「がばい」でおなじみの佐賀です。
冬、福岡で雨なれば、ここ東背振は銀世界。(東背振はかなり高い山)
最近、厳しい残暑にさらされていたからでしょうか、
その涼しさが殊更に。
佇む優しい曲線が秋風に吹かれてなお美しく、
私は相変わらず花々に足を止められてばかりです。
今年は例年になく暑かったので、早い稲刈りになったそうですが、
山間の稲穂たちは、涼しい顔で微笑みながら
収穫の時期を静かに待っているようです。
稲穂の、茶畑の、どこにでもお彼岸の時期に必ず見る曼珠沙華。
ご先祖様への思いを忘れないようにと告げに来た、そんな赤ですね。
佐賀は本当にのどかなところです。
鳥が羽ばたく影を稲穂の上に見るということは
どこまでもどこまでもその景色が続いているから。
土地で暮らす人にとっては普段の「日常」でも
こちらにしてみればとても新鮮な「出来事」。
自然の中で自然に触れることの醍醐味は
色んなところに転がっていますね。
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がばいばあちゃん
「笑顔で生きんしゃい」からあの名言を。
「いちばん食べたいものが、いちばん高級品」
今は秋の味覚が私にとっていちばんの高級品