花工房 blue camel

プリザーブドフラワーのこと、野菜や花達との暮らし
感じるままに・・・

blueberryjamに寄せて

2007-09-30 | 心燻るひととき
我が家で欠かせないもの、それはblue berry jamです。

長い間イギリスのtiptreeのブルーベリージャムばかり
食べていましたが、105円の値上げに伴い、
他の色んなジャムを試しているこの頃です。

移り気?そんなこと言われたって構いませんわ。
本当に分かり合えるものに出会えるチャンスかもしれませんもの。

時に気位だけが妙に高く、源氏物語で言う「末摘花」みたいな
いわゆる期待はずれというものもありますけど
それはそれでまた学ぶものがありまして。

だけど女人と違って味覚は
そういつまでも記憶にとどめることもできません。
ということで
こうして忘れないうちに言葉に留めて置くことにしました。

大変前置きが長くなって退屈されたでしょうか・・・

写真でお分かりの通り
「ROYAL COPENHAGEN ロイヤルコペンハーゲン」です。

言わずと知れたデンマークの陶磁器メーカーです。
ロイヤルブルーとコバルトブルーを掛け合わせたような色の器は
大変格調高く高級感が漂います。
一つ一つが手描きでとても緻密且つ繊細なその手仕事は
世界中の人々から魅了されています。

でも今回はジャム、でしたね♪

こちらのジャムはブルーベリーの粒が割と細かく
粗めがタイプの人にはあまり向かないかもしれません。

ですが、ブルーベリーならではの酸味が効いていて
本来のジャムらしい味をしていますし、
滑らかなので、塗り心地は最高だと思います。

ブルーベリージャムの名門どころと比べると
私的に少々物足りないところもありますが、
やはりこのパッケージや瓶の気品に叶うものは
なかなかないのではないでしょうか。

お洒落なティータイムのひととき
気分をワンランクアップさせてくれることは間違いないでしょう。

単にお値段(グラム単価)で考えた際の味の満足度を考えるなら
★★★☆☆ ですが
洗練されたパッケーッジなどを考慮させていただくと
★は3.5といったところです。

甘さ控えめで酸味がお好みの方にはお口にあうと思いますよ。

なごりのハーブティー

2007-09-29 | 心燻るひととき
本日、突然の秋模様。
極端な涼しさに戸惑いを感じながらもほっと安心。

暫く会えない「夏」を思いハーブティーを。
パイナップルミント(左)とアップルミント(右)↓のブレンドです。

 

半端な知識を改めてお勉強♪
図書館で色々と斜め読みしていましたが、
こちら↑の2冊を借りてきました。(季節逆行?^^;;思い立ったら吉日です♪)



お庭で摘んで来た花を傍らにハーブティー&読書。
この緑の花器は先日訪れたの出張体験レッスンで数年前に作ったものです。
気に入ってよく使っています。

久しぶりに図書館に行くと、
どこを集中的に攻めようか悩んでしまいますね。

日本文学?海外文学?料理?ガーデニング?
時々「花の色のふしぎ」や「雲のかたち」などの
子供コーナーの本も真剣に読みながら、気づけば
音楽コーナーに移動していたり・・・。

土曜日は人が多いので基本的に好きではないのですが、
イベントなども今頃は多い季節でしょうか?
比較的に空いていてゆっくり楽しむことができました。
しかしお腹のほうが空いたので、帰ることとなりましたけど・・・

そらまめ色の庭つづり

2007-09-26 | 夢庭の花つづり
水やりしてると、蛙がぴょん♪
ここぞとばかりにデジカメ、デジカメ。

心は慌てていながらも足取りゆっくり、
驚かさないように・・・



朝、見かけたカマキリが
同じところにいましたよ。
時折こちらをちらりちらり。




おんぶバッタは親子だと、
ずっと思っていましたが
ほんとは夫婦だったのね。



赤く染まった花胡椒、
秋のこころに戻ろうかな♪



今日もいいお天気です。

憧れの窯元へ

2007-09-25 | 心燻るひととき

福岡の佐賀に抜ける峠の途中からくねくねと
ひたすら不思議な坂道を上り着いたところが
今日の目的地。

お人柄に惹かれお付き合いをさせていただいる方の
お兄様が陶芸家で、彼女もお手伝いをされているので
以前から是非行ってみたい!と思っていましたが
今日やっとその願いが叶い、
窯元にお邪魔させてもらうことができました♪

