花工房 blue camel

プリザーブドフラワーのこと、野菜や花達との暮らし
感じるままに・・・

絵本のこころ

2007-08-31 | 心燻るひととき
自分を表現するということ、
まさに十人十色の世界だなと感じます。

今日は8月28日から9月2日まで
福岡天神、大丸のエルガーラホール7階で開催されている
「えほん展」に行って来ました。

えほん作家16人の絵本原画や手作り絵本などが展示されていて、
いろんな世界をみることができます。入場料は無料です。
どの絵本も優しい愛情があふれ、短い文にたくさんの思いが
詰められていて、気づいたら私は一時間以上もそこにいました。

子供だけではなく、大人も優しい気持ちになれますので
皆様是非行ってみて下さいね。
子供さんと一緒にお母様やおばあさまも来られていましたよ。

まだまだ字が読めないお子さんでも
素敵な絵が多数あるので楽しむことができると思います。
もちろん大人だって楽しめます。
会場には絵本作家の方々がいらっしゃって
いろんな会話をすることもできますよ★

現に今日の私のこころはとってもぽっかぽかです。
忘れかけていたもの、ふわっと思い出させてくれました。
 
(私のお友達も16人のうちの一人です。
 来場された方々の声が作家さん達の意欲の源になります。
 是非えほん展で感想を残してあげて下さい。宜しくお願いします) 

ありがとうございました。

2007-08-30 | 心燻るひととき
今日は朝からしとしととした雨、
ここ最近のなかでは涼しく感じられ
気持ちよく目覚めることができました。

一雨ごとに寒くなるという言葉はまだ少し早いかもしれませんが
その空気を感じずにはいられないそんな雰囲気を漂わせています。
お洋服もそろそろ袖丈があっていいかな。

そんな秋を感じる今日、お友達と陶器巡りの旅に出かけました。
急遽決まったこの企画ではありますが、なかなかどうして
とても充実した1日となりました。

つたに覆われた古い民家、石畳の階段を上り玄関の扉を開けると
味わいと風趣感じる、オーナーのセンス溢れた陶器がずらり。
五つのお部屋全てに陶器と手作りガラスが品良く並べられ
お部屋の要所に秋の草花があしらわれており
丁度良い照明が優しくお部屋を包み込んでいます。

雨のおかげでしょう・・・
お庭の草花達がより一層美しくそして儚く目にうつります。

ただそこに、ただそこにいるだけで
うっとり酔いしれ夢見心地、そしてやや興奮気味^^/
そんなお友達から並々ならぬ至福を感じているオーラが
ふわ~、ふわ~、きらきらきら・・・放たれていました。
そして、その姿を横から拝見するだけでこちらも幸せ。

ご案内させていただくまで不安だった気持ちもどこへやら。

そして今日の写真は「ありがとう」です。
彼女達から思いがけなくこの珈琲カップを頂きました。
このカップは私がお店の中で気になる存在だったもの・・・。
こうして突然の贈り物に驚かされながらも、
お別れしてから数時間経った今、
じわじわその心に嬉しさが込み上げてきています。
喜びを表現するのが苦手でごめんなさい・・・。
皆さんに出会えたこと、本当に感謝しています。

本当にありがとうございました、大切にしますね。

(写真のわんちゃんのフォーク置きも頂いたものです。
 とても気に入っているので出番が多いこの頃です。
 コースターはお友達とお揃いで購入したもの、
 色味とおふさがついているのが気に入って。)

何だか今日のブログは自分の世界に入りすぎたようです。
しみじみしてすみません・・・。
こんなブログですが、是非またお立ち寄り下さいね。


ばくばく帰り道

2007-08-29 | 四季彩りて
地上3メートル程の高いところで何かがぶらんぶらん・・・

メロン色した巨大ひょうたんが二つ仲良く並んでいます。
不思議そうに見つめる私に草刈りのおじさんが
「これは冬瓜だよ」と教えてくれました。

あ~そう言われてみればと思いつつ、「冬の瓜」と書くよね・・・


帰宅後調べてみると冬瓜は夏のお野菜だということが分かりました。
冬迄貯蔵できるからという意味で名付けられたようです。
女性の天敵シミにいいそうですよ!

秋を通り越して冬にもう出会っちゃった???なんて
勝手に胸をばくばくさせていたのがなんだか可笑しく思えて来ました^-^/
どう考えたってそこまで季節先取りはありえませんよね。

冬はやはりまだまだ先にあるようです。
フライング~♪フライング~♪

心に残るお月見

2007-08-28 | 四季彩りて
今宵は六年に一度の皆既月食、
御陰さまで福岡は観察できるお天気となりました★
お月様、その姿を捉えるのはさすがに難しかったですが
何となく雰囲気だけでも感じて頂ければと思います。

夜が更け始めた頃、
滲んだ赤のようなすこ~し橙色も含んだ
ほのかでぼんやりした灯りが
お月様をやんわり包み込みました。
そこに濃くも薄くもないアンニュイな影が
お月様に顔を埋めているようで
何とも不思議な感じ。
昔の人はこれを見てどう思ったのでしょうか・・・
きっと「神様」と繋げて考えたのでは?と思うと
どんな会話をしていたのか聞いてみたい気持ちになります

