について取り上げたが、今日はまた
僕の好きな映画を紹介したい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/6b/588146bce120aad3426c756d5715e649.jpg)
僕はイギリスとアメリカが対比されるように
描かれた映画が大好きだが、
そもそもこのコントラストに
取り憑かれるきっかけとなったのが、
1998年に公開された映画『ファミリーゲーム』だ。
監督はナンシー・メイヤーズ。後に再び
イギリスとアメリカの対比を見事に描き、
これまた僕の大好きな映画である『ホリデイ(The Holiday)』
も監督した人気女流監督。やはり英米の対比を撮らせたら、
彼女の右に出るものはいない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/44/9990bc8b26415b4ae204a2247e06f461.jpg)
『ファミリーゲーム』の英語タイトルは
『The Parent Trap』。この映画もDVDを
持っているのだが、ストーリーはこうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/91/d8b966cc3352b7b1fbdabd9c7909b0a2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/85/97919e31892d8efcab9b06b0f6aad1d3.jpg)
元・夫、ニック・パーカー(デニス・クエイド)は、
今やカリフォルニアにあるワイナリーのオーナー。
元・妻、エリザベス・ジェームズ(ナターシャ・リチャードソン)
はロンドンで活躍するウェディングドレスの人気デザイナー。
船上で出会い、結婚した二人は、愛し合っていたにも
関わらずお互いの夢の為に離婚し、双子の娘達、
ハリーとアニー(リンゼイ・ローハン、一人二役)の
一人ずつ引き取って暮らしていた。
そんな二人が運命のいたずらで11年ぶりに
アメリカのガールズキャンプで再会。
両親を再び結び合わせようと娘達は張り切って
計画を立てるが、大人の恋はそんなに簡単なものじゃない。
この恋の行方はハッピーエンドか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/11/042d51d1abbb3b7ea93f24bd6475ff3d.jpg)
この映画で秀逸なのが、ハリーとアニーの双子設定。
しかも、それぞれイギリス/ロンドン育ちと
アメリカ/ナパ育ちということで、双子の言葉使いや
仕草など英米の対比/違いが実にうまく表現されており、
それぞれの良さを再認識することも出来る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/cf/48f0523853012891065ed754667efc19.jpg)
この映画が公開された1998年は、ちょうど駐在で
シリコンバレーに住んでいた頃である。
この映画もアメリカで見たのが今でも懐かしいが、
ディズニーが製作したこの映画は当時大ヒットした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/0e/03e779c841a6e0035a7570d4fd6db73e.jpg)
この映画はあのリンゼイ・ローハンのデビュー映画。
彼女もまだ小学生で、しかも一人二役で双子を演じており、
可愛くてしかも演技もうまく、これは期待出来る子役が
出てきたなあ、と当時感じたのを今でも良く覚えている。
現にこの映画の成功により、リンゼイ・ローハンは
ブレイクして人気女優になったのだが、その後
ティーンエイジャーになってから変にお騒がせ
女優になってしまったのがとても残念である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/d9/bb5a188d2bb2e9be56b5b91c9ca0447f.jpg)
そして、もう一つこの映画を好きになって
しまった大きな理由がある。
エリザベス・ジェイムズ役のナターシャ・リチャードソン
のことがすっかり好きになってしまったのだ。
何とも言えない上品な英国美人で優しそうな母役が
とても良く馴染んでいた。そして笑顔がとても可愛い。
しかし2009年、ナターシャはカナダのスキー場で転唐オ、
この事故の直後、帰らぬ人になってしまったのが残念でならない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/ad/232d416a8656f8924f724c019c511565.jpg)
この映画は、ディズニーが製作しただけあって、
家族で楽しめるようなとてもハートフルな
ロマンチックコメディーに仕上がっているが、
当時子役のリンゼイ・ローハンと大人の女性の
魅力を放っていたナターシャ・リチャードソン
という二人の女優の魅力が見事に交わりあったことが、
この映画最大の魅力である。