旅たび写真缶

小さい旅から大きい旅まで、時にはいい歳して恥ずかしい旅まで、写真旅日記。

奈良で仏像、京都で鳴き龍

2017-05-26 | 京都・奈良旅行記

2017年5月24日

奈良歩き三日目。最終日。

一昨日は大和三山巡り、昨日は二上山登山から當麻寺と歩き回ったが、今日はその予備日にしていた。

さすがに気温30度を超す炎天下を二日間歩き回ったので、やや疲れ気味。

歩き回った疲れと言うよりは、昨夜、生ビールとハイボールの後に飲んだ「奈良の地酒」で身体が重い。

そこで、今日は雨対策に考えていた仏像見学に切り替えた。

駅のコインロッカーに荷物を預け、コンパクトカメラと傘だけを持って、まずは「快慶展」が開催されている「奈良国立博物館」へ。

                    ≪奈良国立博物館≫

9時30分の開館と同時に入場。

醍醐寺の「弥勒菩薩坐像」と、清水寺奥ノ院の秘仏「千手観音坐像」は特に圧巻でした。

「特別展 快慶 日本人を魅了した仏のかたち」は、6月4日まで。

快慶の仏像を十分に堪能した後は、テクテク歩いて興福寺へ。

                     ≪興福寺≫

           ≪興福寺 仮講堂の特別展 「天平乾漆群像展」≫

興福寺には何度も来ているし、お目当ての阿修羅像も仮講堂に安置されているので、今日は「仮講堂の特別展」だけを拝観。

阿修羅像をはじめとする八部衆が揃っていて、なかなか素晴らしい。

係の方にいろいろ質問していたら、今朝開場前にNHKの「日曜美術館」の撮影があったそうだ。

「それじゃあ、放送日の後は大混雑になって大変ですね!」と言ったら、「もうすぐ特別展は終了なので大丈夫です」と笑っていた。

仮講堂の春の御開帳は6月18日まで。

この後は「西ノ京」でもブラつこうかと思ったが、天気があやしくなって来たので京都に移動することにした。

新幹線の時間が19:05なので、京都でもどこか見られそうだ。

               ≪臨済宗相国寺派大本山 相国寺≫

京都駅前の地下街でブラブラと時間をつぶした後、思いついて「相国寺(しょうこくじ)」に向かった。

昨日は、奈良の大寺院で唯一訪れていなかった「當麻寺」に行ったが、期待していた三重塔や仏像が修復工事中だった。リベンジのつもりで、京都の大寺院でまだ行っていない「相国寺」に行くことにした。

相国寺の塔頭、金閣寺や銀閣寺には行ったことがあるが、大本山は何故かまだ参拝していなかった。

地下鉄烏丸線・今出川駅を出たところで、目の前の同志社大学の学生さんに相国寺の場所をたずねたら、近道を教えてもらった。

広大な境内の真横から入ったようで、自分が今どこに居るのかがわからず、シバシ呆然。

雨も降り出してきたので、取りあえず一番大きな建物を目指して行ったら、そこが「法堂(はっとう)」だった。

                  ≪法堂(はっとう)≫

法堂の正面は閉じられており、どうしたものか・・・と思いながら裏手に回ったら、ナント、春の特別拝観が行われており、あの超有名な鳴き龍「蟠龍(ばんりゅう)図」が見られるようだ。

昨日行った「當麻寺」は下調べが疎かで、期待していたものが見られなかったが、突然思いつきで訪ねた「相国寺」は超ラッキー。

午後3時を過ぎているということもあるのか、受付にいたのは3組ほど。しかも、先に方丈に案内されていたが、御朱印をいただかない私は、ひとりだけ法堂に案内された。

早速、天井を見上げれば、ド迫力の「鳴き龍」が私を睨みつけてくる。「蟠龍(ばんりゅう)図」を仰ぎ見ながら、正面に回ってご本尊にお参。

須弥壇の脇の「特定の場所」という所に移動して、思いっきり手を叩いてみる。

「ギーン~」と言う感じで、龍の鳴き声が下りて来た。

たった一人しかいない(係員はいるが)広い法堂で、神秘の体感をしてきました。

特別拝観は6月4日まで。

方丈を拝観して外に出ると、雨が本降りになっていた。

しかし時間はまだあるので、相国寺から一番近い「御陵神社」に行ってみる。

                     ≪御陵神社≫

地域の氏神神社ということだが、境内は広い。

本殿に参拝したあと、境内を隈なく歩いて期待していたものを探す。

見つけられず、諦めて出てきたところにそれはあった。

                   ≪応仁の乱勃発地の碑≫

鳥居脇の分かりにくいところに、小さな石碑。

京の都を焼き尽くした「応仁の乱」は、ここから始まったのだ。

しかし、神社にとっては迷惑な話だろうから、説明書きのようなものは何もなかった。

雨も強くなって来たので、京都見物はこれで終了。地下鉄で京都駅に向かう。

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二上山を歩いて當麻寺へ

2017-05-26 | 京都・奈良旅行記

 2017年5月23日

奈良歩き二日目。今日は、「二上山(にじょうざん)」登山。

そして、奈良の大寺院の中ではまだ訪れていなかった「當麻寺(たいまでら)」まで歩く。

日が落ちる二上山の先には西方浄土がある・・・とイニシエから信仰されていた山。

 

         ≪天香具山から見た二上山≫                            ≪落日の二上山≫            

いくつかある登山コースから、今回は近鉄二上山駅から歩き出す「上ノ池登山道」をとり、雄岳(517m)、雌岳(474m)を経て「當麻寺(たいまでら)」に至るコース。(コースタイムは最後にあります)

※地図の赤い線が今回のコース                       国土地理院

8:37 橿原神宮前駅のコインロッカーに余分な荷物を預け、近鉄南大阪線準急に乗り込む。

9:00 二上山駅に到着。

9:07 駅前の自販機で水を補給して出発。

 

           ≪二上山駅≫              ≪登山口への道標≫

踏切を渡って駅の南側に出たところで、「どんづる峯」と「二上山登山口」への道標があった。

道標の矢印に従って右折。今日も気温は30度を超えそう。朝から真夏のような日差しが照り付ける。

 

