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クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

『神奈川県北部の城跡めぐりガイド』、ついに完成!

2021-05-13 19:48:00 | 日本の城、日本の寺
これまでブログで取り上げてきた、たまプラーザから行ける神奈川北部の城跡めぐりだが、これまで18もの城跡を巡ることが出来た。そして集大成として18の城跡をまとめるべく作成していた『城跡めぐりガイド』がついに完成した。全6ページ(裏表で3ページ)の簡単なガイドだが、これまで巡ってきた18の城跡に関して、おススメ観賞法や歴史メモなどを簡単に纏めている。



これまで訪れた城跡はそれぞれ独特の魅力があるので、甲乙付けがたいところはあるが、敢えてランキングを付けるとすれば、下記の通りとなる。ベスト5まではガイドの最終ページでも紹介している。



1) 小机城
2) 枡形山城
3) 小澤城
4) 茅ヶ崎城
5) 小野路城
6) 沢山城
7) 亀山城
8) 獅子ヶ谷城
9) 演コ城
10) 菅寺尾城
11) 篠原城
12) 川和城
13) 佐江戸城
14) 寺尾城
15) 作延城
16) 荏田城
17) 成瀬城
18) 有馬城



城跡は、だいたいの場合近くに比較的大きな川が流れており、また殆どの場合丘陵エリアに存在する。城として守りを固めるにはこのような場所が理に適っているのだ。神奈川県北部で言えば、多摩川と鶴見川沿いの丘陵地帯に多くの城跡がある。



この中で、特に堀切や土塁などの遺構が最も残っているのは、小机城、小澤城、茅ヶ崎城だろう。田園都市線沿線は新しい新興住宅街として宅地開拓されたエリアにて、あまり歴史のある地域では無いように思っていたが、実は調べていくと、有力な武将などが多く存在していた地域でもあり、また小田原の北条氏とも関係が深いことがわかる。



例えば、家から一番近いのは亀山城で、王禅寺のすぐ隣のエリア。一部土塁などの面影を確認出来るが、そもそも王禅寺含め、このエリアは歴史的に興味深い。源義経の四天王であった亀井六郎の居住エリアで、しかも江戸時代にはあの徳川二代将軍、秀忠の妻であった江姫の化粧料を賄う幕府の直轄地だったというから驚きだ。そんな歴史的な名残のあるスャbトが点在しており、ワンちゃんとの散歩をゆっくり楽しむには最高の地域でもある。



神奈川県北部(川崎市、横浜市青葉区、港北区、鶴見区)に加え、一部東京都町田市に跨る18の城跡はこれで制覇したが、いよいよ神奈川県中部の城跡などを攻めて行きたいと思う(深見城、星の谷、そして近日中ブログにアップ予定の早川城など一部訪問を開始している)。

乞うご期待(笑)。


まだあった!近所の城跡シリーズ、『菅寺尾城』!

2021-05-03 22:43:00 | 日本の城、日本の寺
近所の城跡はほぼほぼ行き尽くしたかと思っていた矢先、またまた新たな城跡を発見してしまった!それは菅寺尾城という城址で、なんと自宅から車で20分程度の距離。灯台もと暗しである。場所は小澤城にも近い小田急線読売ランド駅近くということで、早速きなこと朝散歩がてら行ってみることに。



自宅から世田谷通りに出て、読売ランド駅の少し先を北上すること5分で、寺尾台というエリアに。ここは多くの団地があり、宅地開拓されているが、一部緑地保全地区がある。ここがまさに菅寺尾城。エリアの北側に車を停められる場所を発見し、きなこと出発。



この菅寺尾城は、寺尾若狭守によって築かれた城。北条氏の家臣となって以降は諏訪氏を名乗った模様で、小澤城と枡形山城を結ぶ『伝えの城』であったとの説もあり。



緑地保全地区の入り口付近に案内版があり、少し進んで行くと見事な土塁跡が現れ、気分が上がる。この辺りは堀切だったとも思われる。



登って行く途中、立派な貞Mなどもあって静寂に包みこまれる。



階段を更に上がって行くと、平らなエリアがあり、恐らくこの辺りが本丸跡かと思われる。木々に囲まれて、とても静かな空間だ。このエリア一帯は、丘陵地となっており、築城当時は多摩川まで良く見渡せたと思われ、城を築くには好立地である。