↑の写真は織部焼きのランプです。
織部の深みある緑が上手く写せていないのですが
左下の織部焼きのカップを見て想像していただければと・・・。



いつも楽しいデートをさせて頂いているお友達も一緒です。
久しぶりの再会を果たし、みんなとっても嬉しそう。

窯元で見る器の感じはとても新鮮♪
素朴な建物ですが、それが一層素敵に映り、
憧れはますます募るばかり。



どれもこれも手に取るもの全て、好きな雰囲気のものばかり。
温かみのある器に囲まれて、ただただうっとり・・・。



陶芸家のお兄様もとても気さくな方で
その人柄を慕い、集まったのでしょうか・・・
数匹の猫さんがのんびりと居心地が良さそうに
あちらこちらでほのぼのお散歩。^^

陶器と猫の雰囲気ってとても合う♪

今日は中秋の名月。
綺麗なお月様でしたね。
お月様と猫の雰囲気もとても合う♪

がばいの里

2007-09-24 | 四季彩りて

「がばい」でおなじみの佐賀です。
冬、福岡で雨なれば、ここ東背振は銀世界。(東背振はかなり高い山)
最近、厳しい残暑にさらされていたからでしょうか、
その涼しさが殊更に。



佇む優しい曲線が秋風に吹かれてなお美しく、
私は相変わらず花々に足を止められてばかりです。



今年は例年になく暑かったので、早い稲刈りになったそうですが、
山間の稲穂たちは、涼しい顔で微笑みながら
収穫の時期を静かに待っているようです。



稲穂の、茶畑の、どこにでもお彼岸の時期に必ず見る曼珠沙華。
ご先祖様への思いを忘れないようにと告げに来た、そんな赤ですね。

佐賀は本当にのどかなところです。
鳥が羽ばたく影を稲穂の上に見るということは
どこまでもどこまでもその景色が続いているから。

土地で暮らす人にとっては普段の「日常」でも
こちらにしてみればとても新鮮な「出来事」。

自然の中で自然に触れることの醍醐味は
色んなところに転がっていますね。

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がばいばあちゃん
「笑顔で生きんしゃい」からあの名言を。

「いちばん食べたいものが、いちばん高級品」

今は秋の味覚が私にとっていちばんの高級品

平安の音色響く秋の夜

2007-09-23 | 四季彩りて
ど~ん、か~ん、ど~ん、か~ん・・・
五行(護行)の鐘・太鼓の響きが聞こえてきます。

これは「どんかん祭り」(正式は神幸式大祭)というもので
国家安泰と五穀豊穣の祈りと、
天神様(菅原道真公)が謫居された榎寺にて
お世話をされた浄妙尼様への謝恩を捧げるお祭りです。
菅原道真公が祀られている太宰府天満宮から
こちらの榎社まで平安衣裳を身に纏い
約4km程の道のりを下ってきます。



時は平安、堀河天皇の康和3年(1101年)。
大宰権帥大江匡房(おおえのまさふさ)により始められました。
平安の住持を偲ぶ大絵巻さながらの大盛儀。
衣冠(いかん)、直垂(ひたたれ)、大紋(だいもん)、
狩衣(かりぎぬ)、白丁(はくちょう)の供奉の行列に、
夜な夜な源氏の君に夢見る私は
かの物語の色んな情景が浮かんでは消え、
出店も目に入らない程一人うっとりさん。



梅花紋様の提灯が秋の夜道に灯されます。

「東風吹かば 臭ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春をわするな」
菅原道真公が都を左遷される際に詠んだ歌、切ないですよね。

でもそういう話こそ後世に語り継がれることに、この国らしさを感じます。



一行の締めくくりは御所車(牛車)。
普段は太宰府天満宮で保管されています。

太宰府で生まれ育っただんなさんは
昔、このお祭りに参加したことがあるそうです。
平安装束を身に纏った姿、どうだったのでしょう。
^^;;うっとりさんから醒めてしまいました。

落歩拾い

2007-09-21 | 四季彩りて
夕方の散歩道
今日はどんな秋を拾って帰れるのか、
わくわくします。



青々としていた稲は花が咲き、頭を垂れ。
撮ろうとその都度思いながらも
気づいたら稲が無い。落ち穂もない。
突然見せられた後ろ姿に、動揺したのは言うまでもなく。




以前も書いたのですが私の嗅覚
かなり鋭いようです。
この「秋の香り」にはやはり慣れません・・・
料理人の方ってどうなのでしょう。



公園に秋はたくさん転がっているようです。
しゃりしゃり落ち葉踏みが幾つになっても楽しい
なんていうのはいくつまで?
 