          ≪二上山登山口≫              ≪一つ目の分岐≫

9:20 二上山の登山開始。上ノ池登山道を山頂に向かう。

9:32 一つ目の分岐に至る。地元のハイカーの方から、「写真を撮るなら左の道が良いよ」と言われて、素直に左へ。

                       ≪二つ目の分岐≫

9:42 二つ目の分岐に到着。

道標には左に「雄岳山頂1.5K」とある。

目の前には直進の道があるのに大きな案内板には左の道だけ。誰かがボールペンで書き込んだ線(白矢印)はあるが・・・。

左脇にも小さな案内板があって、これにはどちらのコースでも同じところに出るように描かれてある。

ガイドブック【山と渓谷社 奈良の山】では、「ここは直進しよう」と書いてあるので、今回は道標に逆らって直進。

木漏れ日が美しいシダの群生を右に見ながら、次第に高度を上げる。

                         ≪二上神社口分岐≫

9:51 二上神社口分岐に到着。ここは二上神社口駅の登山口から来るコースとの出合。ここで初めて小休止を取る。

9:55 出発。

 

鉄製階段や石積み階段を登る。

10:23 木漏れ日の尾根道を抜けると、二上山の雄岳山頂に到着。

 

         ≪大津皇子の墓場所≫               ≪二上神社≫

雄岳山頂には、悲劇のプリンス大津皇子の墓(諸説ある)と、葛木坐二上神社(かつらぎにいますふたかみのじんじゃ)がある。

ここまでは、ウグイスの鳴き声鹿しか聞こえない静かな山歩きだったが、山頂には年季の入った関西弁山ガールが大勢いてに賑やか。

10:32 雄岳を出発。馬の背(鞍部)に下って雌岳を目指す。

 

木の階段を降りて行くと、数分でまた分岐。ここは左に鋭角に折れるハズだが、反対側から来た人に聞いたら、直進すると少し先に海の見える景色の良いところがあるらしい。

奈良県でなぜ海が見えるか不思議に思いながら、行ってみることに・・・。

10:41 ベンチがたくさんある眺めの良い広場に到着。

景色を眺めながら「ここは何処だろう?」と思っていたところへ、年配の男性が一人現れた。ここは大阪だと教えてもらった。

明石海峡や「あべのハルカス」も見えるらしいが、今日はガスっていてザンネン。

この人が大変親切な方で、なんと20分近くも色々と解説してしてくれた。

PL教団花火大会を見るには、この場所が一番きれいなのだそうで、その時は大勢の人がここまで登って来るらしい。大阪側からの登山道は、夜道でも歩けるのだろうか?

いつまでもここに居るわけにはいかないので、話の切れ目で強引に礼を言って馬の背の方に歩き出したら、この大阪人も私と肩を並べて歩き出した。

「この辺りにはクマは出るのか?」と聞いたら、「金剛山や吉野山では目撃されたと聞いているが、二上山ではクマは絶対に出ない」とキッパリ言っていたが、本人はシッカリと熊除けベルを鳴らしながら歩いていた。 

 

                     ≪雄岳、雌岳の鞍部(馬の背)≫

11:02 馬の背で大阪のオッチャンと別れ、ここでは休まずに雌岳に向かう。

                        ≪雌岳頂上≫

11:08 「二上山 雌岳」に到着。山頂広場には大きな日時計。

周りのベンチで、大勢のハイカー(ほとんどオバチャン)が弁当を広げていた。

私は弁当を持っていないので、非常食のチョコレートを取り出したが暑さでドロドロ。「アミノ酸と蜂蜜」のゼリー飲料をススってエネルギー補給。

                        ≪大和盆地≫

この雌岳から、昨日歩いた「大和三山」巡りのパノラマ写真を撮るつもりだったが、連日の猛暑のせいか大和平野が霞んでいる。

右に畝傍山(うねびやま)、左に耳成山(みみなしやま)らしい山影が薄っすらと見える。

中央には天香具山(あまのかぐやま)が見えているのかも・・・?

 

11:20 雌岳山頂を出発。岩屋方面の道標に従って下山。

                        ≪岩屋峠≫

11:32 岩屋峠に到着。日当たりの良いベンチでは、トカゲも日向ぼっこ。

この岩屋峠は大和朝廷のころ、大和盆地から河内に抜ける「峠越えルート」の一つだったらしく、今回の山歩きも「奈良の古道」の一つを歩いたことになるようだ。

この岩屋峠から20~30m右に下って、岩屋を見学。

                        ≪史跡 岩屋≫

ここは、悲運のお姫様「中将姫」が、これから訪れる當麻寺の本尊「當麻曼荼羅(たいままんだら)」を織った場所とされる。

 

台風で倒れたという大木の下を無理やりくぐって、岩屋峠に戻る。

11:46 道標に従い、祐泉寺方向に向かう。

 

杉林の中をドンドン下りて行く。

11:59 水場に到着。冷たい水で顔を洗い、一口だけ飲む。

 

                                   ≪祐泉寺≫

水場からは登山道もウェットな状態なので慎重に歩く。

12:10 祐泉寺に到着。この山門も登山道の入口になっているようだ。 

祐泉寺前で地道の登山道は終了し、幅は狭いが舗装された林道になる。

 

           ≪鳥谷口古墳≫                  ≪傘堂≫

12:23 鳥谷口古墳前を通過。

12:29 傘堂に到着。

傘堂を眺めながら、シバシ日陰で小休止。祐泉寺を過ぎてからは日陰が少なく、汗が噴き出す。

12:40 傘堂を出発。

12:50 當麻寺奥院に到着

                       ≪當麻寺奥院 浄土庭園≫

 

浄土庭園は、名物の牡丹はほぼ終了で、蓮の花はこれからという感じ。

東塔と西塔の二棟の三重塔を一緒に写真に収められる場所、というのを事前に調べて来たのだが、ナント、西塔が工事中で見えず。ザンネン!。

下り斜面の境内をさらに進んで、當麻寺本堂前に到着。

              ≪本堂前の中将姫像≫

悲運の中で仏門に入り、若くして浄土に旅立ったといわれる中将姫伝説。

                       ≪當麻寺 伽藍三堂≫

當麻寺伽藍三堂(中央本堂、左金堂、右講堂)を拝観。

まず本堂で中将姫が織り上げたと言う、本尊の「當麻曼荼羅」を参拝。本堂内にある中将姫の像は必見!