夜10時頃、またお月様こんばんわ~と見てみたら
いつもの綺麗なまあるくて黄色いお姿をしていましたよ。

ニュースで報道された皆既月食の画像はとてもはっきりしていて
美しいものでしたね。。。

私も写真こそ上手く残せませんでしたが
虫の演奏会がムードを盛り上げてくれたせいでしょう。
心に残る風流なお月見を楽しむことができましたよ。

夏に出会える桜のようです

2007-08-28 | 夢庭の花つづり
今日は朝から曇り空。
久しぶりに残暑もお休みのようです。

そして庭仕事でもしようかな~なんてのんびりしているところに
小学生のお友達が遊びにきました。

カブトムシやクワガタ、セミの話をしていると思いきや
自由研究や読書感想文、映画や花火、
おじいちゃんおばあちゃんのこと、プール、キャンプなど
そして最後は身体柔らかい自慢大会になっていて・・・^-^/
もうここまでくると私も何だかわけが分からない~。
とにかくそのときそのとき好きなように話してそして笑う、です。
どのこもにこにこしていて元気を分けてもらえましたよ!

今日の写真は「ニチニチソウ」。
桜みたいにほんのりピンクで五枚の花びらが愛らしいですよね!
キョウチクトウ科と聞くと後ずさりする性分ですが
品種の多さや手軽さ、夏に強い花ということで
初夏我が家にやってきてから暑くてもこうして咲いてくれています。
花が少なくなりがちな夏、とても嬉しい花。

北海道の五稜郭を思い出してしまうのは私だけ?かしら・・・
夏に出会える桜のよう・・・

出張レッスンにて

2007-08-27 | プリザーブドフラワー
  

今回は出張レッスンでした♪。
左側は造花で、右側はプリザーブドフラワー&造花です。
どちらの方も玄関に飾られるとのこと。

作るのは殆どご本人で私は隣で見守る???
そして悩んでいるときに出動です^-^

(このようにご自宅に眠らせている造花やプリザーブドフラワーなどを
 アレンジして新しいものを作り、楽しみたいという福岡にお住まいの方
 是非花工房blue camelにご相談下さいませ。
 メールアドレスflower@index-f.jpまでお待ちしております★)

今回、携帯のデジカメで撮影したせいでしょうか・・・
実物の良さが伝わり難い写真でちょっと残念です。
ちょっと色が違うし凹凸に隠れている花たちが上手く写っていないようです。

ごめんなさいね・・・^へ^;;

左の方へ・・・
固いワイヤーを切るのが大変でしたね。
筋肉痛になっていなければと願います。
実ものの造花をたくさんお持ちのようなので
今度また一緒に資材屋さんに行く時は
それにあう雰囲気の花を探しましょうね♪
お疲れさまでした。

右の方へ・・・
玄関に飾られたお写真、早速送って下さってありがとうございます。
前回のレッスンのU-pinやモス、ワイヤーのことなど
何も言わなくても応用できていたのでびっくりしました。
その後、パープルのリボンはどうなりましたか?
分からなかったらいつでも連絡してくださいね♪
お疲れさまでした。


策士策に溺れたけれど、楽しかったから♪

2007-08-26 | 心燻るひととき
残暑の厳しい今日この頃ですが
夜、耳を澄ますと
こおろぎやすずむしがチンチロリン・・・と
鳴く声が聴こえ、風趣を感じ
自然に心は秋へと向かっているような気がします。

そして明後日28日は「皆既月食」。
指折り数えながらこの日が来るのを待っていました~。
「皆既月食」とは地球が太陽と月の間に入り、地球の影が月にかかって
月が欠けて見える現象なのだそうです。
地球の大気によって、太陽の光のうち波長の長い赤い光が
屈折・散乱されて本影の中に入るため、皆既月食でも月は真っ暗にはならず、
暗い赤色に見えるそうですが、火山爆発等で大気中に微粒子が浮遊している場合、
月が暗くなって見えなくなることもあるとのこと。
また塵が少ないと逆に美しいオレンジ色が見れるそうですよ。

良いお天気であることを望みます★


そして今日の写真はエコクラフト(紙)で作ったバッグです。
どうかこの写真は遠くから見て下さいね。
(私の不器用さが分かってしまう・・・・)

素材が紙であるために間違うと切れやすくなるので
後戻りできないところが難しかったのですが、
慣れない作業の中、なんとか仕上げることができて
達成感を感じています。^^/

でも終われば終わったでちょっと手持ち無沙汰・・???

