2016年11月23日 奈良・京都の旅最終日
今日は奈良・京都の紅葉を巡る旅の最終日。
本来の計画では、西山を歩く予定にしていたが、昨日断念した「醍醐と小野歩き」をすることに変更。夕方の新幹線チケットをすでに購入しているので、可能な範囲で歩くつもり。
9:07 「醍醐寺」総門前に到着。今日は祝日なので大混雑を予想していたが、開門直後は参拝客もまばら。
総門をくぐって三宝院前でチケット購入。上醍醐へは、下醍醐の境内を通って行く方法と、下醍醐を迂回して登山口に行く方法がある。
今回は、最初に下醍醐の金堂に行って、ご本尊に登山の無事をお願いしてから登ることにした。
下醍醐寺の境内を奥へ奥へと進む。
9:15 仁王門を通過。
仁王門を潜ると、もみじのトンネルが青々としていてチョットびっくり。
9:20 金堂に参拝。御本尊「薬師三尊」に旅の無事を祈った後、国宝「五重塔」に立ち寄る。
≪弁天池≫
9:30 弁天池に到着。大勢の人がカメラを向けていたが、弁天堂周辺の紅葉はすでに落葉。
9:45 下醍醐寺境内の最奥部「女人堂」に到着。ここが、上醍醐への登山口になる。
総門から15分ほどで来るつもりだったが、お参りやら写真撮影などで40分もかかってしまった。
9:50 女人堂前の登山道入口を出発。
10:00 「五丁」の道標を通過。(山頂で二十丁)
同時に登山を開始した二人の若い女性は、ガンガン飛ばして登って行く。
どんどん引き離されて、オジサンはチョット自尊心に傷が・・・。
10:11 不動の滝
不動滝の前で、前の女性二人は休憩。オジサンは、休まず進む。
結局、この後二度と二人を見かけることはなかった。最初にトバシ過ぎたか・・・?
10:21
10:31
10:37 紅葉に包まれた、下醍醐の寺務所が見えてきた。
10:38 国宝 清龍宮拝殿
10:39 醍醐水に到着。「醍醐味」の語源となった醍醐水。
「醍醐味」を十分に味わい、左手の石段をさらに進む。
10:49 「国宝 薬師堂」に到着。眺めがすばらしく、ここで弁当を広げている女性ハイカーのグループもいた。
10:56 五大堂
≪重要文化財 如意輪堂≫
11:00 山頂(標高450m)に到着。如意輪堂、開山堂がある。
≪重要文化財 開山堂≫
醍醐山頂からの眺めは絶景だった。たどり着いた人たちは、みんな「ウワーッ」と歓声を上げる。
右側に山科、その奥が京都市街地らしい。
左手には、彼方に大阪の市街地が見える。
ベンチに腰掛け、大阪「あべのハルカス」を眺めながらオニギリを喰う。至福の時。
11:40 下山開始。
登りでは使わなかった登山用ストックを出して、慎重に下山。
12:32 女人堂に無事帰着。
登りも下りも全く休憩を取らずにユックリ歩いたので、意外と疲労感のないミニ登山でした。
≪特別名勝 三宝院庭園≫
13:00 無事上醍醐から下山した後は、迂回路を通って仁王門まで戻り、三宝院のお庭や書院を見学。
さらに、霊宝館や仏像館を巡り、醍醐寺の文化や寺宝にドップリと浸かった。
14:00 紅葉の美しさに誘われ、境内の一角のお休み処に入る。
本日二度目の昼食。ゆばうどん。
結局、「お休み処」の紅葉が一番美しかった。
14:30 醍醐寺を出発。
計画ではこの後、小野の隋心院、勧修寺と回る予定だったが、二度目の昼食で全く歩く気力がなくなり、これにて今回の紅葉巡りは終了とする。
上醍醐登山のコースタイム【女人堂→山頂→女人堂】
女人堂登山口-(21)→不動の滝-(20)→寺務所-(2)→醍醐水-(7)→薬師堂-(10)→山頂-(52)→女人堂
歩いた時間:登り60分、下り52分 計1時間52分
所要時間:2時間42分
※すべてのお堂でお参りと写真撮影をしています。
京都駅の新幹線ホームで一番前に並んでいたら、目の前に「ドクター・イエロー」が止まった。
見ると幸せになれる「黄色い新幹線」。何か良いことがありそうだ。
4日間も神社仏閣巡りをしてきたので、思わずドクター・イエローに手を合わせそうになった。