つづいて金堂。楽しみにして来た四天王像とやっとご対面、と思ったら、二体が修理中でお留守。金堂と講堂には大勢の白衣の人々がいて、修復作業中の様子。

西塔も金堂内部も講堂内部も修復中で、まともに落ち着いて見られたのは、本堂だけでした。よく調べてこなかった私が悪いのですが・・・。

 

14:00 仁王門を出たところで、當麻寺拝観終了。門前の蕎麦屋で「せいろそば」大盛で遅い昼食。

14:20 門前町をトボトボ歩いて、近鉄の当麻寺駅に向かう。

カラフルな色付きのマンホールの蓋。工事中だった西塔も、ここでは東塔と並んで見られる。

 

          ≪近鉄 當麻寺駅≫                ≪二上山≫

14:32 當麻寺駅に無事到着。

橿原神宮前駅に向かう電車の窓から、今日登った二上山が美しい。

これで今日の予定は終了・・・のハズだったが、昨夜行った橿原神宮駅前近くの小料理屋で、親しくなった観光客のご夫婦?と店の親方から「ぜひ行くべきだ」と勧められたので、このまま「今井町」に行く。八木西口下車。

                 ≪今井町 重要伝統的建造物群保存地区≫ 

昔の町並みが、数ブロックに渡って完璧に保存されていた。

最近は、真新しい古民家が並び、お土産屋だらけの「古い町並み」が全国的に増えているが、この町は見事に生活感も残されている。

マンホールの蓋まで、古い町並みでした。

今日は、奈良駅前のホテルに泊まる。

〇二上山登山コースタイム

近鉄二上山駅-(13')→上ノ池登山口-(12')→一つ目の分岐-(10')→二つ目の分岐-(9')→二上神社口分岐-(28')→雄岳頂上-(9')→大阪側が見える広場-(7')→鞍部(馬の背)-(6')→雌岳頂上-(12')→岩屋峠-(2')→岩屋-(2')→岩屋峠-(13')→水場-(6')→祐泉寺-(13')→鳥谷口古墳-(6')→傘堂-(10')→當麻寺奥院(10')當麻寺-(12')→近鉄当麻寺駅

             歩いた時間:3時間

                 ※當麻寺の奥院から仁王門までを10分としました。

             歩いた距離:7.5km

             所要時間:5時間10分

                 ※當麻寺参拝には1時間10分ほどかかりました。

             歩いた人:65歳男性一人旅、体力:年相応

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大和三山を半日で踏破

2017-05-25 | 京都・奈良旅行記

2017年5月22日

またまた、奈良を歩いてきました。このところ続けている「古道歩き」の延長です。今回は、二泊三日の旅。

一日目の今日は、万葉集にもたびたび出てくる「大和三山」を、半日で完全踏破するつもり。

踏破と言っても、一番高い山でも199m。

「大和三山」は、畝傍山(うねびやま199m)、天香久山(あまのかぐやま152m)、耳成山(みみなしやま140m)の独立した山々で、「藤原宮跡」を囲むようにある。

万葉集の中に、「香具山は 畝火(うねび)ををしと 耳成(みみなし)と 相あらそひき 神代より かくにあるらし 古昔(いにしへ)も 然(しか)にあれこそ うつせみも 嬬(つま)をあらそふらしき」(中大兄皇子)と歌われているらしい。

特に、万葉集に興味があったわけではなく、半日コースを探していたら見つけたハイキングコース。(コースタイムは最後にあります)

                                   国土地理院

 

      ≪近鉄 橿原神宮前駅≫

12:03 東北新幹線、東海道新幹線を乗り継ぎ、京都からは近鉄特急で「橿原神宮前駅」に到着。

12:15 リュックを担いで橿原神宮前駅を出発。なにしろ、すでにお昼を過ぎているのでノンビリもしていられない。 

                      ≪久米寺≫

まずは「久米仙人伝説」で有名な久米寺に参拝。境内をそのまま抜けて橿原神宮に向かう。北門を抜けようと思ったら、突然目の前に近鉄電車が現れて、ちょっとビックリ。

 

                    ≪橿原神宮 拝殿≫

12:38 橿原神宮の拝殿で今回の旅の安全を祈願し、広大な境内を北参道に向かう。

天気予報では今日の奈良は気温28度とかなり高温の予想だが、炎天下の境内はすでに30度を超えているのではないかという感じ。まだ5月だというのに暑すぎ。

 

      ≪北参道登山口≫             ≪東大谷日女命神社≫

12:47 「畝傍山」の登山口を見つけた。

右側に「東大谷日女命神社」の鳥居を見ながら、林間コースを歩く。

炎天下を逃れて「ホッ」と気を抜いたところで、右側の落ち葉の中からガサガサと音を立てながらヘビが現れ、目の前を横切って行った。

「マムシ」だったような気もするが・・・。

 

12:58 「畝傍山口神社」への分岐に至る。予定をかなり押しているので山頂に向かう。

 

左側の林の切れ目から、大和平野が見渡せるようになって来た。けっこう登ってきたようだ。 

 

                 ≪畝傍山 山頂≫

13:10 畝傍山(うねびやま)山頂に到着。大和三山の一山目をまず制覇。

山頂には、「畝火山口神社社殿跡」と「三角点」がある。

木陰のベンチで小休止。木々の間から見える景色はまあまあ。

13:22 汗が引くまでノンビリしたいところだが、日が暮れる前にあと二山登らなければならないので、水分補給しただけで下山開始。

    

下りに選んだコースはやたらと足元が悪く、急ぎたいが慎重に下山。

 

13:36 若桜登山口のある若桜友苑に到着。登山口の道標に、「マムシに注意!」の比較的新しい張り紙。

公園を出る時に振り替えると、今下りて来た畝傍山が美しい。

 

13:50 橿原神宮の北門の前に出る。ここから左折して「神武天皇御陵」前を右折。

 

