花工房 blue camel

プリザーブドフラワーのこと、野菜や花達との暮らし
感じるままに・・・

卯月の終わりに

2008-04-30 | 夢庭の花つづり
リューココリーネさん♪
初夏の陽気となった卯月の終わり
あなたは咲いてくれました。


きっと会えない、絶対会えない。
それは私の思い込みでしたね、ごめんなさい。
今こうして目の前に咲いてくれていること、感謝します。

透き通るあなたの上品で美しい佇まいに
私はただただうっとり。

花言葉/あたたかいこころ。


1年かけて大きくなりました。
私の小さな富良野たち
夢庭いっぱい
香りよ、どうか吹き抜けて~


どうやら遠くまで吹き抜けたようですね。

朝1匹だったミツバチが昼前には4匹。
みんなラベンダーが目当て、
他の花にも勿論私にも
目は全くと言っていいいほどくれる様子がありません。

ラベンダーで採れる蜂蜜、
想像しただけでとっても美味しそう♪
出来ることなら分けて欲しいな。

私の吉日

2008-04-28 | 夢庭の花つづり
花々が丈を伸ばし蕾を増やし段々賑やかになってきた・・・
しみじみ感じながら朝庭を歩くのが私の至福のひとときです。

特に今日は「一人でも多くの人と夢庭を分かち合えたら」と
何故かその思いを強くしました。
花たちの声でしょうか、それとも独りよがりの勝手な思いでしょうか。

思い立ったら吉日、
お昼になる前に摘んで湯揚げし早速ミニブーケ↑作り。
お天気のせいでしょう、
パステル調の春のミニブーケとは違う表情の
新緑への密かな思いがちょっぴり詰まった
初夏の雰囲気の仕上がり。

そして・・・隣接しているオフィスへ。
「お庭の花なんですけど宜しかったらどうぞ・・・」
唐突で自分でもびっくりしているので
勿論ご先方様にも驚かれましたが
「わあ、きれい。有り難うございます★」と喜んでいただけました。
(こちらこそ~♪^^/)

「香りも一緒に楽しんで下さい」なんて言葉も添えてみたかったけど
やはり恥ずかしくてそれはできませんでした^^;;
お花を持っていく勇気に比べたら大したことないのに、可笑しいですよね。


つわりや色々が重なってずっと行けずにいた厄払いに
昨日ようやく行くことができました。

両親が懸念していた妊娠中の厄払い。
どうすればいいですか?と尋ねるとどうやら関係ないそうです。

ちなみに昭和51年生まれの私は「大厄」とのこと。
数え年を上手く理解していなかったので反省です。

お神酒、お札、祈願章、お箸、お菓子、
そして達磨さんの鈴↑を頂きました。

「転んでも にっこり微笑み 起き上がる」

この達磨さんのように私もなろうと
目立つところに飾らせていただくことにしました。

白い花のこころ

2008-04-26 | 夢庭の花つづり
大手毬の木の下で
バコパの花たちが右へ左へと伸び伸びとした様は
地上を彩る「緑」という美しいじゅうたんに
ちりばめられた可憐な星屑のよう・・・


こちらはその星屑が引力で導かれ
一つの星となったような、プリムラジュリアン。

白い花びら、黄色の花弁、緑の葉。

どこでも見かける珍しくない花姿ですが
いつもそこにはしずかな平和が約束されているようで
眺めているとほっとします。

今日は聖火リレーの日でした。
朝から生中継を見ながら、思うことは多々。

生まれたときの真っ白なこころに戻ることはもうできませんが
白い花を目の前にもう一度。

心惹かれて

2008-04-24 | 四季彩りて
風は強いものの、朝から気持ちよく晴れが広がり
雲一つない空となりました。
昨夜の強い雨とは一変、
面影一つ残さず気持ち良く去った低気圧の
潔さに敬意を表したいくらいです♪

そうなるとやはりこんな日はお散歩日和。
普段よりもゆっくりゆっくり
景色を楽しみながら歩きます。

↑新緑の中、いつぞやの梅が実をつけぷらん、ぷらん。
うっすら頬を染め、あぁ一つつまんでみたい・・・

「天皇皇后両陛下 お手まき記念樹」の文字、
鳥たちのために私はこのまま眺めておきましょう^^;;