それにしても、またまた近所に良い城跡を見つけて大満足。これだから城跡探索は止められない(笑)。


きなこと週末の鎌倉散策、『建長寺』へ

2021-05-01 20:47:00 | 日本の城、日本の寺
気持ちのいい季節となった4月の週末に、きなこと一緒にまた鎌倉に出かけた。鎌倉は結構頻繁にきなこと訪れており、先日も鎌倉駅の東側を探索したが、今回は鎌倉駅の北側にある、有名な建長寺を目指す計画を立て、家を出発。

いつも利用している駐車場に車を停め、早速鎌倉駅前を通って、観光エリアとしても有名な小町通りへ。朝早い時間の小町通りは人もあまりおらず、とても静かできなことゆっくり散歩が出来る。人混みの中では気が付かなかったキャラクターたちもいて結構面白い。






小町通りを北に抜け、鶴岡八幡宮の左側の道を北に進んで行く。




歩くこと15分程度で、今日の目的となる建長寺に到着。





建長寺は臨済宗建長寺派の大本山で、創建は鎌倉時代の建長5年(1253年)で、鎌倉五山(建長寺、円覚寺、寿福寺、浄智寺、浄妙寺)の第一位で境内は国の史跡に認定されている。




この由緒正しき建長寺だが、実はワンちゃんを歩かせての入門がOKとのことで、きなこと一緒に訪れることに。建長寺は、けんちん汁発祥の地としても有名。入り口を進んで行くと、まずは大きな三門が出迎えてくれる。とても荘厳で古い創り。






入口には樹齢が凄そうな木々がたくさんあって、建長寺の荘厳さに拍車をかける。



そして三門を抜けると更に大きな建物の仏殿が。この中には何とも見事な地蔵菩薩坐像が鎮座していた。





仏殿の裏手には、更に大きな建物である法堂があった。この法堂、仏殿、三門の三つの建物は見るからに歴史を感じる見事な創りで、かなり感動してしまう。





仏殿の右側には、国宝となっている釣鐘があり、こちらも歴史を感じさせる。



更に風情のある左側の水路の道を奥に進んで行くと、裏手に煌びやかな唐門があった。




そしてその裏にはとても素敵な庭園があったのだが、ここはきなこと入れなかったので、柵の隙間から観賞。この庭園は夢窓疎石(世界史上最高の作庭家の一人)の作と言われているらしい。




また裏手に正統院という厳かなお寺があったが、その参道が何とも美しかった。





建長寺から鎌倉駅方面に戻る途中、鶴岡八幡宮にも立ち寄ったが、狛犬がちゃんとマスクをしていた。





駐車場の近くに中華料理店の食遊記というお店があり、テラス席はワンちゃんもOKとのことで、ここでランチをとることに。今までこのお店の存在が気が付かなかったが、チャーハンとしゅうまいを注文したところ、意外にもかなり美味しかった。







お土産に鶴岡八幡宮の参道近くにあった、『大仏さまのプリン』というお店で、プレーン、抹茶、ヨーグルトの3種類がセットになっているものを購入。大仏さまのデザインがかなり可愛いし、プリンも濃厚で美味しかった!





それにしても、鎌倉は何度訪れても新たな発見があって楽しい。今後もまだ知らない鎌倉の魅力を色々ときなこと一緒に開拓したい。


まだまだあった近所の城跡、『寺尾城』!

2021-04-23 23:02:00 | 日本の城、日本の寺
近所にある城跡はかなり訪問し尽くしたと思うが、先日色々とネットで検索していたら、なんとまだ訪れていない城跡が幾つか見つけてしまった。その内、横浜市鶴見区にある寺尾城址という城跡に週末きなこを連れて行ってみた。





寺尾城は北条氏に仕えた信濃の名族、諏訪氏の居城として知られている。1575年に諏訪氏が滅びるまで5代に渡って百数十年間の居城だったようだ。そして1569年に、武田信玄が小田原城への侵攻した際に攻略されたと伝えられている。



寺尾城は鶴見だが、東名から首都高に繋がる高速が出来たことで車でも30分くらいで着いてしまう距離。城跡は現在殿山公園がある場所からアプローチするが、まずは近くのコインパーキングに車を停めて、いざ殿山公園へ。パーキングの近くには入江川せせらぎ緑道という遊歩道があり、とても爽やかな水辺となっている。