       ≪畝傍御陵前駅≫

14:00 「近鉄 畝傍御陵前駅」を通過。踏切を渡ったところで、自販機で水を追加購入。冷たいペットボトルを手に持ったまま、炎天下の一般道をトボトボと東に向かう。

 

       ≪本薬師寺跡≫

14:12 「本薬師寺跡」に到着。地図上では、薬師寺跡だが石碑では薬師寺跡となっている。

現在、奈良西ノ京にある薬師寺は、平城京遷都でここから移ったようだ。

 

14:33 畑の向こうに、「天香久山」の全貌が見えて来た。

広い道に出たところでルートを探していたらいたら、後から来た4人づれの年配ハイカーたちは「天の岩戸神社」に行くということなので、うしろをついて行く。

  

                                   ≪天の岩戸神社≫

前の4人組が休憩タイムになったので、追い越して私一人で「天の岩戸神社」に参拝。

続いて、東寄りの登山口から香具山の山頂を目指すつもりだったが、何故か間違って西寄りの登山口に出てしまった。

    ≪天香具山 西側の登山口≫

15:01 天香具山の登山開始。

 

15:06 天香具山(あまのかぐやま)山頂に到着。

「大和三山の二山目制覇!」といっても登山道を歩いたのは5分間だけですが・・・。

正面に見える「国常立(くにとこたち)神社」に参拝。祭神は天地開闢とともに現れた国土形成の神、国常立命。

天香具山の山頂は標高152mと低いが、大和盆地の眺めは美しい。

左手前の山が、先に登った「畝傍山」。その背後左に「葛城山」。右端のふたコブの山が、明日登る予定の「二上山(にじょうざん)」。

 

                                     ≪天香具山神社≫

15:14 下山開始。

15:20 「天香具山神社」に参拝。

 

さらに下ると、前方に最後の山「耳成山」が見えて来た。

カラーの消火栓が可愛らしい。

左手に畝傍山、二上山を見ながら、正面の「耳成山」に向かって、ほぼ真北に進む。

畑地が広がり日陰が全くない。汗が止まらず、熱中症が心配だ。頻繁に水分補給。

耳成山を目指してトボトボ歩いている時に、突然、「藤原京跡を見なくても良いのか?」と気づいた。時間も遅くなって来たのでチョット悩んだが、結局今来た道を少しばかり引き返し、シバシ「藤原宮跡」を探す。

 

  ≪藤原京の中心施設 藤原宮跡≫          ≪太極殿越しに畝傍山≫

 

    ≪大極殿越しに天香具山≫     ≪大極殿越しに耳成山(林の奥)≫

いやぁ~、物凄く広いです。周囲には建物が全く見えません。

16:05 藤原宮跡を出発

すでに16時を過ぎ焦りぎみ。本の道に戻るには時間がかかり過ぎると判断して、畑のあぜ道を真直ぐ耳成山に向かう。

やっと畑地を抜けたところでJR線にぶち当たり、北へ進めない。またもや右往左往しながら踏切を探す。

 

16:35 耳成山の登山口がある「耳成山公園」に到着。

16:40 本日三本目のペットボトルを買って、「耳成山」登山開始。

遊歩道を登れば楽かもしれないが、すでに時計は5時チョット前。迷わず「耳成山口神社」の参道を直登。

 

                 ≪耳成山口神社≫

16:47 耳成山口神社に到着。

参拝を済ませたところで、4人組の年配ハイカーグループと再会。

 

              ≪耳成山(みみなしやま)山頂 三角点≫

神社の左わきをさらに登る。

16:55 耳成山山頂の三角点に到着。ついに大和三山の完全踏破成功。

橿原神宮前駅を出発してから、4時間40分。歩く距離としてはちょうど良い距離だが、とにかく暑くてバテました。日陰の無い一般道歩きが長すぎ。

17:20 耳成山の遊歩道入口に下山。

イニシエの時代に思いをはせるには絶好のロケーションだが、夏場には向かないハイキングコースでした・・・まだ5月ですが・・・

日没にはまだ間があるので、JRの畝傍駅に向かう。

17:53 畝傍駅に到着。1分遅れで電車が目の前を出て行った。

シバシ駅前でブラブラと時間つぶし。

 

       ≪JR畝傍山駅≫                 ≪駅の貴賓室≫

かつて、このJR「畝傍山駅」が橿原神宮や神武天皇陵に最も近い駅だったので、皇族用の貴賓室があったようだ。

18:30 JR五位堂駅付近で、明日登る予定の「二上山(にじょうざん)」の夕景を撮影。

快晴のハズだが、太陽の辺りに薄雲があるらしく丸い夕日にならずザンネン。

二上山は「落陽の山」として、イニシエの人々に信仰された山で、山の向こうに西方極楽浄土があるとされる。実際には大阪ですが・・・。

お彼岸の頃には、ふたコブの間に陽が落ちるらしいが、今は日が長い。

二上山の夕景を撮影する絶好のポイントとして、もう少し先にある「千股池」が有名なのだそうだが、今は除草のため羊が放牧されていて、立ち入ることができない。鏡になるハズの水も抜かれていて空池だった。

近鉄の当麻寺駅まで歩いて、橿原神宮前のホテルに向かう。

大和三山巡りコースタイム

 橿原神宮前駅-(7’)→久米寺-(15’)→橿原神宮拝殿-(6’)→畝傍山北参道登山口-(13’)→ 畝火山口神社分岐-(11’)→畝傍山山頂-(15’)→若桜登山口-(13’)→橿原神宮北門-(5’)→神武天皇御陵前-(5’)→畝傍御陵前駅-(11’)→本薬師寺跡-(21’)→法然寺-(12’)→天岩戸神社-(10’)→香具山西側登山口-(5’)→天香具山山頂-(7’)→天香久山神社-(30’)→藤原宮大極殿跡-(30’)→耳成山公園-(5’)→耳成山口神社-(2’)→耳成山山頂-(10’)→東側参道入口-(33’)→JR畝傍駅

              歩いた時間:4時間26分

              歩いた距離:?

