花工房 blue camel

プリザーブドフラワーのこと、野菜や花達との暮らし
感じるままに・・・

珈琲と頂く先人のこころ

2007-09-10 | 心燻るひととき
今日は綺麗な秋晴れで雲一つない素晴らしい空
それだけで心は幸せなはずなのに、
色々あって帰宅後何故か心は疲れていました。

でもこんなときこそ素敵な珈琲時間をすごそうと思い
自分一人のために豆を挽き、
甘い甘い白あんの和菓子をいただくと
ほっとして落ち着くことができました。

皆様のコメントにも心から癒されて。
いつもこのブログにコメントを寄せて下さる皆様、
また読んで下さる皆様、本当にありがとうございます。

そしてこんな時に読みたくなる本は・・・


武者小路実篤著 「人生論」。
今、歳を重ねて改めて読むと
先人の言葉が心の奥深くまで浸透して・・・。

前後の脈絡が不明で分かり難いかもしれませんが
宜しければ一節お付き合い下さいませ。
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至誠に動かされて、自分の最上を尽くすことができたとき、
また自分の心がすなおになりきれて
神と内心がつながることができたとき
その喜びは自ずと人の心の内に現すのだ。
澄んだ水が月影を写すようなものだ。
最も深い水脈を掘りあてた拍子に清水がわき出してくるようなものだ。
これは理屈ではないのである。
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淡々と語られる中に凝縮された言葉の重みを感じました。
素直なこころで明日に向かって♪