桜回廊は満開の頃が印象深い美しさですが
葉桜にピンクの絨毯も素敵ですよね。

ですが、更にその後の新緑を眺めながらの
こんな深緋色(こきひ)に染まった路にも
花があった頃の魅力に劣らない、心惹かれるものを感じます。


ずっと楽しみにしていた藤の花が咲き始めました。

藤の花に初めて出会ったのは小学校1年生の五月、
今でも鮮明に覚えています。

運動場の片隅、垂れ下がる薄紫の美しい花。
それは心に残る見事な藤棚でした。
手を伸ばしても届かない・・・
でも甘い香りはこの鼻に届いてきて。


今でもこうして藤棚に出会うと懐かしくなります。

「運動会の日はこの花の下にシートをひいて食べたい♪」
そう思っていたのに・・・それは叶わなかったということ。

場所取りが遅かったせいではありません。
藤の花の香りに魅せられて蜂が来るようになって
「ハチに注意」とロープが張られたからです・・・。

あのときのショックなことといったら。

それでも毎年この花が咲いている間は
ロープの外からですが、転校するまで
私の乙女な心を十分楽しませてくれました。

100年の歴史がある小学校だったので
あの藤棚は一体幾つだったのでしょうね。
今でもあるかしら・・・あって欲しいなと思います。

雨庭の囁き

2008-04-23 | 夢庭の花つづり
「太陽さんは私を微笑ませてくれるけど
 雨さんは私の秘めた魅力を引き出してくれるの」

今日一番に私の目にとまった大手毬(オオデマリ)が
そんな風に囁いて・・・


ストロベリーキャンドルも


ブルーダイヤモンドも

大手毬の言葉に静かに頷き しとしと降る雨の中
秘めていた魅力をそっと教えてくれました。

「水もしたたる・・・」の言葉は
江戸時代「蜜もしたたる・・・」と言われていたそうです。

花に触れるだけで
優美さと甘さを含んで滴るしずく眺めていると
たまには私も
雨にしたたるのもいいかしら♪と思えてきました。

小さな幸せ

2008-04-22 | 夢庭の花つづり
朝から一面青空広がるこんな日は
夜、花びらを閉じる花たちもとても早く目覚めますね。

開きかけの雰囲気を撮りたかったのですが
ご覧の通り↑気づけば開いてました。。。

スプリンググリーン(チューリップ)、
朝から元気いっぱいです。

白と緑の爽やかな風が夢庭に吹き抜けます♪


フリージア。
広がる香りたち、深呼吸なさいと誘います。


一輪、また一輪と咲き進みとうとう見頃を迎えました。

リビングに一本飾るだけで
帰宅した時、
まるでそこに小さな春の幸せが
待っていてくれたかのようで嬉しくなります。

球根のお花を摘むのは勇気がいりますが
何気ないひとときにもこの季節を肌に感じ
お陽様の少ない日でも
この山吹色のような気持ちに近づけます。

素敵なころも

2008-04-21 | 夢庭の花つづり
朝から天気予報通りの快晴に恵まれました。

23度迄気温は上昇予定、今日は暑くなりそう
午前中のうちに・・・

先日からならしておいた畑に早速野菜を定植です。
2年目の畑は土がかなり柔らかくなり
「昨年より実りそう♪」と期待が高まります。

梅雨が来る前に根をしっかり張ってくれますように・・・。

一方花壇ではいなくなっていたと思っていた植物も
幾つか芽を出し予想以上に賑やかになってくれて嬉しい発見がちらちら。

でもミントがどんどんエリアを拡大していて大変なことに
剪定ではなく根こそぎで縮小です。
剪定するとやる気を一気に出す植物ですから^^;;

そうそう!
先日からお伝えしていました↑ストロベリーキャンドル、
咲き始めましたよ、数日後が楽しみです。


↑ゴールデンレモンタイム、レモンの香りがするハーブです。
鶏肉料理に時々使ったりしています^^/
小さな葉が愛らしくグランドカバー向きの植物で
冬も上手に越してくれました。
そんなお利口さんハーブのこのこが予期せぬ笑顔を・・・


