どこへ旅行したか忘れたけど、そこで材料が石の落款印みたいなのを彫って即売してるのがあった。
けっこう軟らかい石なので自分でも彫れそう。
友人のお土産に彫ってもらったよ。
外人なので珍しい土産になると思ってね。
名前がマークっていうんで、カタカナで彫ってもらうのも味気ない。
で、スペルは違うけど、マークを日本語にすると印（しるし）という意味なので、「印」と彫ってもらうよう頼んだよ。
自分の名前も頼んでお金払うと、数日後に送られて来た。
受け付ける人と彫る人は別のようで、まさか「印」と彫るとは思わず勝手に解釈して私の名前で２個送ってきた。
当然クレームつけて彫り直してもらったんだけど、彫る人が電話に出て不機嫌この上なかったね。
自分でも彫ったことあるよ。
いらなくなったツゲのハンコ、いわゆる三文判の名前のところを削って平らにする。
カッターナイフは先の角度が鋭利で、一枚ずつ交換できるものを使う。
ペチペチ折って使うものじゃないよ。
半紙に名前を書いて裏返しに貼るんだけど、裏返しでも見えるように濃く書くんだよ。
で、少し彫っては鏡に写して、出来を確かめながら彫り進める。
我ながらいい出来で銀行印に使ってたけど、ペンネームなのでもう使えない。
↑私のツボ。押すと私が気持ちいい。
意外と深いのでヤスルより糸鋸で切り取ったほうが早い。
ここで気をつけるのはエッジが欠けないように丁寧にすること。
この後、私は机の上に平らに敷いた紙ヤスリの上を三文判を前後に動かして削った。
この方法は結局平らにならず、わずかに曲面になってしまった。
今考えると、三文判を万力などで固定して、紙ヤスリを蒲鉾板に巻いて一方向からヤスルのがいいと思う。
ツゲを彫るのは根のいる作業だけど、楽しみながらのんびりやろう。
刃先の方向に絶対手を置かなければ、少々乱暴でも怪我はしない。
出来上がったら、朱肉は練ったものを使う。
スタンプと違って、朱の色に重みがある。
お金に余裕があったらカッターナイフの代わりにリューターを使う方法もある。
でも、細かいところはカッターナイフが必要。
消しゴムもアイディアしだいで楽しいものができるね。
版画のように多色印にしたり、グラデのスタンプ使うと可愛いね。
紙ヤスリはあくまで仕上げに使うんだよ。
２０～３０センチの板ヤスリを使わなくちゃ。
万力に固定したところは正解。
削る作業は本体か道具のいずれかを固定するのが基本だよ。
そして板ヤスリの方向と角度を一定にして押すんだ。
熟練がある程度いるけど、平面を出す方法だよ。
そこから本当のスタートだね。
万力に固定したまま、彫刻刀を使って彫っていくんだよ。
彫刻刀といっても、小学生の頃使ったようなおもちゃじゃなくて、
角ノミと丸ノミの小さいものを使うんだ。
リューターもいいけど刃が引っかかってとんでもない方向へ動かないようにね。
あとはセンスと根気次第。無事完成を祈る。
私はカッター１本と紙やすりで作りました。
・・ん・・外国の方ならそんな事にはつかわないのかな？
きょうは‘印’ってところにいっぱい判子を押してきたよ！！頭が痛くなった。
いっぱい押したのね、偉いね。
判子いっぱい押すと頭が痛くなるのは知らなかったよ。
今度試してみるね。
難しいこと考えると頭痛くなるから試してみてね。
これから歳取るごとにこんなの増えるのかな。仕事じゃないからね。
私は最近トイレで英語の勉強をするのをセットにしてるけど、難しくて「うんうん」うなってるよ。
↑突っ込みやすい文章でしょ。（突っ込みビギナー用）
お歳を重ねる毎に決断することなどが増えた結果の捺印だからしょうがないかな。
宅配の受領印だったら楽しいよね。