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ブログタイトルを変更しましたが特に意味はありません。

"ベイ・リーフ" YOKOSUKA-KANAGAWA

2009年04月04日 01時19分30秒 | CURRY-バングラデシュ系





LX3


某インフラ事業者による記念式典撮影のお手伝いで横須賀へ。
運悪く集中豪雨に見舞われ、屋外式典が特設テント内に移されるなどの小さなハプニングはあったものの、プログラム自体はつつがなく進み、ほぼ定刻通りに終了した。

早朝から動き回っていただけに腹も空く。
スカといえば2トーンであり、軍港であり、海軍カレーの街。こんなけ完璧な条件が揃っていて、カレーを喰わずに帰ることなぞオレ様君にはできねえ。おまけに一緒にいるのはカレー好きのカメラマン氏。もう自分を取り巻くすべてがカレー、カレー、カレーってな状況じゃねえか。

ネットで調べてみると、前々から気になっていた店である『bayleaf』が近くにあることが判明。横須賀だけに海軍カレーも捨てがたいのだが、まぁ、一度食べたことだし、レトルトでも喰えるし、この日はインドカレー気分でもあるしでここへ行くことにした。

カーナビに住所をセットして、カメラマン氏の愛車を走らせることしばし。『BLOOD THE LAST VAMPIRE』にでも出てきそうなノスタルジックな商店街の中程にそのカレー屋はあった。バングラディシュのナショナルカレーであるグリーン鮮やかな門構え(マスターがバングラ出身)。お気に入り店である錦糸町の『バスモティ』に通ずるものがあって期待できそうだぜ。

14:00過ぎという時間帯だが、店内はなかなかに活況である。テーブル席は埋まっていたので、採光明るいカウンター席へ。

頼んだのはカレー2種とサラダ、デザートがセットになったランチセット。カレーは2種類のうち1種類を選べるようになっていたので、迷うことなく好物のマトンカレーをチョイス。ちなみにもう1種のカレーはサンバル(豆と野菜カレー)だった。

強面ながら気さくなマスターの冗談を聞いたり、書きかけの原稿を仕上げたり、配布用の横須賀カレーマップなんぞを見ているとほどなくしてカレー登場。そこそこボリュームがあって色合いも鮮やかなカレー。この見てくれだけでも確かな美味さを予感させる。

さっそく一口――
サラサラとしたスパイス感強い南インド風のカレー。いつも食べているようなインドカレーよりも本場感が強く、塩分控えめ素材重視の味だ。その美味さたるや、「うめえ……」という言葉が自然と口を吐いて出てしまうほど。これともう一つのサンバルカレーとを交互に食べたり混ぜ合わせたりすればまさに至福の世界。いやぁ、幸せだぜ。

ただ一つ残念だったのは、ライスよりもナンの方がはるかに美味かったこと。サックリクリスピー、食感軽いタイプのナンで、このカレーと実に合う。この日もいつものようにナンを外してライスのみにしてもらっていたので、この絶品ナンはカメラマン氏からのお裾分け分のみ。対してライスはペチャッとしていて正直イマイチだった。

ということで前回の『ボンベイ・トーキー』に続き、美味いカレーと出会えて満足。横須賀というカレーの街だけに、こうしたエスニック系カレーも自然とレベルが高くなってきたのだろう。まだまだ美味いカレー屋はたくさんあるはず。再びこの地を訪れ、カレー屋巡りを楽しんでみたい。

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