絵本を入れることで微妙な網目がごまかせるかしらなんて
策略したのですが、写真で見ると肉眼で見るより
反ってあらわになってしまった点がまだまだ私の
未熟さを反映しているようです。
まさしく「策士策に溺れる」です^^;;
次回は溺れる前に「失敗は成功の基」なんて言いたいですね。
とにかく作る行程楽しませていただいたし、
また今度頑張りましょう~。

何かを作るということはその行程のときが
実は一番楽しいのかもしれませんね。
特に出来上がり寸前の頃が一番わくわくするのかも。

「Good Sun Cafe 葉月編」

2007-08-24 | 心燻るひととき
先日、またまた友達と楽しい時間を過ごしました。

福岡には卑弥呼伝説の島(金印発見場所)があるのですが
その島へのびる一本道の途中にあるビストロでランチ♪を頂きました。
濃厚なバターとフォアグラの優しくとろける味に始まって
次から次に出てくる品目はまるでコース料理。
ランチの域を超えたこのお店は、予約が難しいらしく
予約をとって下さった「五月の太陽」のようなお友達に本当に感謝です。
そしてその味に酔っていた私の耳に聞こえたのは・・・・

「早速帰ったらこの味作ってみようかな~」
この声は隣のテーブルではなく紛れもなく私の前に座っている、
「はんなり大和撫子」のお友達。
本当にこんな人がいるのね~なんて驚いてしまいました!!
料理上手な人が羨ましいなんて心底思った次第です。^^;;
私もぼちぼち頑張りたいと思います・・・。

そして「五月の太陽さん」の紹介で卑弥呼伝説の島にある
住宅街に突如存在する謎の工房(焼き物の体験、販売のお店)に行って来ました。
何故車も持たない「五月の太陽さん」がこんなところをご存知なの?
なんて不思議に思いながら、
美味しいランチをいただいた幸せの余韻もあり、気づいたら~♪
3人とも器や茶香炉などを買っちゃってました^^/

そして私達はその後
以前ご紹介させていただいたGoodSunCafeへ。

今日の1枚は「Good Sun Cafe 葉月編」です。
前回のブログを読んで頂けたと思い、続きを書かせて頂きますね。

前回の器もなかなか素敵で趣のあるものでしたが、
今回はお抹茶椀で頂く珈琲というものを体験させてもらいました。

このお抹茶椀は一度手にしてしまうと他にたくさん素敵な器があるのに
やはりこれでまたいただきたい!と思わせる不思議な魅力の持ち主です。
隣に並んだ葡萄の器、こちらも目を楽しませてくれる本当に素敵な器です。
そしてそこにさりげなくあしらわれた木蓮の葉。
おもてなしのこころを深く感じ「はんなり大和撫子さん」と私は
とても感動して癒される時間を過ごしました。

秋の香り漂う和風の優しい「五月の太陽さん」のお庭で大切に
育てられている木蓮さん、粋な演出のお手伝い、どうもありがとう^-^。

次回の「Good Sun Cafe」がとても楽しみです。
みなさま乞うご期待下さいませ。

追伸:こちらのお抹茶椀は青森の烏城焼きで
   葡萄のお皿は福岡の海老津にて見つけられたそうです。
   コメントを書くのは恥ずかしいという方は
   flower@index-f.jpまでよろしかったらメール下さいね。

一本道

2007-08-22 | 四季彩りて
昨日は朝から曇天模様。
二時頃には雨がざあざあと降り出しました。
傘を持ってでかけてはいたものの
足下はずぶ濡れです。

用水路は梅雨の時のように、ごうごうと唸り
雨があがったあとはすっきりした空気になるかなと思いきや
ものすごい蒸し蒸し蒸し暑さが押し寄せてきました。

夕方からは太陽が顔を出し、いつもの旅へー。
ですが、先日のような美しい空にはそう出会えることもなく
そのままてくてく・・・

すると田んぼに支柱を立てきらきらテープを張る農家の方。

小さい秋をまた見つけました^-^

たよりなく青々としていた苗がいつの間にか成長して
(一ヶ月前の水田の風景を写したブログを是非ご参考下さいませ^^)

もう直きお花が咲くそうです。楽しみ♪


まだまだ青い稲ですがうっすら黄金色を漂わせているかな?
(画像では分かり難いと思いますが何となく伝われば・・・)

そのこうべを垂れるにはもう少しかかりそうですね。



「一粒百行」。
米一粒を作るにも百の手間がかかるということですが、
台風にも負けずに無事に収穫を迎えられることを願います。

そんな願いを込めて
あいだみつをさんの「道」という詩を載せたいと思います。

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いちずに一本道
いちずに一ツ事
観音さまに助けられ
佛さまに守られて
曲がりなりにも一本道
迷いながらも一ツ事
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季節の折り目を感じて
このごろは何かしら自然に触れたい気持ちになりますね~。

鈍色と黄金色の重奏

2007-08-21 | 四季彩りて
美しい新緑に心おどらせていたのは
そんなに遠い昔ではないのに
葉は色づき始め、花は実となり



夏と秋の狭間で



空というキャンバスに
様々な雲がその姿を自由に描き
季節のうつろいは



こんなにも美しい表情を
私たちに見せてくれます




☆季節のうつろいを楽しむ日々を送っています。
日暮れの瞬間がこんなにも美しいことを
仕事の慌ただしさにかまけて長い間忘れていました。
こうしてまた出会えて、感無量です。

気づくと1時間以上も「夕日の旅」に出かけていました。