夕空に見たこの青い筋は何でしょう
分かるのは綺麗ということだけ。

18:30には夜の帳が降り、月の光が雲間に顔を出します。
秋の夜長を鳴き通す虫の声もあちらこちらから聞こえ
不思議と家路を急ぐ気持ちになります。
昼はどんなに暑くても、こんなところは秋ですね♪

紫の君

2007-09-20 | 夢庭の花つづり
菊のような葉っぱの形



節ごとに咲いていくその様から



「段菊」と名付けられたのかも・・・
でも本当は「菊」一門じゃなくて、「花式部」一族。

イソギンチャクみたいって言わないで。



小鳥さん達はきっと



ふわふわスカートのお姫様だと
噂していると思うから。

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ふわふわスカートのような可愛さと
すっとした大人の雰囲気に私はすっかり虜です。

優しい紫に気品を感じながらも
繊細で愛らしい花姿にまるで源氏物語の「紫の上」を
見ているような気がします。

原産地が日本だと知った時、それはもう嬉しかったですよ。

ちょっぴり情熱

2007-09-18 | プリザーブドフラワー

雨続きの週末が思い出せないくらい
今日は澄みきった空が広がっています。

そして毎度のセリフで飽きられるかもしれませんが、
夏の空の青さとはやはり違う感じがするのです。
何故でしょうね。

今日の写真は、ちょっぴり情熱を秘めた
プリザーブドフラワーアレンジです。
(写真/花工房bluecamel/ブルーキャメル)

今回の花器は資材屋さんで一目惚れ♪

いつも作る雰囲気とは違いますが、これからの季節に合う色合いでしょ。

音楽を聴きながら、香りを燻らしながら作るのが好きな私は
今日はどんな曲をかけたでしょう・・・なんて
宜しければお付き合い下さい
(答えは一つだけですよ♪)

1、「イパネマの娘」
  アントニオカルロスジョビンの眠たげな声に和みながら?

2、「ボレロ」
  押尾コータローの繊細な指使いに浸りながら?

3、「yesterday once more」
  carpentersカレンの美しい歌声の中で?

4、「カルメン」
  ジョルジュビゼーの名曲をベルリンフィルの演奏で?



この花の雰囲気がヒントだったかもしれませんね!

答えは2番の「ボレロ」でした。
押尾コータローさんの素晴らしいギターで奏でられた
「ボレロ」は優しさの中に情熱を秘めていて
何度聴いても飽きません。
しつこいくらいにリピート♪する時もあるくらいです^^;;

感動に感謝

2007-09-17 | 心燻るひととき
きらきら金メダル!
努力の天才、谷亮子選手の胸に輝きました。

優勝後のインタビュー、どんなに強くなっても人への感謝を忘れず、
飾ることない彼女の言葉に胸が熱くなり私の心は感動の嵐。
ありすぎて語り尽くせない色々が、この2年間
たくさんおありになったのでしょう。それでもこうして
いま足っている。「有言実行」のプレッシャーをバネにして
努力の上に花が咲いたその姿はとても眩しいものでした。

中学生の頃から負けなしのスター★
同じ地域に暮らしていたので何度かお見かけすることもありました。
ある日たまたま私と谷選手とお母様三人だけで
一緒にバスを待っている凄い偶然の時があって、(相当前ですが)
今こそチャンスと思い「応援しています!頑張ってください」と
声をかけたかったのに、勇気がなくてかけられなかった・・・

こんなにたくさんパワーや感動をいただいているのに・・・。

でもいつも応援しています!
そしてオリンピックの金も信じています!

素敵な感動をありがとうございました。
私も貴方のように挑戦するこころを持ち続けようと
今日誓いました!

今宵、興奮して眠りにつけるかどうか・・・ちょっと心配です