               所要時間:5時間38分

               ※休憩、参拝、写真撮影時間などを含みます

               歩いた人:65歳一人旅、体力は年相応

 

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石垣島は今日も寒々

2017-04-18 | 八重山・西表島旅行記

2017年4月2日 八重山の旅最終日

朝、目覚めたら二日酔いで頭が重い。

昨夜は、今回の八重山の旅最後の晩ということで、居酒屋をハシゴしてしまった。

泊まった部屋は、予約した部屋よりグレードアップされたようだが、結局、数時間寝てあとはシャワーを浴びただけなので、どんな部屋でも同じだったのだが・・・・。

石垣島ではいつもビジネスホテルに泊まっているが、数年前にも一泊だけリゾートホテルに泊まったことがある。

その時も同郷の知人がやっている居酒屋でベロベロに酔ってしまい、服を着たままベッドカバーの上に寝てしまった。朝、チェックアウト時間ギリギリに目覚めて、顔も洗わず飛び出してきたことがあった。私が泊まったという痕跡を残さずに・・・・。

いつまでも寝ているわけにはいかないので、着替えてベランダに出てみると、青い海が眩しい。西表島が、目の前にクッキリと浮かんでいる。

私の旅は、なぜか帰る日は天気が良い。

終了時間少し前にレストランに行き、遅い朝食。

                   ≪フサキリゾートヴィレッジ≫

昨日の雨模様とは違い、今日は完璧な快晴だが北風が強い。朝食後、ビーチに出てみると遊泳禁止の赤いフラッグが強風にあおられていた。

今日は春休みの日曜日ということで、家族連れが大勢泊まっていたようだが、ビーチで遊んでいるのは一組だけ。海水浴を楽しみにしてきた子供たちが可哀そうだ。いやっ、子供たちはプールの方が良いのかも・・・。

ウインドサーフィンだけは絶好調のようで、ビーチのすぐ沖合を猛スピードで走って行く。

11:30 チェックアウト。タクシーで繁華街に行き、フルーツを探す。

当初の思惑では、大学時代の友人に病気見舞いとしてトロピカルフルーツを買って送ろうと思っていた。

農協のスーパーやお土産屋には、各種のフルーツが並べられてあるのだが、石垣島で知り合ったガイドさんや、ホテルのスタッフや、タクシーの運転手や、農協の関係者まで、みんなに「やめなさい!!」と言われた。

今、出回っているものは甘くない、美味しくないのだそうだ。沖縄であっても、果物は夏にならないとダメらしい。

みんなに「美味しくない!」と言われたものを、お見舞いとして送るわけにもいかず、普通のお土産品をコマゴマと段ボール箱に入れて送った。

9回目の、いつもより豪華な八重山の旅終了。

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石垣島で野鳥観察ー2

2017-04-17 | 八重山・西表島旅行記

2017年4月1日 つづき

「スポッター石垣島ネイチャーガイドサービス」の川野さんにお世話になって、人生初?のバードウォッチング。

午前中は、主に牧草地や水田をステージに、カタグロトビ、キアシシギ、アマサギ、ムラサキサギ、クロウタドリ、シラサギなどを見ながら島の北部まで移動した。

午後は、於茂登岳(おもとだけ=ウムトゥダギ)に入る。

                      ≪カンムリワシ≫

                ≪顔も仕草もカワイイカンムリワシ≫

              ≪ヤタラと眼光鋭いカンムリワシ。幼鳥か?≫

ガイドの川野さんが運転しながら、次々とカンムリワシを発見する。

「これがカンムリワシだ。どうだっ、マイッタカ」と言う感じだが、何しろ私は三日前に西表島で19羽と遭遇しているので・・・。

それでも、電柱にとまっているよりは、太い木の枝にとまっているカンムリワシは、やはりカッコいい。

ガジュマルとモダマとヒカゲヘゴが密生するジャングル。石垣島にもこんなところがあるのだ・・・、と驚く。

里山に下りて来て、またもやカンムリワシを発見。(白丸の中)

何でアンなのが見つけられるのか不思議だが・・・。

やたらと不安定なところにシガミツイテいるので、絶対すぐに飛び立つと判断してカメラを構える。羽ばたく姿を撮影できそうだ。

しかし、いくら待っても飛び立たず、諦めてカメラを降ろしている時に突然滑空。

盛りを迎えたデイゴの花。

                    ≪アカガシラサギ≫

                      ≪タシギ≫

最後は巨大ムラサキサギ。

大型の鳥だけに、飛び立つ瞬間は大迫力だったが、連写したのにピントが暴走。

やはりコンパクトカメラ(PS60HS)で、飛び回る鳥を撮影するのは無理か・・・。

ガイドの川野さんは、「予定の三分の一しかお見せできなかった・・・」と嘆いていたが、私には十分満足できるツアーでした。

16:00 本日泊まるホテルまで送ってもらって、ツアー終了。

この時期の八重山地方にしては、寒い、寒い一日でした。

ホテルの部屋は予約と違ってバージョンアップしたらしいが、荷物を置いただけで、早速タクシーに乗り飲み屋街に繰り出す。

 

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石垣島で野鳥観察-1

2017-04-17 | 八重山・西表島旅行記

2017年4月1日 八重山諸島の旅六日目

小浜島の「はいむるぶし」での二度目の朝は、激しい横殴りの雨。

今日は石垣島に戻って初めてのバードウォッチングに挑戦する予定なので、早めに朝食を済まそうと思って外に出たが、ブッフェダイニングのあるセンター棟までは、カートに乗っても歩いてもビショヌレになりそう。

迷っていたら、隣の女性二人客が迎えの車を呼んだので、それに便乗させてもらう。一番乗りで、朝食バイキングを詰め込む。

8:15 予約していたホテルの送迎バスで小浜港に向かう。

8:30 小浜港を高速船で出港。

9:00 石垣港で「スポッター石垣島ネイチャーガイドサービス」の川野氏の出迎えを受ける。そのまま、ワゴン車で出発。参加者は、私一人の貸切状態。

小降りになったが依然として雨は降り続け、バードウォッチングには悪条件。

川野さんは「寒い、寒い~ッ」を連発。

                    ≪ガイドの川野さんと愛機≫

そもそも私にはバードウォッチングの趣味はないのだが、昨年、宮古島でいとも簡単に野鳥をアップで撮れたので、調子に乗ってしまった。

 