見せてくれたことに気づき、
皆様にもご紹介したいと
私のカメラでは難しい小さな小さなお花ですが
喜びと共にお届けすることにしました。

花が咲くなんて予想していなかった植物の
小さな笑顔を見つけることができたとき、
お陽様の何倍以上もの温かさに包まれ
「お庭」への愛がますます湧いてきますね。

「愛着」、愛が着く。

でも今日はこのタイムの花から私の方が
「愛」という素敵な衣を着せてもらった
そんな気持ちでいっぱいです。

こころを込めて

2008-04-18 | プリザーブドフラワー
母の日に向けたギフトアレンジの一部が仕上がりました。
買われた方、また贈られた方に
末永く愛して頂けるように
一つ一つ見えない部分にも
細心の注意を払って丁寧に作っています^^/

花屋で働いていた頃、時給はいらないから
納得いくように一つ一つこころを込めたい・・・・
それが私の願いでした。
そんなわけで「ビジネス」より、
「作る幸せ」&「買う人の幸せ」を
第一としながらやっています^^/
損が出ない程度に売上があればいいかなと。

(こんな風に好きにできるのも旦那さんのおかげです。)


↑このプリザーブドフラワーのアレンジは
世の中色んなお母様がいらっしゃるし・・・と思い
他のと雰囲気を変えてみました。
写真うつりが今ひとつですが、現物はシックな感じで
私は一番気に入っています♪


国産のリボンも好きですが
ベルギーで買って来たリボンたちは
特にシックな感じで好きです。


セロハンを巻いて出来上がりました♪
次回はもう少し大きいアレンジを作る予定です^^/

母の日の贈り物

2008-04-17 | プリザーブドフラワー
朝、空を眺めたとき思いのほか明るくて
「もうこのまま降らなさそう」という気さえしたものの
やはり昼をまわると空から雨・・・。

ですが予報されたお天気より幾分優しい雨が
降ってくれています^^

この季節は一日一日、植物の変化がとても早いのに
驚かされますね。桜が満開だったころには
まだ花芽さえつけていなかった公園の「藤の花」も
今朝見るとすっかり藤娘さんになっていましたよ♪

今日の写真は「母の日」をテーマとした
プリザーブドフラワーのミニアレンジです。

私がいつもお世話になっています
ギャラリーステラさんで販売予定です。

白色の灯りで撮ったので今ひとつ雰囲気が
伝わりにくいかなと思いますが^^;;
贈る人贈られる人の気持ちを大切に
一つずつ真心こめて作っています。

幾つかパターンを変えて作っていますので
それぞれの個性に合わせて
選んでいただけるのではと思います。

ステラさんは素敵な器を取り扱っているお店なので
お花も器もどちらも贈りたい!ということができる
商品をメインに準備させていただこうと考えています^^/

是非皆様、福岡市南区のギャラリーステラ、
覗いてみて下さいね♪

甘雨の花つづり

2008-04-16 | 夢庭の花つづり
今日と明日は雨の予報です。
昨日から「雨」になると知り、
せっかく咲いた花たちが散るかもしれないと
そわそわしていましたが

朝、目が覚めて
風もない静かな雨にほっとしました。

今日のような草木に柔らかく降り注ぐ春の雨を
「甘雨」というそうです。

そして私は霧のような優しい雨の中
花たちのしっとり微笑む表情に期待してやはりお庭へ。
長居こそできませんが、
「今日の美しさ」をそこに感じ、しみじみしました。

「セリンセ」↑。
晴れの日にも何枚か写真を撮ったのですが
何故かアップする気持ちにならなかったのは
今日のような表情を待っていたからかもしれませんね。


間もなく咲き出してくれそうな「フレンチラベンダー」
香りたちは花よりも先に放ち始めていました。
昨年の夏の暑さに負けそうになったのは私の方、
このこたちは見事に咲いてくれそうな予感いっぱいです。


発芽したばかりの頃と比べ
とても大きくなりました。
あとは花を待つばかりの「ストロベリーキャンドル」。
この蕾が開いたらUPしますね。
雫をはじくクローバーに生命の躍動を感じて
瑞々しい気持ちいっぱいになりました。


先日ご紹介いたしました「アンジェリケ」、
甘雨に滴る花びらが
甘美な気持ちにさせてくれます。

こんな日は
黄色や白の花よりもピンクや紫の花の方が
一層、映えるように感じませんか。