花工房 blue camel

プリザーブドフラワーのこと、野菜や花達との暮らし
感じるままに・・・

十花十色、四季色々

2008-06-17 | 夢庭の花つづり
梅雨らしいお天気が続きますと断言された今週です。

深夜の雨は眠りの脳裏微かに
蛙の鳴き声は鮮明に
そんな季節がとうとう巡ってきました。

蛙の親分の鳴き声が私にはどうにも耳障り、
でも人によりては心地いいとのことです。

私もいつかは慣れてしまうものなのでしょうか・・・
上手く想像できませんけど^^;;

↑ホップブッシュ プルプレア(オーストラリア原産)
春に咲いた直径2mmほどの花が実になりました。
中に種子をぷうっとふくみ
さくらんぼのように垂れ下がってぷらんぷらんした様は
何とも愛らしく樹木にしては珍しい雰囲気です。
今はすっかり葉は緑↑ですが


冬の寒い間は葉も赤く染まっていました。↑(2月)
あれからたった4ヶ月、されど4ヶ月です。


健気に咲き続けるディアスシアジェンタ、
こうして画像で改めて見るととっても繊細な容姿を
していたことに気づかされびっくり!

毎日眺めていても
何気に見逃してしまっている繊細な花たち
探したらまだまだありそうです。

本当は植物を始め、虫も動物も
そして人間も、みんな個性的なのかもしれません。

ただそれぞれの色が違うだけのこと、
「十人十色」という言葉もありますし・・・

そう思えば色々思い当たるようなことが浮かんできました。

梅雨の彩

2008-06-16 | 夢庭の花つづり
今日は雨の予報でしたが
かろうじて午前中は曇り。
束の間のお庭時間を得ることができました♪

今年の夏は
花より葉物メインのお庭です。
梅雨が明けなくては出会えないお花たちもあり
今楽しんでいるのは
去年のこぼれ種で咲いてくれたものや宿根草もの、
そして野菜。
そうそう、↑の写真はピーマンの花。

ピーマンの花の白と緑のコントラストが素敵でしょう・・・
と綴りたいところですが。
アリさんの仕事ぶりが花の美しさより
ちょっぴり目立ってしまいました^^;;。


↑胡瓜の雌花です。
南瓜と違って受粉作業をしなくても
ちゃんと実が成長してくれるので
本当に手間のかからないよゐこ。

一方、写真はないのですが我が家のミニ南瓜、
昨日のざーざー降りの中、久しぶりに雄花と雌花が
一緒に咲きました。
南瓜の花は一日しか咲かないため
咲いたその日が受粉作業のチャンス!

雨の中傘をさし、綿棒で雄花の花粉を雌花へ・・・。

「雌花にくっついてる赤ちゃん、どうぞ大きくなって下さいね^人^」


↑一方こちらは数日前受粉したミニ南瓜。
少し膨らんできたようです^^/

この品種はかなり甘みがあるとのこと、
南瓜サラダで頂く予定です!(^^)
隠し味にレモンの絞り汁・・・うふふ♪

「いただきます^人^」、
日常の何気ない動作ですが、
自分で育てた野菜を頂くときは格別な思いがするものです。

早くお陽様、出て来ないかしら・・・。
収穫への気持ちが焦るこの頃です。

花の世界観

2008-06-12 | 夢庭の花つづり
ブーゲンビリアは父が大切にしている花です。
今年も実家の西日があたるカーブを描いた
明るい場所で咲き始めていました。

鮮やかな南国生まれの花は
お庭に咲く太陽そのものです。

ところでブーゲンビリアってちょっと変わった名前ですよね。

実はこの花をブラジルで発見したフランス人の学者さんの名前が
由来となっているようです。

私はどこかの国の言葉で「真夏の太陽」そんな意味合いが由来かしらと
こっそり想像していましたが・・・。人の名前なんですね~。

小さなロマンが去ってしまったようなこういうちょっぴり残念、
花の由来を紐解いた時、時々ありちょっと苦笑い^^;; 



こちらは我が家の夢庭の千鳥草。
名前の由来は「千鳥」の飛ぶ姿に似ているからだそうです。

同じ鮮やかなピンクのお花でも
名前一つ違えば花の持つ世界観も変わるものですね♪

奥深い趣きに重ねる想い

2008-06-11 | 心燻るひととき
昨夜は降り続く雨音に耳を傾けながら眠りについたものの、
日々成長するお腹に寝たり起きたり。
赤ちゃんは夜中も関係なく両手両足をばたばた。
源氏物語の若紫のようなおしとやかな女の子を
想像していた私ですが、あと2ヶ月を残して
とても大きな、お転婆な子に成長しているようです^^;;
産婦人科の先生も何度もモニターをチェックしなおす程。

「早く出てきそうね」
最近よく言われる言葉なのですが・・・

臨月に一つ年上の姉の結納が決まりました^^/

↑の花は実家の玄関に飾られていた胡蝶蘭です。

お客様がいらっしゃる時やお正月などは
ピンクのシンビジュームを飾る母ですが
先月先方のご両親がお見えになった時
この白い胡蝶蘭を選んだのには
一体どんな思いがあったのかしらと母親の心を
しのばせてみたい気持ちになりました。



向き合えば向き合う程、奥深い不思議な花です。

そしてそれに気づいたのは恥ずかしながら
生花の仕事を退職してからです。

この花が「豪華」の象徴にされていることで
純粋に感じることを自ら遠ざけてしまっていたのかもしれません。

眺めていると。。。
姉の白無垢姿が浮かんできました。

漬ける水無月

2008-06-05 | 四季彩りて
旦那さんのお母さんに
らっきょと梅シロップの漬け方を教えて頂きました♪

日曜日は旦那さんのご両親と旦那さんに手伝って
もらいながらの2KG、旦那さんのお父さんが
お母さんが大切にしている「皮むきルール」を無視して
暴走してしまい「やめて~」と叱られていましたが
楽しいひとときでした。

さて今回↑は仕入れから全部一人での2kg。
これは私の両親へ。
美味しく漬かってくれますように^人^

これをきっかけに色々挑戦してみようと思います★

雨に美しく

2008-06-05 | 四季彩りて
庭の山紫陽花と季節の色々をメインに
フラワーアレンジを作ったものを
先日逝った伯父の祭壇に飾ってもらいました。
今までくれたたくさんの優しさに感謝しています。
雨が降り続いた月曜日、一番美しかった花。
伯父との思い出をこの山紫陽花が
毎年包み込んでくれることでしょう。