   ≪2016年に撮影したリュウキュウアカショウビン(左)とリュウキュウキンバト≫

バードウォッチングに手を染めると言っても、野鳥撮影用の望遠レンズを持っていないし、買うつもりもない。

今回私が持ち込んだ機材は、「EOS 5DmarkⅢ+EF100-400」と、ナンチャッテ超望遠コンパクトカメラ「PowerShot SX60HS(21mm-1365mm)」の2セット。 

                      ≪カタグロトビ≫

まず始めは、極めて珍しい「カタグロトビ」というのを探す。途中出会った野鳥観察員の方と情報交換し、さっそく見つけた。

川野さんが指さして教えてくれるが、私にはなかなか見つけられない。双眼鏡で木々を舐めまわすように探って、やっと見つけた。一見カワイイ感じだが、小動物を捕食する獰猛なヤツらしい。赤い目がチョット怖い。

飛び立ったところで一旦見失うが、再び枯れ木の上に発見。(青い丸の中)

捕食のシーンを撮影しようと、川野さんは粘っているが、私は下の牧草地で見え隠れしているハデな色の鳥が気になってショウガナイ。しかし、川野さんは無視。

                    ≪コウライキジ≫

コウライキジは外来種で、石垣島では有害鳥獣らしい。駆除の対象。

                    ≪キアシシギ≫

                     ≪アマサギ≫

オレンジがかった黄色の夏羽が特徴。

上の鳥と同じ「アマサギ」だが、この個体はまだ冬羽で真っ白。

草むらにいる「ムラサキサギ」を発見。

                     ≪ムラサキサギ≫

                      ≪クロウタドリ≫

                    ≪嘴が黒い シラサギ≫

                    ≪嘴が黄色い シラサギ≫

12:20 午前の部はここで切り上げて、昼食。

 

八重山離島風の食堂だが、地元の人には人気があり込み合うそうだ。私が注文した天丼は具がいっぱいで味も最高だった。

午後からは、カンムリワシを狙って山に入る。

        ・・・・「石垣島で野鳥観察ー2」につづく・・・・

 

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小浜島でのんびりリゾート

2017-04-17 | 八重山・西表島旅行記

2017年3月31日 八重山諸島の旅五日目(小浜島)

朝起きてベランダに出たら、完璧な快晴。だが風が強く、肌寒い。

ベランダの左手に黒島が見えているので、今夜はその方向に南十字星が見られるかもしれない。広大な「はいむるぶし」の敷地内でも、私の泊まった部屋は最南端の海側なので、邪魔になるような灯りもない。

朝食後、レンタル・カートを借りて、ノンビリお散歩。

午前中は「サンセット広場」というところでマッタリ。

「サンセット広場」は、正面の西表島に落ちて行く夕日が綺麗なのだそうだ。

サンセット広場なので、午前中に訪れる人もあまりいない。しかし、ちょうど順光なので、満潮の海が美しい。

ハンモックから落っこちそうになったりしながら、海のグラデーションを眺めて過ごす。

                     ≪リュウキュウキジバト≫

 

 

昼近くになって、カートでトコトコとビーチに移動。

二週間ほど前に海開きが行われたようだが、今日は風が強いせいか、肌寒いせいか、泳いでいる人はほとんどいない。ビーチベッドのパラソルもすべて閉じられていた。

春休みの子供たちだけが、元気に遊んでいる。

ビーチのカフェで昼食。

食後は生ビールが効いてきたので、ビーチでチョット横になったら、すぐに日焼けで肌がピリピリ。

午後は部屋に戻って、ベランダのソファーベッドで読書。

ユッタリとしたホテル・リゾートの時間が過ぎて行く。

当初は、オッサン一人旅でこんな高級リゾートホテルに泊まって「どうすんだッ!」と思っていたが、考えてみれば、一人だから何もしない時間が取れるのであって、カップルや家族連れの場合、何かとヤルことが多いのでしょうね!

星空の撮影など忘れて、夜もお酒でリゾート。

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小浜島へ移動

2017-04-16 | 八重山・西表島旅行記

2017年3月30日 八重山の旅四日目

8:15 三泊したホテルをチェックアウト。今日は、西表島から石垣島経由で小浜島に向かう。

8:30 レンタカーを返却して、大原港に送ってもらう。

8:50 予定を変更して「仲間川マングローブクルーズ」の第一便に乗船。

西表に何度も来ているのに、仲間川のクルーズは初めてだ。

昨夜、遅くまで南十字星を撮影したり、その後も泡盛を飲んだりと、午前3時過ぎまで夜更かししていたので、クルーズ船に乗船したとたん爆睡。

 

仲間川の上流で下船して、巨大な「サキシマスオウノキ」を眺め、復路の船内でもウトウト。

10:30 西表の大原港から石垣港に向け出港。

この便はいつもの高速船ではなく、船内も豪華な双胴船だったので、予定より時間がかかり、余裕だと思っていた小浜島行の乗り継ぎに大慌て。チケットを買うため桟橋を猛ダッシュして何とか間に合った。

 

