7350
www.blades.com

Autumn Skateboard Shop
436 E 9th St
New York, NY 10009
(212)677-6220
www.autumnnyc.com (現在website閉鎖中)



イノベーションの玉手箱、「IDEO」!

2007-03-23 03:57:00 | デザイン
米国シリコンバレーに、世界最高のデザイン会社IDEOの本社がある。スタンフォード大学の城下町、Palo Altoのダウンタウンにちょっとした企業キャンパス / IDEO村を形成しているユニークなカルチャーを持つ会社だ。今週も仕事の関係でIDEOを訪れたが、1999年にIDEOとの付き合いが始まってから既に8年ほどになるが、僕のクリエイティブ魂を常に刺激し続ける会社である。


IDEOは1991年の設立以来、Apple、HP、Motorola、Nike、BMW、Samsung、Pepsi, Prada等、異なる業界における世界の一流企業やベンチャー企業に対して様々な産業デザインを提供しているが、アップルの最初のマウスを設計したのもIDEOだ。今では、その活動範囲は産業デザインだけに留まらず、ライフスタイルや会社の組織に変革をもたらすイノベーションコンサルティング、空間プロデュースなども手鰍ッる。IDEOの最大の特徴は、産業デザイナー、エンジニア、認知心理学者、社会学者、MBA取得者、作家など多様な特殊性を持つ人材を抱負に抱えていること、そしてその多様な人材を、プロジェクト毎にチーム編成して、イノベーションをもたらす特殊なメソドロジー/手法を確立している点だ。また、産業デザインにおいては単なるデザイン会社では無く、実際の試作品などを実用レベルまで仕上げられる実力と、時代を先取りした先端テクノロジーへの理解と、豊かな発想力/Visionaryとしての高い能力を持っている点にある。今後もIDEOの動向から目が離せない。


アメコミの神様、スタン・リーに遭遇

2007-03-19 12:15:50 | 漫画/アニメ

この前手塚治虫、横山光輝の話を書いたが、漫画繋がりでもう1つ。アメリカで2006年の3月に仕事の関係で参加したE3という、ゲーム業界最大の展示会で、「スパイダーマン」、「ハルク」、「Xメン」、「デアデビル」、「ファンタスティック4」等の産みの親として世界的に有名なスタン・リー氏のサイン会に参加することが出来た。サインを求める人で物凄い行列になっていたが、かなりの時間並んでようやく添付写真のポスターにサインを貰うことができた(ブレブレ写真で申し訳なくも、そのサイン会の時の写真も添付した)。


サインを貰う際に、”I was writing comics myself and I’ve always greatly admired your work and got so much inspiration from them”と僕が告げると、スタン・リーは、”Are you from Japan? Thank you for your support”と言って握手してくれた。彼は今年85歳になると思うが、まさにアメリカの国宝級な人物にて、”生スタン・リー”に会って、少しでも話が出来たのは一生の思い出となったし、このポスターも宝物の1つとなった。