小さな水路には小さなザリガニもたくさんいた。





殿山公園の入り口は、ちょうど寺尾城の一番東側に当たる場所。公園を入って行くと長い登り階段があるが、寺尾城の説明版も設置されたいた。この階段を上がって行くと、両側に空堀や堀切の跡が残り、若干寺尾城の面影を残す。











ちょうどこのエリアは丘陵地帯になっており、殿山公園以外のエリアはすっかり住宅街になってしまっているが、丘陵地帯から推測するに、お城としてはある程度眺めの良い、いい立地であったことが想像出来る。









殿山公園を登って、北側の出口から出て少し歩いて行くと、住宅街の一角に寺尾城の石碑と案内版があった。







公園の西側を降りて行くと、馬場稲荷という小さな神社があったが、城址には仏閣も必ず付きものである。







寺尾城は多くの遺構は残念ながら残っていないが、僅かに残る堀の跡などで、当時を偲ぶことが出来るという意味では、まずまずの城址であったと思う。場所的には以前訪れた獅子ヶ谷城址にも近く、江戸からの防衛線として重要な拠点であったことも想像出来る。このように色々と妄想しながら、当時の様子に思いを馳せるのが、城址巡りの醍醐味である。


栃木県の佐野城址とさのまる!

2021-03-25 21:33:00 | 日本の城、日本の寺
先日、仕事で初めて栃木県佐野市を訪れた。たまプラーザからなんと片道3時間の旅。行きは田園都市線~半蔵門線で久喜まで行き、そこからJR宇都宮線に乗り換え、小山にてJR両毛線に乗って佐野駅へ。ローカル線での移動は楽しいが、なかなか地味に遠いものだ。




佐野駅はそう大きな駅では無かったが、駅の北側には“佐野城址公園”があった。今は公園となっているが、江戸時代には佐野城の城下町として栄えていたようだ。この地は、佐野氏が納めていた土地だが、興味深いのが、元々この佐野城の場所には、佐野厄除け大師(惣宗寺)があったが、佐野城築城の際に移転したらしい。今回はあまり時間が無かったので、佐野城址公園をゆっくり見学出来なかったが、一部空堀や石畳などが残っているらしい。時間があれば、また訪れてゆっくり城跡見物をしてみたいものだ。






仕事が終わって帰る前に、佐野ラーメンを食べて帰ることに。駅の南口にあった日光軒という地元では有名なラーメン屋で昼食をとったが、ここの佐野ラーメンはとても美味しかった。スープ自体は比較的あっさりしているのだが、麺が腰のある中太縮れ麺で、とても歯ごたえのある食感が病み付きになりそうである。チャーシューメンを注文したのだが、巨大なチャーシューが5枚も入っていて、ボリュームたっぷり!有名な佐野ラーメンを初めて食べることが出来て、大満足であった。




そして、帰る前に駅から南に徒歩5分くらいの場所にある“さのまるの家”を訪れることに。佐野市のゆるキャラである“さのまる”のグッズを売るお店だ。さのまるは犬型のゆるキャラで、佐野ブランドのPRの為に、佐野の特産品を身にまとった侍の姿をしている。笠は佐野ラーメンのお椀で出来ており、前髪がまさに中太縮れ麺なのがとても可愛い。




さのまるの家では、さのまるのぬいぐるみを2つ、そしてミニトートバッグを記念に購入した。




駅の展示コーナーでは、佐野市のゆるキャラが佐野ラーメンの店をたくさん紹介していた。さのまるは町中の幟にもあり、そして小さなマンホールもあり、そして駅の自販機にも! やっぱり佐野のシンボルとして大活躍している。実はさのまるは佐野市のゆるキャラであるのと同時に、EXILE TRIBEのGENERATIONS/佐野玲於のグッズとしてファンの間で親しまれているのである。







マンホーラーとして、色々な土地を訪れた際、その土地のマンホールも好きで写真を撮っているが、佐野市のマンホールも発見!



初めて佐野を訪れたが、滞在時間は仕事の客先訪問も入れて僅か4時間半程度であったが、とても魅力的な町であった。今回はあまり時間も無かったので、またプライベートでゆっくり訪れてみたい。また車の方が行きやすいかもしれない。このエリアには他にも唐沢山城址、田沼城址が幾つかあり、特にまた佐野プレミアムアウトレットもある。そして今回行けなかった佐野厄除け大師にも次回はぜひ訪れてみたい。