                      ≪小浜港≫

11:55 小浜港に到着。

小浜島へは4年前にも来ているが、その時は2時間ほどレンタカーでドライブしただけで石垣島に戻ったので、今回は島に二泊する。

旅行代理店のオネエサンに、「絶対に素晴らしいから泊まりなさい!」と言われたので、そのお勧めの「はいむるぶし」に泊まることにした。

「はいむるぶし」は国内のホテル・リゾートとしては最も老舗の一つだが、オジサン一人旅が泊まるにはどうなのか不安。

チェックインまでは時間があるので、港の前でレンタカーを借りてドライブ。

12:20 小浜港を出発。

前回行けなかった「細崎(くばざき)海岸」を目指して軽快に走る。が、道を間違えて、別の展望台に行ってしまいかなりの時間ロス。

       ≪マンタの展望台≫

細崎の先端にある港で昼食をとり、付近を散策。巨大マンタが回遊するマンタウエイ(ヨナラ水道)を眺める場所に、マンタの展望台がある。

13:50 またもや道を間違えながら走って、第2の目的地、大岳(うふだけ)に到着。

レンタカーショップでもらった手書きの地図が分かりにくい上、南北が逆さま。

観光ドライブコースを最初からハズレテいるので、文句も言えないが・・・。

      ≪大岳(うふだけ)登山口≫

 13:50 標高99.8mの小浜島最高峰、大岳に登る。山頂展望台まで直登の階段で、途中からかなりしんどくなる。

大岳山頂の展望台からは、360°の大展望。

はるか彼方に、幻の島「浜島」が見える。今は大潮の干潮時なのでクッキリ見えている。ツアーの船も何艘か見える。

前回来た時は、水没していて見えなかった。

レンタカーショップのオネエチャンに、「明日は幻の島に行って、シュノーケリングしましょう!!」と誘われているので、現在オジサンは真剣に思案中。

  ≪右の山が大岳 左の低い方が西大岳≫

大岳登山の後は、地元の人に勧められた西大岳の展望台にも登った。

私には、全く同じ景色に見えたが・・・。

15:10 小浜港に戻る。港の駐車場にレンタカーを停めて、車のカギと地図だけショップに返して終了。満タンにする必要もない。

離島のレンタカーは返却が簡単な場合が多い。

北海道の利尻島では、ホテルのフロントにカギを預けて終了。

隠岐の島では、空港までオネエチャンが引き取りに来てくれた。

与那国島では空港の売店にカギを預け、波照間島では港の売店にカギを預けて終了。

キズのチェックなどないし、島が小さいと満タン返しするほど燃料も使わない。

15:45 ホテルの送迎バスで移動。チェックイン。

こんなデカい部屋、オジサン一人でどうしたらイイんでしょうか?

ベランダにもソファーベッドがありました。

今回は二泊朝食付きのコースだが、一回分の夕食バイキングがサービスで付き、部屋のクリーニングを断ると、一泊につき2,000円バックされる。

かくして、小浜島の最初の夜は生ビールとともに更けていった。 

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カンムリワシとヤエヤマボタルと南十字星

2017-04-15 | 八重山・西表島旅行記

2017年3月29日 八重山旅行三日目

三泊四日で借りているレンタカーは、初日にショップからホテルまで5分ほど乗っただけで、二日目は全く走らせていない。

三日目の今日は、計画したアクティビティがNGとなったので、西表島をドライブすることにした。

9:00 ホテルを出発。島の反対側の白浜港を目指す。

車を借りる時に、スタッフから「今は大学生が休みで島に大勢入っており、かなり無茶な運転をしているので気を付けるように・・・」と注意されたが、前後に車は見当たらず。

島で唯一の県道を、トコトコと走る。

さっそく電柱の上に止まっている「カンムリワシ」を発見。

今回の旅では最初の遭遇なので、一応、車を降りて撮影。

慣れないとわかりにくいが、電柱のテッペンにカンムリワシの成鳥が・・・。

                      ≪カンムリワシ≫

この後、白浜港までの道のりで、往路だけでも何と11羽に遭遇した。こんなことは、何度も西表島に来ていて初めて。

カンムリワシが飛んでいる写真を撮りたくて、2回ほど狙ったがなかなか動く気配がなく、いつまでも路上駐車しているわけにもいかないので断念。

11:15 途中、「月が浜」などに立ち寄ったりしながら、県道の最西端、白浜港に到着。船も人影も全くなし。

                       ≪白浜港≫

本来なら、ここから10:55発の連絡船で、道路もない秘境・舟浮集落まで行くつもりだったが、カンムリワシに関わりすぎて乗り遅れ。

しばらく港で休憩した後、島の東部に向けてUターン。

途中で、西表島で最も古い集落の一つ「星立集落」や悲惨な歴史の残る「宇多良炭鉱跡」などを撮影しながら、ノンビリとドライブ。

もう探さないようにしようと思いながらも、復路でもカンムリワシ8羽と遭遇。

その内2羽は、形の良い枝に止まっていたので、撮影しようかとも思ったが、どちらもカーブの途中なので近くに車を停められず通過。

たぶん同じ個体も複数回見ているのだとは思うが、こんなに頻繁に絶滅危惧種に遭遇するとは・・・?。

後で地元の人に聞いたら、今がカンムリワシの繁殖行動時期で、活発に動き回っているのだそうだ。

そういえば、こんなシーンもありました。

15:00 西表野生生物保護センターに立ち寄り、イリオモテヤマネコのはく製などを見学。(無料)

何度、西表島に来てもイリオモテヤマネコに遭遇したことはないが、今日は初めて「はく製」とご対面。意外とカワイイ。

16:00 県道の終点を通り過ぎ、車ではもうこれ以上は進めない「南風見田の浜(はいみだのはま)」に到着。

                      ≪南風見田の浜≫

全長数キロもある白砂のビーチに、誰もいません。

写真一枚だけ撮って、ホテルに戻る。

17:30 レストラン&バー「字南風見(あざはいみ)」で早めの食事。ホテルから歩いて5分。地元の人たちに勧められたお店だ。

まだ仕込み中だったが、「生ビールだけだったらもうイイよ!」ということなので、お邪魔した。

なかなかオシャレなテラス席もある。私と同じホテル・ラティーダ西表に泊まっている人も下見に現れて、「おおっ! イイじゃないですか」と嬉しそう。

「昨夜はホテルで食べたんですけど・・・」と言いながらいったんホテルに戻り、7,8人の大家族を引き連れて戻ってきた。

 

