2015年1月30日 京都の旅二日目
今日、京都地方には「大雪警報」が出されていた。
京都の雪景色を撮影するには絶好のチャンス。
「都七福神巡り」の後半は後回しにして、雪の絶景を撮影するべく計画を練り直す。
しかし、問題は担いできた一眼レフカメラの「絞り」が効かなくなったことと、セカンドカメラの予備バッテリーを昨夜どこかの飲み屋に落としてきたこと。
朝まだ暗いうちに目覚まし時計で起き、期待しながら窓の外を見ると、ナント雨。それもけっこう強い。
昨夜のうちにコンビニで買っておいたオニギリを食べながら、シバシ様子見。
7時を過ぎても雪にはならず氷雨が降り続いている。
けっきょく、「京の雪景色」はあきらめて、「都七福神」の残り三ヶ所を巡ることにする。
万福寺(布袋尊)→松ヶ崎妙円寺(大黒天)→赤山禅院(福禄寿)と廻る予定。
8:14 JR京都駅から奈良線で出発。
≪黄檗山萬福寺≫
8:37 JR黄檗駅に到着。
万福寺の拝観時間は9時からなので、ノンビリ行こうと思ったが雨がけっこう強く、急ぎ足になって5分ほどで門前に到着。
少しフライングだが拝観の受付をしてもらえた。
上の図のように巨大なお寺さんだが、雨のせいか時間が早いからか参拝客は私一人。
山門をくぐって行くと、正面の天王澱に遠くからでもわかる巨大な布袋尊が金色に輝いている。
≪万福寺 布袋尊≫
さっそく布袋尊をお参りし、順路に沿って広い広い伽藍を眺めて歩く。
万福寺は中国様式で建てられたということで、1984年に仕事のついでに廻った中国のいくつかの寺に雰囲気が似ていた。
とにかく広大な境内に物音ひとつなく、雨音だけがかえって静けさを強調していた。
本日一枚目、昨日から通算五枚目の御朱印をゲット。
9:45 万福寺をあとにして黄檗駅に向かう。
≪JR奈良線 黄檗駅 快速電車の通過≫
10:03 次の七福神(松ヶ崎大黒さん)に向かうため、奈良線で京都駅に戻る。京都駅からは市営地下鉄・烏丸線に乗り換え。
10:50 地下鉄北山駅で下車。松ヶ崎の大黒さんに行くには、次の松ヶ崎駅のほうが近いのだが、チョット財布の中身がアヤシクなって来たので、京都信金に立ち寄って現金を引き出す。
本来、地下鉄を降りたら3時間程度のウオーキングを予定していたが、雨が依然強いのでやむなくタクシーを利用することにした。
≪松ヶ崎山大黒天 妙円寺≫
11:00 地下鉄北山駅前からタクシーで5分。松ヶ崎大黒天に到着。タクシーは待ってもらう。
五大送り火の「法」の字で有名な山です。
≪右の建物が大黒堂≫
≪なで大黒さま≫
身体の悪いところをナデながらお参りすると、必ず良くなるそうです。
この時間になると、他にも都七福神巡りをしている参拝客も何組か見かけるようになったが、皆さん雨の中を大きな色紙(都七福神専用護符)を濡らさずに持って歩くのが大変なようだ。
私は御朱印帳にして良かった、
本日二枚目通算六枚目の御朱印をゲット。
11:34 待たせていたタクシーで出発。
≪赤山禅院≫
11:46 赤山禅院に到着。
赤山(せきざん)禅院は天台宗総本山延暦寺の塔頭で、本尊は赤山大明神。
お寺なんだか神社なんだか分かりにくいが、数珠をくぐって参拝する。
≪赤山禅院 福禄寿殿≫
11:55 ついに七枚目の御朱印をいただきました。
≪都七福神専用 御朱印帳≫
極力歩いて廻る積りだったのが、雨のためにタクシーを利用したので午前中に終わってしまった。
六寺、一社。都七福神巡り満願です。
都七福神巡りコースデータ
◎一日目
京都駅→<徒歩12分>→東寺(毘沙門天)→<タクシー17分¥1,400>→六波羅蜜寺(弁財天)
→<徒歩10分>→ゑびす神社(えびす神)→<徒歩30分>→革堂行願寺(寿老神)
◎二日目
京都駅→<JR奈良線23分>→万福寺(布袋尊)→<JR奈良線21分+地下鉄15分>→地下鉄北山駅
→<タクシー5分>→松ヶ崎大黒天(大黒天)→<タクシー12分>→赤山禅院(福禄寿)→
<タクシー15分>→地下鉄鞍馬口駅
※タクシーで松ヶ崎大黒天と赤山禅院を廻るのに、今回は事情があって地下鉄北山駅から地下鉄乗鞍口駅まで
利用(約¥4,500)しましたが、地下鉄松ヶ崎駅または叡山電鉄修学院駅が最寄の駅です。
徒歩なら2時間コースです。
ウオーキングが目的で「七福神巡り」を計画したのに、残念ながら悪天候などで歩きは中途半端に終わった。
一日で七ヶ所巡ることも可能だと思うが、東寺と万福寺は拝観に1時間以上はかけたい。
「都七福神巡り」前半は、「冬の京都1 都七福神巡り1~4」をご覧ください。
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