地元の料理が、メチャクチャ安くて美味しい。

西表島は「磯のかおり」が全くしないので、涼しくなった海風が気持ち良い。

お酒の種類もいろいろありそうなので、「今日はここで徹底的に・・・」と行きたかったが、この後、19:00から「ヤエヤマヒメボタルの撮影」に行かなければならない。

私は1時間ほどで切り上げたが、翌朝、大家族の人に聞いたら、私が出た後、ホテルの泊まり客と地元の人々で、店は満席になったらしい。

              ≪レストラン&バー 字南風見(あざはいみ)≫

19:00 今日で三日目の「ヤエヤマヒメボタルの撮影」に出かける。

                    ≪ヤエヤマヒメボタル≫

三日間の「ヤエヤマヒメボタルの撮影」の様子は、こちらから。

21:15 ホテルに戻り、荷物の整理。明日は、小浜島に移動する。

荷物を無理やりキャリーバッグに詰め込んで、買い込んでおいた「オリオンビール」と泡盛「請福」のワンカップで一人酒盛り。

24:00 そろそろ寝ようかと思いながらベランダに出てみると、さっきまで曇りがちだった夜空が、満天の星空になっていた。

いったん詰め込んだキャリーバッグをひっくり返して、三脚などを取り出し南十字星の撮影をすることに・・・。

西表島に渡る際に、石垣港の離島ターミナルで買った「石垣島版 星座早見表」を取り出したものの、ヘベレケに酔っぱらってしまったので使い方を忘れてしまった。

今までの経験では、この辺りでは「南十字星」は水平線のやや上を弧を描いて移動し、波照間島の脇に沈んでゆく。

右側の植栽の背後(上の写真)に波照間島の灯りが見えるので、この二本の植栽の間を右下に沈んでゆくハズと計算して三脚を据える。水平線は屋根の少し上。

ホテルの灯が強すぎてかなりヤバイが、ベロベロに酔っぱらっているので、真っ暗闇の場所までカメラ担いで移動するのは無理。

酒の匂いをプンプンさせているので、相当アチコチ虫に刺されたが構わずにカメラを構える。

                  ≪楕円形の中に南十字星があるハズ≫

午前1時ごろ、苦労の甲斐あり「南十字星を捉えたっ・・・・・・!!」と思ったのだが、南十字座は星が4個のハズだが、3個しか映っていない。

星空ガイドのCoral-foundation宮沢さんの話だと、3月、4月は湿気が多くて水平線近くはガスって星が見えにくいのだと言う。それに今は大潮なのでなおさらだろう。

ザンネン! 南十字星の3/4しか撮れませんでした。

まだ冷蔵庫に残っていた泡盛を出して、午前3時ころまで飲む。

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ユツン三段の滝を登る

2017-04-11 | 八重山・西表島旅行記

2017年3月28日 八重山の旅二日目

天気快晴。今日は、西表島にある沢山の滝の中でも、特に絶景と言われる「ユツン(ユチン)三段の滝」に登る。

ガイドは、西表島ジャングルトレッキング・ツアー「ゆくる」の桑原絵さん。お世話になるのは、今回で5回目。

「ユツン三段の滝」にはずいぶん前に一度行っているが、その時は渇水でほとんど水が流れていなかったので、今回はリベンジ。

8:30 ホテルに迎えに来てもらい、出発。参加者は私一人で貸切状態。

9:20 車を県道わきの空き地に止めて、トレッキング開始。

アダンの林の中を進む。客は私一人しかいないのに、桑原さんのリュックはかなり重そう。

                       ≪モダマ≫

 

              ≪巨大なゼンマイのようなヒカゲヘゴ≫

これでも新芽だそうで、古代生物の生き残りらしい。

9:53 ユツン川の渓流に入る。大きな石がゴロゴロで歩きにくいが、苔むす清流が美しい。

 

所々でヤエヤマセイシカ(聖紫花:ツツジの一種)が見ごろ。

 

10:40 巨大岩盤の上を、慎重に歩く。

 

いつのころに出来たのか、巨大ポットホールがいたるところに開いている。慎重にコースを選ぶ。

11:10 ユツン三段の滝に到着。水量は前回よりは多い。多すぎると危険で沢を歩けなくなるので、この位が適量か。

滝の下では休まずに、滝上を目指す。急登になり、しばしばロープを頼りに登る。

オジサンは必死にガイドの後を追う。

11:18 右手に景色が開けてきた。ずいぶん上がってきたようだ。

11:30 ユツン三段の滝上に到着。本日一番乗り。

この後、私と同じくらいの年配の男性一名と、外人夫婦がそれぞれガイドに案内されて到着。

滝上は狭いので、私たちは岩場を一段下がってノンビリ休憩。

落ちそうで落ちない巨岩がチョット怖いが・・・。

青い空と海、広大なジャングル、落差のある滝という絶景を独り占めして堪能。

この季節は、吹き抜ける風も涼しくて、本当に癒されます。

11:45 私が写真を撮っている間に、ガイドの桑原さんが昼食の準備。崖っぷちでのスリルのあるアウトドア・クッキング。

毎回いただいている桑原さん手作りの八重山ソバは絶品。

以前に、別のツアーコースで一緒になった若いカップルは、「これが食べたくて申し込んだ」と言っていた。

美味しいコーヒーをいただきながら、食後もマッタリ。

12:30 滝上を出発。下山開始。写真を撮りながら、ノンビリ滝下に向かう。

急坂を慎重に下りる。

12:45 滝下に到着。

あの滝の最上段で「八重山ソバ」を食べたと思うと、感動。

私が今回持参したキャノンのコンパクトカメラG1Xは、NDが内蔵されているのでスローシャッターで滝を撮影。山に登る時は、このカメラは小さくて最適。一眼レフカメラは宿に置いてきた。

天気が良すぎて絞り切れず、やや飛び気味(2つ上の写真)。

西表島ではたくさんの滝を撮ってきたが、スローシャッターは初めて。

私の住む東北地方では、滝の撮影はスローシャッターが常識だが、南の島の滝はソフトに撮るよりは、高速シャッターの方がダイナミックで雰囲気が出そうだ。

完璧な快晴のもと、青い空と海、緑の広大なジャングルの絶景。マイナスイオンに満ちた壮大な滝。可憐に咲き誇るセイシカの花などの植物。滝上で食べる美味しい八重山ソバ。変化に富んだジャングル・トレッキング・・・。

西表島の魅力が凝縮された素晴らしいトレッキングコースを、汗もかかずに堪能してきました。

西表島ジャングルトレッキング・ツアー「ゆくる」 の桑原さんに感謝!!

15:00 無事下山。

夕食後は、今夜もヤエヤマヒメボタルの撮影に挑戦。

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